冬サーフィンの防寒対策!冬の海も最高に暖かく快適になる10のおすすめアイテム!
冬にサーフィンするなんて、サーファーはバカだと思うかもしれません。
コートを着ていても寒いのに、こんな寒い時期に海に入るなんて、普通の人からするとバカだと思うことでしょう。
でも、冬でも海に行くサーファーがいます。
僕自身も冬も海に通い続け、真摯にサーフィンを続けていました。
なぜなら、冬のサーフィンも全然余裕なんです。
むしろ夏のサーフィンよりも冬の方が快適なんです。
なぜなら、人が夏よりも全然少なくて、良い波に乗れるからです。
なぜ、冬にサーファーがいなくなるかはご存知の通り寒くなるからです。
気温も下がり、海水もめちゃくちゃ冷たくなります。確かに冬の海は辛いです。
寒い、冷たくなるというデメリットがありますが、このデメリットよりも、サーファーの絶対数が夏よりも少なくなるということが、サーフィンをする上で大きなメリットなんです。
冬は本当にサーファーにとって最高な環境なんです。
なぜ、サーファーは冬もサーフィンが出来るのか?
それは何より、冬にサーフィンするための防寒対策をしっかりしているからです。
防寒対策さえしっかりしていれば、冬のサーフィンなんて余裕なんです。
人もいなくなって思う存分波に乗り放題になるんです。
夏だけにサーフィンをする人に強く言いたい事があります。いわゆる、夏だけサーファーという人に言いたい。
それが、冬も絶対サーフィンをするべきです。
もし、少しでもサーフィンが面白いと思ったら、冬も絶対に続けるべきです。
冬にサーフィンすれば確実に上手くなります。上達します。
良い波に乗れます。
そして、サーフィンが上達すれば、もっとサーフィンが面白くなります。
冬こそサーフィンをするべき季節なんです。
これから冬を迎え、一人でも多くのサーファーにサーフィンを続けて貰いたいと僕は思うんです。
今回は、冬もサーフィンを続けるか悩んでいる人に向けて、冬の海でサーフィンを快適、余裕にする防寒アイテムを紹介したいと思います。
冬サーフィンの防寒対策10の必須アイテム!
真冬にサーフィンする上で重要なサーフアイテムを必要な順に紹介していきますね。
防寒アイテム1.高性能なウエットスーツ
まず、冬のサーフィンで快適にサーフィンをする上で一番大切なものを紹介したいと思います。
それが、ウエットスーツです。
5mのセミドライのウエットスーツは冬のサーフィンをする上で無くてはならないものです。
5mのセミドライでなければ、冬の海は越せません。
3mでは比較的暖かい海水の湘南の海でも厳しいです。実際僕も3mで冬を越そうとトライしましたが、1月から3月は無理でした。ただ、ただ寒いんです。
まず、冬の海でサーフィンするならば、絶対にセミドライのウエットスーツを購入しましょう。
そして、ウエットスーツの購入する際のポイントですが、3つあります。
選び方1.日本製のウエットスーツブランドを選ぶこと。
まず、ウエットスーツは日本製のブランドを購入するようにしてください。
海外ブランドでも良いですが、日本で作られているブランドにしましょう。オニールとかビラボンですね。
海外でウエットスーツを買って日本の冬を過ごそうとはしないようにしましょう。
必ず失敗します。
外人はまず寒さに強いという点があります。日本のウエットスーツよりも性能が良くないです。
ウエットスーツのブランドについては以前下記記事を記載しました。
参考にしてみてください。
サーフィンウエットスーツおすすめのブランドランキングTOP10
ここで紹介した以外にも日本製の良いウエットスーツは数多くあります。
まずは日本製を選ぶようにしてください。
選び方2.必ず特注で自分の体にあったサイズの特注品をオーダーすること
次に好みの日本製のウエットブランドが見つかったら、ウエットスーツを作ることになります。
ここで一番重要なのが、オーダーメイドで作るということです。
市販で販売されているウエットを買うことは避けましょう。
オーダーメイドで作っても、毎年サーフショップや大手スポーツ用品店ではオーダーフェアをやっています。
オーダーで作っても、市販されているウエットと同じ値段で購入できるんです。
だいたい毎年9月から11月くらいにオーダー料金は無料になるオーダーフェアをどこでもやり始めます。
オーダーメイドで自分の体にフィットしたウエットスーツを必ず作りましょう。
選び方3.極力高価な素材のウエットスーツを購入すること
同じブランドのメーカーを選んでも素材によって価格が大きく異なります。
極力性能の良い高価な素材のウエットを買うようにしましょう。
