日本人サーファー金メダル期待!2020年東京オリンピックサーフィン競技場が志田下に決定!
本日2016年12月8日にサーファーに大きなニュースが舞い込んできた。
2020年の東京オリンピックサーフィン競技の競技場所が決定したというニュースだ。
今まで茨城、千葉、伊豆、伊豆大島、湘南等々数多くの関東エリアのサーフポイントが候補に上がっていた。
僕自信、どのポイントで初のオリンピックが行われるのか非常に気になっていた。
それが、本日決まったのだ。
2020年にオリンピックのサーフィン競技が開かれる場所。
それが、千葉の釣ヶ崎海岸だ。
みなさんはこの海岸をご存知だろうか?
この釣ヶ崎海岸と聞いて、サーファーでもピンと来なかった人は多いかもしれない。
このポイントこそ、日本のトップレベルのサーファーが集まる波乗り道場、志田下ポイントなんです。
日本人サーファーにとって最高とも言える環境の志田下でオリンピックが行われるんですよ。
オリンピックサーフィン競技場が釣ヶ崎海岸(志田下)に決定。
この志田下というポイントですが、サーフィンをやらない人には志田下と言われてもピンと来ないかもしれないですが、日本のトッププロサーファーが集う波乗り道場の志田下なんです。
志田下でオリンピックをやると決まったのを聞いたときは、本当最高な場所だなと率直に感じました。
なぜなら、このポイントはショートボーダーの聖地のような場所です。
迂闊に初心者・中級者サーファーが入ることが出来ないポイントです。
中級者レベルのサーファーが行っても、上手い人ばかりであまり良い波に乗れないんですね。
ローカルも厳しく、ルールを守れないサーファーは即撤退させられる厳しい場所でもあります。
僕も千葉に足繁く通う千葉サーファーであったわけなんですが、志田下でサーフィンしたのは正直、十数回回しかありません。数える程しか入ったことがないんです。
このポイントは日本でもトップレベルのサーファーが集うポイントなんです。
見学するだけでも、勉強になると言われる位、トップレベルのサーファーがこの場所で修行をし、多くのプロサーファーを輩出した由緒あるポイントなんです。
田中樹プロ、田嶋鉄平プロ、加藤嵐プロなどのトップ日本人サーファーもこの志田下がホームポイントです。日本を代表する多くのトッププロサーファーを輩出しているハイレベルな場所なんです。
湘南で言えば、茅ヶ崎パークのようなポイントですね。
志田下近辺は本当波が良いです。
このポイントはコンスタントに波があり、砂が決まるとボトムはサンドの波なのに、かなり良い波になるんです。
僕自身は志田下と東浪見の間のシダトラ志田下と太東の間のポイントのチョイ下とか、志田下からちょっとずらしてサーフィンしてました。
やっぱり波が良いですから、少しポイントをズラすだけでも良い波に乗れるんです。
とにかく、志田下はショートボーダーにとって聖地のような場所であり、非常に有名なポイントなのです。
志田下でオリンピックをやるという事、これが意味するもの
志田下でオリンピックを行うというニュースを聞いて、まず率直に僕が思ったことがあります。。
志田下でオリンピックをやるということ。
これが意味するものは、日本人サーファーがメダルを取る可能性が高くなったという事です。
サーフィンというスポーツは、サーフィンする場所によって大きくそのサーファーが出せるパフォーマンスが変わってくるスポーツでもあります。
他のスポーツにもアウェイやホーム、気候や温度などによってパフォーマンスが変わってきたりもしますが、サーフィンの場合は行われる競技場所によって、他のスポーツよりも大きく異なるパフォーマンス優劣が付きやすいスポーツなんですね。
この志田下ポイントは、良い意味で日本人サーファーに適したポイントなんです。
大波になることは少なく、なったとしてもクローズになりサーフィンができなくなります。
ハワイのパイプラインやタヒチのチョープーのようなビッグウェイブにはならないんですね。
志田下が一番良いのは大体肩から頭程度の波です。
