Surferなら絶対見るべきおすすめサーフィンDVDランキングベスト10
サーファーなら一度や二度サーフィンのDVDを見たことがあると思います。
サーフDVDは物凄い数あります。年間凄い数がリリースされています。
一体どれがいいのやら。悩みますね。
僕はホント色々なサーフDVD見てきました。車の中とか民宿とかとにかく見まくりました。
見るたびにサーフィンしたくなって仕方なくなっちゃってました。たぶんサーファーなら頷くと思います。
サーフィンDVD見てたら、なんだか海行きたくなって仕方なくなりますよね。皆さんも同じだと思うんです。
今回は僕がかなりの数見てきたサーフDVDの中でも選りすぐりの面白かった作品を紹介したいと思います。
サーファーなら絶対見るべきSurfDVDランキングベスト10!
これを観たら海に行ってサーフィンしたくなること間違いなしのおすすめのサーフDVDを順に紹介していきます!
10位 VIP重要人物 シリーズ
作品概要
やっぱり日本の波は小さいですよね。
びっくりするような大きい波の時も勿論ありますが、全体としてはやはり小波が多いです。
海に行って波が小さいと、こんな波じゃ遊べないと思ってしまいます。
でも、プロサーファーはどんなに小さい波でも、クソ波でも乗りこなします。
ヒザ波だろうが、風でぐちゃぐちゃだろうがプロは岸まで乗りつくんです。
パワーゾーンにいつもいるんです。極悪波だろうが、極小波だろうが、ベストポジションで波を刻んでるんです。
そういったコンディションが悪い状態でもここまでサーフィン出来るんだぞという事をこのDVDは教えてくれます。
湘南、千葉、日本全国の小波を相手に日本のプロサーファーが波を刻みまくります。
ほんとビックリするような小さい波でガンガン走り抜けます。
一度チェックしてみてください。パイプとかジェイベイの波を見るよりも遥かに勉強になります。
9位 ドライブスルーオーストラリア
作品概要
サーフトリップを映像化した最高傑作。
ドライブスルーシリーズというのがアメリカでシリーズ化されていて、サーフDVDとして作られています。
日本も舞台になったことがあり、ドライブスルージャパンという作品で東北のポイントで世界のトッププロサーファーがサーフィンしている姿を見る事が出来ました。
この作品では日本のトイレに海外のプロサーファーが驚いていたのが面白かった。日本では当たり前ですが、日本のトイレってホント凄いですよね!海外に出るとこういうカルチャーショックってありますよね。
ただ良い波だけじゃないのがサーフトリップの面白い所です。
この作品『ドライブスルーオーストラリア』はドライブスルーシリーズ最高傑作です。今はなきアンディアイアンもこのトリップに参加しています。世界のトッププロが海に入るのをダルそうにしてたり、普段見る事が出来ない姿も見る事ができます。プライベートな側面が見れて面白いです。ただサーフィンの映像を流すだけじゃないんです。こういうのってファンからすると相当有り難いです。
もし、オーストラリアにサーフトリップに行く際はマストチェックです。というか、オーストリアはサーファーだったら絶対一度は訪れた方がいいです。
ほんといいサーフポイントいっぱいあります。東海岸のGC,バーレー、ヌーサ、バイロン、メルボルンホント最高ですよ。
いつの日かオーストラリアに移住したい。一度オーストラリア訪れたらそう思うに違いないですオーストラリアではサーフィンが国技ですし、サーファーの最高の環境がオーストラリアにはあります。
8位 Dancing on the what
作品概要
今はなき湘南のレジェンドサーファー佐久間洋之助プロが手掛けたサーフィン映像作品。
このDVDは車の中で何度も何度も見ました。先輩が持っていたのですが、何度も見せてもらいましたね。
メキシコのビッグウェーブあり、ムネカタサイズの波ありで色々あります。
とにかく佐久間洋之助プロがカッコいいです。純粋にサーフィンが好きなんだなっていうのが映像を見て分かります。