だいたいウエットのオーダーは5万円くらいから日本製のブランドも作ることができます。
僕は個人的には最高級の素材のウエットを作るべきだとおすすめしたいです。
ここケチるべきではないですね。
特に脇の部分が壊れやすく、水が入ってきやすい部分です。
速乾性や保湿性が抜群に良い素材を使えば結果的に長持ちして、サーフィンも快適になるので一石二鳥です。
こういう高品質の素材を使ったウエットスーツでサーフィンすると、冬でも逆にサーフィン中は暑くなってくるくらいです。
サーフィンは基本体を動かし続けます。
そして、保湿性が高いと熱がウエットの中にこもり続けて暖かくなってくるんですね。
良い素材のウエットでサーフィンしたら冬なんて余裕ですよ。湘南なら暑いくらい余裕になります。
防寒アイテム2.防寒用のブーツ
良い素材のウエットスーツを購入したら、もうそれだけで湘南の海は余裕で過ごせるでしょう。
しかし、ウエットスーツを着ていても、足と手と顔は大気に出ています。
なので、良いウエットを購入してもここだけは冷たい水や大気に晒されるんです。
足と手と顔で特に重要な部分は、足の部分です。
足が冷たいと体全体が冷たくなってきます。
なので、ウエットだけでなく、ブーツも必ず購入するべきです。
僕はブーツを履いてサーフィンするのが嫌いでしたが、寒さに勝てずよく履いてました
湘南以外の海、特に千葉や茨城では必須の防寒アイテムです。
足はやっぱり冷えてくると体全体に影響するからみんな履いているんですね。
実際、ヘッドキャップやサーフィン用の手袋はしないのに、防寒用のブーツを履くサーファーはかなりいました。
ブーツはあるとないとではかなりの違いがあります。用意しておきましょう。
防寒アイテム3.サーフィン用の手袋
パドルするときに冷たい水に素手をさらすのを避けるためにサーフィン用の手袋もあります。
ブーツと合わせて、手袋もあると良いですよ。
ライディングする上でも手袋はブーツほどは邪魔になりません。
ブーツは素足とちょっと違う感覚なんで、ライディングに違和感があるんですが、手袋は影響ありません。
千葉北から以北は必須のアイテムです。茨城行くなら絶対持って行きましょう。
防寒アイテム4.ヘッドキャップ
冬の茨城以北のサーフポイントではマジで必須のアイテムです。
足はパドルしているとき以外は常に海水に触れてしまいます。
海水が冷たいポイントではブーツを履くべきです。
手袋もパドルをするときに必ず水に触れるのでつけるべきです。
頭は、手や足と比べると海水に濡れることはあまりありません。
海水に濡れるのは、ドルフィンスルーをした時くらいです。
このドルフィンスルーが海水が冷たいポイントだとヘッドキャップないと地獄になります。
冬の茨城で沖に出るためにドルフィンスルーを2回でもしたら、もうなんか頭がキーンとしてきます。
本当クラクラしたこともありますよ。頭が痛くなるらい水が冷たいんです。
本当水冷たいですから、ヘッドキャップしてしっかり守りましょう。茨城行くならぜひ!
防寒アイテム5.ポンチョ
良いウエットスーツがあれば、海の中でサーフィンしているときは問題ありません。
手袋、ブーツ、ヘッドキャップもしていれば完璧でしょう。
海の中では問題ないんです。しかし、陸上で問題があります。
それが、着替えの時です。
やっぱり冬の海は着替えがめちゃくちゃ大変なんです。超寒いんです。
着替えを如何に快適に行うか、海から上がった後の着替えは大したことありません。サーフィンで体が火照っているので、素肌を大気に出してもそれほど寒さを感じることはありません。
しかし、海に入る前は本当寒いんです。
この寒さをめちゃくちゃ低減してくれるのが、ポンチョです。
騙されたと思って一個ポンチョ買ってみてください。
本当全然違いますから。めちゃくちゃ暖かいですよ。
防寒アイテム8.インナー
ウエット、ブーツ、手袋、ヘッドキャップの4アイテムを揃えればまず海の中では問題ありません。
快適なサーフィンができることでしょう。
それでも肌寒い。足りないという人の為にオススメしたいのが、インナーを着ることです。
ウエットは大体5mありますが、5mあっても寒いと感じる人は水が一切入ってこないウエットスーツであるドライスーツを着る必要があります。
これ、僕の周りでは着た人がいません。
サーフィン中におしっこができないという超デメリットがあるため、着たいとも思えません。
セミドライのままだと寒い感じる人は、ドライスーツを買う前にインナーを着てみるのもよいでしょう。
これでダメならドライスーツを購入しましょう。