ミドルウェーブが一番良いポイントなんですよ。
このポイントの波質は世界のサーフポイントと比べると、正直良くはありません。
サーファーでなければ、良い波だと判別付かないような波でしょう。
テレビのサーフィン映像などで使われる、いわゆる誰が見ても綺麗な波が発生するポイントという訳ではないんですね。
非常に綺麗な三角形の波が割れるということはなく、クセがある波なんです。
しかし、この環境は、日本人サーファーにとってかなり有利となります。
千葉には志田下以外にも有名なポイントがあります。
ビッグウェイブ、チューブライディング可能なポイントとして、部原やマリブというポイントが存在しています。
正直、これらのビッグウェイブポイントでオリンピックが開かれた場合、日本人がメダルを取るのは難しくなるでしょう。
これは、2004年に行われたWCT部原プロを見てもらうと、わかりやすいと思います。
ワイルドカードで出場した日本人とWCTのライディングは歴然でした。
僕は生でこのWCT部原プロを見に行ったわけではないのですが、DVDでチェックする限りまだまだ世界との差は広いと感じたのが実感です。
レールの入れ方、リッピング後からの次の動作、スプレーの大きさ、多くの部分でWCT選手と日本人選手の間には歴然な差がありました。
しかし、志田下でオリンピックが開かれるならば、この差は埋まるはずです。
実際翌年2005年に日本で行われたWCTは当初今回のオリンピックと同様の志田下で行われていました。
この時に、日本のトッププロサーファーがケリースレーターなどの世界最高峰のレベルと互角に戦ったという実績もあります。
林健太プロがケリーと同じヒートでかなりの善戦をしたんです。
志田下はかなり特徴のある波で、ボトムがサンドのため、その時の地形の状態で波質は大きく異なってきます。
常に同じポイントで割れるポイントブレイクではなく、ビーチブレイクなんです。
パイプラインやチョープーなどでは、まだまだ日本人がWCT選手よりも高スコアをメイクするのは難しいのですが、
志田下ならば、高スコアも期待できる。互角にWCT選手たちと戦うことが可能だと思うのです。
この志田下を熟知している日本人トップサーファーであれば、世界のトップレベルのサーファー達と互角に戦えるはずなんですよ!!
常にここでサーフィンしている日本人トッププロは地形や波の癖などもわかっているので、かなり有利になったといえるんですね。
なので、志田下でオリンピックを開催すると決まった時、日本人がメダル獲る確率が高くなったと感じたのです。
日本人サーファーにとって非常にうれしい場所でオリンピックを開催することになったなと本当うれしい気持ちになりました。
一応念のために補足しておくと、2020年オリンピックが開かれる夏の時期、もし台風が千葉沿岸にヒットするようなことになれば、マリブや部原などのビッグウェーブポイントに変更される可能性もあります。
大会期間中波がでかくなった場合、クローズする可能性もあるので、その場合は他のポイントに移動する可能性も高いんです。
実際にサーフィンの大会では波が良い近くのポイントに移動して大会が開催されるのが通例です。
もし波がデカくなった場合、2004年のWCT同様部原からマリブに移動して大会決勝が行われたように他のポイントに移って大会が行われる可能性は高いです。
そうなった場合、日本人サーファーには分が悪いかもしれません。
しかし、志田下でメイン大会が行われた場合、日本人サーファーがスコアをメイクする可能性が非常に高いことには変わりありません。
世界のトップレベルのサーファーと日本人サーファーが互角に戦う、しかもその舞台がサーフィン初の競技となるオリンピックでですよ。
日本人サーファーがジョンジョンと志田で決勝を戦うなんて姿を見てみたいですよね。
これ、本当胸アツですよね。
僕は志田下にオリンピックが決まって本当に良かったと思うんです。
2020年東京オリンピックのサーフィン競技を観戦しよう!