佐久間洋之助プロが亡くなった時湘南の多くのサーファーが黙とうしたと先輩が言ってました。この作品ではほんと無邪気な笑顔、楽しんでいるサーフィンの姿を見る事が出来ます。サーフィンってホントいいものですよね。無邪気に何も考えずに遊んでいた子供の頃に戻れますし、大自然を感じる事が出来ます。
時に自然は恐ろしいものですが、やっぱりサーフィンって最高なんだとこのDVDを見ていると強く感じさせてくれます。
7位 INNERSECTION
作品概要
サーフィン映像監督鬼才のテイラースティール作品。
鬼才テイラースティールのサーフィン映像作品。
この作品は世界中のトップ、アマチュアサーファーと映像監督から取り寄せたサーフィン動画をテイラースティールが編集した形で実現した作品です。
数多くのサーファーの映像を1つの映像作品として見る事が出来ます。
大体サーフィンDVDって一つのDVDで同じような見せ方、撮り方、音楽を使っているんですが、これは一つ一つのライダーのシーンが異なっています。
僕は個人的にジェイミーオブライアンとガルットのフューチャーが好きで、これはマストチェックです。
6位 Flying Sea monkey
作品概要
森哲太プロをフューチャリングした作品。
奄美大島出身の森哲多プロのフューチャーDVDです。
森哲太プロはエアーとリッピングが特徴的です。他の日本人プロサーファーとは一味違います。外人っぽいんです。
特にエアーがマジですごい。僕は実際に辻堂の第一ポイントで見かけた事があります。
その日は風波で腰くらいの酷い波の状態だったんですが、物凄いエアーかましてました。
派手なウエットスーツを着ているところから最初から目立ってはいたんですが、とにかくサーフィンがすさまじかった。
浜辺から見ても、多くのサーファーがいる海の中から見ても、突出して上手いサーファーが入っているなというのが分かりました。
辻堂近辺でよく見かけました。いつみてもエアーがやばかった。
このDVDでも森哲太プロのエアーを奄美、バリ等のポイントを舞台にして見る事が出来ます。
使われていた音楽も良かったです。めちゃくちゃカッコ良かった。S.C Crewというジャパニーズヒップホップのグループの曲を使っているのですが、非常にサーフィンとマッチしていました。
ちょっとアウトローな感じの音楽ですが、森哲太プロの雰囲気ともマッチしていて絶妙な感じです。
5位 最高シリーズ
作品概要
湘南の映像会社インピアンクが製作した最高シリーズ。
バリ最高、湘南最高、カリフォルニア最高など各ポイントでの最高な波を纏めた作品です。
特にインドネシアバリ島を舞台にしたバリ最高シリーズが有名ですね。
最高シリーズも全部見てきてます。一番いいのはやっぱり『バリ最高ドゥア』かな。
ティガ(3)も面白いですが、ドゥア(2)は湘南の風の曲とサーフィンの映像が非常にマッチしてました。
湘南最高も良かったですね。岸田健作とか芸能人もナビゲーターとして出てました。
波だけじゃなく、最高な遊びも紹介していて面白い。バリでの裸でサーフィンとかも面白かった。僕も茨城で真似しました。気持ちいいですね。
とにかく湘南の風の音楽とサーフィンの映像が絶妙にマッチしてます。
今でも湘南の風を聞くと最高シリーズを思い浮かべてしまいます。
残念ながら、今はこの最高シリーズもう作られていません。
また最高シリーズ作って欲しいですね。タイ最高とか作ってくれないかな。
4位 チョコレートサーフ
作品概要
真木蔵人監修のサーフDVDはもう全部面白いです。
真木蔵人はショートボードからロングボード時にはニーボードサーフィンまでとにかく幅広く板を使い分けてサーフィンします。
サーフィンをやっていると、ショートボーダーとロングボーダーどっちがいい?っていう議論をよく聞く事があります。
僕も先輩からロングボードは逃げだみたいなこと言われてました。若いんだったらショートやれみたいな事言ってたんですが、正直どっちにも特有の面白さがあって何とも言えないんです。
そんな良く交わされる議論がある中、真木蔵人は波によってショート乗ったり、ロング乗ったりして楽しんでます。
なんとなくこれが、一番理想的なサーフスタイルなんじゃないかなと僕は思うんです。