なお、ドライスーツは、サーフィンだけでなく、映画撮影等でも使用されています。
ハリウッド映画の極寒地での撮影等でも使用されているんですね。
ディカプリオがアカデミー主演男優賞を受賞した映画「レヴェナント」でもディカプリオが極寒の地の凍てつく川に投げ出されるシーンで使用されています。ディカプリオもドライスーツ着用してアカデミーとったんです。
水が一切入ってこないんで、東北や北海道などのポイントでは使用すると良いと思います。
セミドライは高く、サーフィン中にオシッコ出来ないというデメリットがあり、快適ではないです。まずはインナーをトライしてみましょう。
防寒アイテム6.ホットジェル
インナー着ても寒いという人の為に、もう一つオススメがあります。
超寒がりの人、茨城以北ではセミドライとインナーだけでは物足りないかもしれません。
そんな人にオススメのアイテムがあります。
チョットズルいんですが、体に塗る薬を使うのもおすすめです。
ホットジェルと言って、ウエットを着るときに体に満遍なく塗る薬があります。
長時間は効き目ないですが、海に入ってから1時間くらいであれば効果抜群です。
ホカロンをつけてサーフィンしているような感覚です。
塗りすぎると暖かくなるというか体がヒリヒリしてくるので注意が必要ですが、寒いポイントでは重宝しますよ。
防寒アイテム7.暖かい水 カバー付きポリバケツ
車の中には、必ず暖かい水タンクを入れておきましょう。
まず、大前提としてカバー付きポリバケツを入れておくと良いでしょう。
カバーがあると暖かいままの温水を保った状態にしてくれています。カバーをつけておくと家で温水を入れた時とほぼ変わらない状態で水温を保ってくれます。
海から上がった後は割と体温が高い状態なので、冷たい水でも大丈夫なんですが、暖かいお湯で体を洗えると良いですよ。
先に紹介したポンチョを着れば着替えは素肌を大気に出さなくても大丈夫ですが、体を洗う時にどうしても素肌を大気に出す必要が出てきます。
基本ですが、割とみなやってなかったりするので、カバー付きのポリタンクにお湯を入れてサーフィンしに行きましょう。
防寒アイテム9.耳栓
冬に冷たい水の中でサーフィンを続けてきたサーファーが患ってしまう病気があります。
それが、サーファーズイヤーという病気です。
冷たい水が耳の中で炎症などを起こし、最悪の場合、難聴、偏頭痛を巻き起こし手術が必要となってしまう病気です。
宮崎大学の医学部のサーファーズイヤーについて書かれた詳細があります。冬もサーフィンをやるサーファーは必ずチェックしておいてください。
http://www.surfersear.jp/surfersear.html
サーファーズイヤーの一番の対策は、耳栓をしてサーフィンをすることです。耳の中は寒さを感じませんが、絶対につけてサーフィンするべきです。
これは、防寒対策というよりはサーファーズイヤー対策ですが、冬の海で耳栓は必須です。
耳栓をしてサーフィンをすると周りの声が聞こえづらくなるというデメリットがありますが、サーフィンにも集中出来るのでいいですよ。
防寒アイテム10.2ラウンド目用のウエットスーツ
もしお金に余裕がある人にオススメしたいのがウエットスーツを二つ持つことです。
なぜなら、1ラウンド目から2ラウンド目にサーフィンするときに1ラウンド目で使用した濡れたウエットスーツを着ないといけないからです。
これが結構キツイんです。僕の周りもみんなこれがキツイと言ってました。
水に濡れているので、着替えが大変なんです。
もし、ウエットスーツが2つあれば、2ラウンド目に濡れたウエットスーツで着替える必要がありません。
着替えのときに冷たい思いをしなくていいんです。
もし、お金に余裕があれば、ウエット2枚持ってサーフィンしにいきましょう!
最後に
余談ですが、冷たい海で思いっきりサーフィンした後の冷えた体の状態で、温泉に入るって最高に気持ち良いです。
湘南、千葉、茨城にも温泉があります。温泉でなくても大浴場があります。
茨城は最高ですよ。最高に水冷たいですが、サーフィンした後の露天風呂は最高です。
僕も茨城トップサンテの露天風呂のたいよう温泉と大洗の大貫ポイント目の前の海が見える潮騒の湯は本当よく行きました。
冬のサーフィンの醍醐味でもあるので、温泉情報調べて冬のサーフィン楽しみましょう!
冬こそサーフィンの本場なんです。そして冬はサーフィン後の温泉も最高なんで、ぜひ!
こんなに波の良い状態なのに、サーファーがいなくなるなんて最高です。
しっかりした防寒対策をして、冬の海も快適にサーフィンしていきましょう!