僕は志田下でオリンピックが開かれると聞いて、4年後の2020年は絶対にサーフィン競技を絶対に生で見たいと感じました。
多分多くのサーファーが同じように思ったに違いありません。
オリンピックが開かれる志田下の住所は、〒299-4303 千葉県長生郡一宮町東浪見です。
東京から150kmもしない距離でアクセスが非常にしやすいです。
日帰りで見に行くことも全然可能な距離です。
もし、オリンピック候補地の一つであった伊豆大島などでオリンピックが開かれていた場合、ボートや船に乗っていかなければいけません。日帰りではまず難しかったでしょう。
しかし、千葉の志田下であれば、日帰りでも可能です。車中泊でも問題ないでしょう。
志田下で決まったということは、オリンピックを観戦する人たちにとっても非常に喜ばしいことなんですね。
見にいくのが非常に簡単なんです。
ただし、注意点もあります。
オリンピックが行われる志田下ですが、海の目の前に駐車場があります。
浜辺に鳥居がある雰囲気があるちょっと変わった駐車場です。
おそらく、オリンピック開催期間はこの駐車場に止めることはまず難しくなるでしょう。
隣のポイントの太東や東浪見、おそらく一宮、大原あたりの志田下周辺一帯は、非常に混雑することが予想されます。
一宮周辺の民宿やホテルなどを予約して、歩きもしくはタクシーで観戦に行ったほうが良いと思います。
前述したように、その日の波によって競技を行う場所も変更する可能性が高いため、その場合、道路が渋滞、また別会場への駐車が難しくなると思われます。
2020年東京オリンピックのサーフィン競技を見に行くなら、民宿・ホテルを取って見に行くか、少し遠目の場所に車を止めてタクシーで向かうのがベストでしょう。
2020年東京オリンピックのサーフィン競技観戦はサーファーなら絶対いくべき!
僕は個人的には2020年のオリンピック観戦は絶対いくべきだと思います。
なぜなら、世界のトッププロサーファーのライディングをすぐ近くで見ることが出来るからです。
2005年まではWCTという世界のトップ32のサーファーが出場できる世界大会が日本でも行われていました。
しかし、今現在は行われていません。
このオリンピックは世界のサーファーのライディングを目の前で見る絶好の機会なんです。
もしかしたら、もう次はないかもという位のビッグチャンスなんです。
たぶん、オーストラリア代表はジュリアン・ウィルソンが濃厚でしょうね。
ヌーサヘッズ出身のトッププロのライディングが日本の波でどのようなライディングを見せるのか見ものですよ。
南アフリカはジョディー・スミスが濃厚でしょう。
大きなラインを描く、リッピング・スプレーが強烈なジョディスミスが日本の波でどのようにして波を刻んでいくかも見ものです。
ブラジルはアドリアーノ・デ・ソーザでしょう。
もしかすると、ブラジリアンサーファーが日本の波では善戦するかもしれません。
日本と同じようにブラジルはそこまで波が良くないので、癖のある波で本領発揮するかもしれません。
アメリカ代表はやっぱりジョン・ジョン・フローレンスで決まりでしょう。
志田下で日本人サーファーが日の丸を掲げて、ジョンジョンと戦う姿、超見たいです。
日本人がジョンジョンよりもハイスコア叩き出して、勝ち上がって欲しいですね。
本当2020年オリンピック開催は絶対行くべきなんです。
目の前で世界のトップサーファーのライディグを見たいのです!
サーファーの僕にとって、2020年のオリンピックは今から待ち遠しいのです。
最後に
2020年東京オリンピックが志田下で行われるというニュース。
非常に楽しみで、うれしいニュースです。
誰が日本代表サーファーとしてオリンピックに出るのかも非常に気になるところですね。
これからも2020年オリンピックでのサーフィン関連のニュースは引き続きチェックしていこうと思います。
こんなに待ち遠しいオリンピックは今まで生きてきた中でありませんでした。
やっぱり、サーフィン最高!
2020年はみんなで志田下に駆けつけて、日本人サーファーが戦う姿を見たいですね。
2020年東京オリンピックは、日本人サーファーの金メダルに期待したい!