ショートとかロングとか言ってる前に楽しむのが先なんです。
真木蔵人のDVD作品もビデオの時のものも全て観てきました。ショート、ロング、ニーボード、スケートボード、スノーボード全部DVDに収めています。
共通して言えることはサーフィンをめちゃくちゃ楽しんでる姿を見る事が出来ます。ほんと楽しそうなんです。
波乗りの腕はプロ並みに上手いですし、プロ以上にサーフィンを楽しんでるような姿をDVDで見る事が出来ます。ほんとめちゃくちゃ上手いですよ。芸能人じゃ断トツですね。
DVDで流れてくる音も鬼カッコいいです。渋めのレゲエ・ヒップホップをチョイスしてます。
真木蔵人のDVDから僕もレゲエが好きになって行きました。サーフィンとレゲエってめちゃくちゃ合いますね。海でしょっちゅう聞いてました。
真木蔵人監修のはビデオ時代から含めるとかなりの数があり全部面白いんですが、特に面白いのが『チョコレートサーフ』、『ホワイトチョコレートサーフ』、『Claude Clauzo show』がおすすめです。
ニュージーランドトリップの『波乗り茶漬け』で酒井法子の元旦那高相祐一も出てくるのもありましたね。今村大介プロとのヨーロッパトリップ『BigWave Magazine Vol1』も面白かった。アムステルダムに行くとことかサーフィン以外の旅行的な部分も映し出されてて面白いです。
サーファーならClaude MakiのDVDはマストチェックです。他のDVDと比べてもセンスが違います。とにかくカッコいい。
3位 海から見たニッポン
作品概要
俳優坂口憲二が日本をサーフトリップした旅を映像化した作品。
この作品で種子島でチューブにも入ってましたね。大磯に良くサーフィンしに来てるのを見かけました。坂口憲二もサーフィン大好きなんだと思います。
海外だけじゃなく、日本にも凄いイイポイントいっぱいあるんです。この作品見て思いました。
他のサーフDVDと違ってめちゃくちゃ上手なプロサーファーがサーフィンする映像ではないですが、一般サーファーに近い視点でサーフトリップを見る事が出来ます。
映像も他のサーフDVDと格が違って映画のような感じです。日本の美しい風景と素晴らしい波を見る事が出来ます。
まだ僕も全ての日本のサーフポイントに行けてません。日本全国色々行きましたが、まだまだ日本にもポイントがあるんだなと教えてくれます。
坂口憲二は『この夏は忘れない』からこの『海から見た日本』、『アジア万感』、『アンディアイアンとのチョープーでのサーフィン』全て観ましたが、この作品が一番面白いです。
海外に住んでいると日本の良い所が見えてきてしまうものなのです。日本にいるだけでは見えてこない日本特有の素晴らしさが一杯あるんですね。
坂口憲二自体も『あの夏は忘れない』で全世界を旅した後に日本を旅したい。もっと日本を知りたいと思ったんだと思います。
日本の素晴らしさを実感できる作品です。
2位 Exit
作品概要
茨城のサーフ映像監督Paruoの作品。
茨城、千葉のサーフポイントをメインにこのイグジットは3部作あります。『Exit』、『Exit ColdWater』、『Exit Final』。
全て観てきましたが、一番初めに出された『Exit』が僕はめちゃくちゃに好きです。
このDVDでバックグランドミュージックとしてEllegardenの曲がふんだんに使われてました。もう凄い絶妙にサーフィンとエルレの音楽がマッチしてましたね。
このDVDからEllegarden、細美武士を知ってもうずっと聞き続けています。
とにかく、音楽のチョイスが最高なんです。
音楽だけでなく、映像も素晴らしかった。茨城と千葉の僕が良く行っていた日立、夷隅などのポイントでのサーフィン。
小野嘉男プロ、飛田剛プロの茨城を代表するサーファーのシークレットのライディングはほんと圧巻です。
冬の北茨城ってマジでヤバいですよね。波がホント凄い。夏はトップサンテとか南がいいんですが、茨城は冬に本領を発揮します。冬の茨城の最高に良い波も見る事が出来ます。
もし、見たことなければチェック是非!エルレガーデンの曲と茨城サーフィンめちゃくちゃ最高です。
1位 Who is J.O.B?
作品概要
この作品はマジでヤバいです。次元が違うヤバさです。
JOBことジェイミーオブライアンがメインで出てくるサーフDVDなんですが、ほんとに凄い。
このJamie obrienというサーファーは凄いサーファーなんです。
世界で30数人しか参加出来ないWCTというサーフィンのワールドツアーがあります。
アメリカ、ハワイ、オーストラリア、南アフリカ、フランス、ブラジル、世界中のトップサーファーがサーファーとしての頂点を競うサーフィントーナメントツアーです。
このツアーに参加できるのは30数人で、参加する為にはその傘下のWQSという世界中のサーフポイントで開催されるツアーを回り結果を残さないと出場できません。
世界には数千万人はサーファーいると思います。その中の30人しか参加する事が出来ない本当に選ばれたとびきり上手いサーファーのみが参加することが出来るものです。
このジェイミーオブライアンはこういった大会には出ないフリーサーファーです。大会でお互いが競う合う事を嫌っているんですね。こういうサーファーって結構います。たぶんほとんどのサーファーがコンペには出ないんです。
しかし、実力としてはこのジェイミーオブライアンは世界トップの30人に入れるレベルを持っています。しかし、出ないんです。大会が嫌いなんです。波の悪いところでサーフィンしたくないんです。
時にコンペは波が悪くても開催せざるを得なくなります。そんなところでサーフィンしたくないんですね。楽しくないですから。
そんな大会嫌いのジェイミーが彼の地元ハワイパイプラインで開かれたWCTにワイルドカードとして2004年に出場した事がありました。
そして、WCT選手全員倒して優勝したんです。もう、WCTって何なの?って思いますよね。
Wildcard Jamie O’Brien Wins PIPE MASTERS
彼が言う大会には出ない、フリーサーフィンが最高というのはとても説得力があります。
ジェイミーはフリーサーフィンを主とするサーファーですが、サーフDVDも作っています。
この『Who is J.O.B』もジェイミーが作製した2作品目のサーフDVDです。
このDVDはまずWCTのルールブックを燃やす所から始まります。もうこの時点で衝撃です。
サーフィンの大会のルールなんてクソくらえってことなんです。超カッコいいですよね。2004年のパイプでWCT選手全員倒したジェイミーがやるからこそ意味があります。
Jamie obrienの作品は1作品目の『Freak Show』から『Who is J.O.B 5.0』まで全て観てきています。
どれも凄いですが、とにかく2作品目の『Who is J.O.B』がやばいです。
Youtubeに2分ちょいのこの作品のPVもあります。ちょっとこれだけでも一度チェックして見てみてください。
2分見ただけでこの作品が如何に凄い作品か分かると思います。鳥肌モノです。
この作品でジェイミーは日本の仙台新港ポイントでもサーフィンしていて、映像に収めています。
ジェイミーが乗ると仙台新港もめちゃくちゃいい波に見えます。確かに良い波なんですが、やっぱり彼が乗るとちょっと違う風に見えるんです。
僕が思うにジェイミーオブライアンはサーファーというより、エンターテイナーです。
2009年時点で既にドローンでのサーフィン空撮を取り入れていました。今の時代ではドローンはとても有名ですがその当時はここまで有名ではありませんでした。Go Proなどもよく使ってます。
パイプでスイッチサーフィンする姿や360エアーをする姿は常人には真似出来ませんが、エンターテインメントとして非常に楽しめます。
サーフィンってこんなこともできるんだって思わせてくれます。常識にとらわれないサーフスタイルです。
如何にサーフィンの幅を広げていくか、もっとこんな面白いこともあるんだぞってジェイミーは全世界のサーファーにDVDを通して伝えているんです。
WCTが全てじゃないんだ。サーフィンはコンペが全てじゃないんだ。そんなこと言いたいんだと思います。
コンペのルールブックを燃やしている冒頭のシーンはなんとなくこういった所の表れだと思うんです。
常に新しい事に挑戦するジェイミーオブライアンはサーフィン界におけるエンターテインメナーであり、イノヴェーターだと思います。
サーファーならば、Jamie obrienがでる『Who is J.O.B』は絶対に見ておくべきサーフDVDです。
最後に
如何だったでしょうか?
サーフDVDは凄い数ありますが、この作品だけは絶対観ておくべきという10作品をピックアップしました。
サーフィンあるあるだと思うんですが、DVD見てるとホントサーフィンしたくなってきますよね。
僕自身もDVDに映るサーファーと同じ動きが出来るんじゃないかって思って、サーフDVD見た後はいつも海に行きたくなってました。
みなさんも面白いお気に入りのサーフDVDを見て、イメトレしてサーフィンしに海にいきましょう!