音楽は旅の必需品 旅に出る時に必ず聞いていた曲
あなたは旅に出る時に何を持っていくだろうか?
旅の必需品
私は如何に荷物を少なくするかという事に重点を置いていた。
旅に出るうえで身軽さを一番に考えていた。
不要なものは持っていかなかったのだ。
カンボジアを旅した時は現地で知り合った安宿の日本人にも余りに持ってきているモノが少なすぎた為、
その日本人が会社に行くときよりも荷物が少ないと言われた。
旅は荷物が少なければ良いというモノではない。
旅の目的は楽しむ事。
荷物が多くても、少なくても楽しまなければ意味が無い。
しかし、私は自分の足でその土地、街を良く歩き、探索するのが好きだった。
これが私の旅のスタイルだった為、如何に荷物を少なるするかが重要だった。
バゲージなどは飛行機の税関で待たなければならないし、もっての外だった。
旅行には本とカメラを持って行った
基本的にパスポートと小さなデイバック、数日分の衣服と読みたいと思っていた大量の本だけは持って旅していた。
日本での社会人生活は余りに忙しかった為、読みたい本は海外に旅に出る時に持って行き、旅の最中に読んでいた。
読み終わればその土地で捨てたり、その土地であった日本人にあげたりしていた。
本は重たかったが、私の旅に持っていく必要があった。
写真が好きな人は一眼レフのカメラも持っていくと思う。
私も何度か持って行った。
全ての旅ではないのだが、遺跡などを目的とした時は持って行っていた。
カメラはかさばるのだが、良い画質の綺麗な写真を撮るには重くとも性能の良い一眼レフカメラが必要だった。
本やカメラは多くの日本人旅行者が私と同様旅行する時に持っていくと思う。
私は本とは別に旅に持っていくモノとして必需品があった。
それが音楽だった。
音楽は旅の友
私の好きな音楽をミュージックリストにして携帯に入れて必ず持って行っていた。
旅行先では良く音楽も聞いていた。
その土地の雰囲気などに合わせて、リストにある曲をチョイスして聞きながら街歩きを楽しんでいた。
何故音楽を聴いていたかというと、
旅を終えて日本に帰って来た時にその土地で聞いた音楽、曲を聴くと旅の思い出に浸れるからだった。
普通なら写真や思い出話でその土地を旅した事を思い出す。
私にとって音楽もまた旅の思い出を思い起こさせてくれるものだった。
旅行中に必ず聞いていた曲
また私がどの旅でも必ず聞いていた曲がある。
それが世界の車窓からのテーマソングだった。
この曲を聴くといつもワクワクしたし、旅行に行く前や旅行中もヘビーローテーションで聞いていた。
世界の車窓から
『世界の車窓から』(せかいのしゃそうから、英称:See The World By Train)は、テレビ朝日系列局・BS朝日ほかで1987年6月1日から放送されている、帯編成のミニ紀行番組である。
世界各地の鉄道の車窓から見える美しい景色や、その沿線の名所、観光地などを音楽に乗せて紹介する。
また、列車内の乗客、乗務員、あるいは駅構内の様子を映し出すこともある。
放送時間が短く、ひとつの国を1ヶ月 – 3ヶ月ほどかけて紹介する。放送開始以来、日本国内の駅を紹介した実例は一度もない。
番組テーマ曲は、溝口肇作曲による「世界の車窓から」。
たったの5分で世界への旅へ連れて行ってくれた。
私が子供の頃から放送されている長寿番組だ。
小さなころからこの番組は大好きだった。
5分程の短い時間であったが、気が付いた時はいつも見ていた。
またこの番組で使われていた音楽が車窓からの風景と非常にマッチしていたと思う。
たったの5分ほどの映像で毎夜、旅の世界に連れて行ってくれていた。
私が日本で働いていた時、ある顧客の私の会社のコンペティターが富士通だった。
富士通は世界の車窓からのスポンサーである。
実は富士通は世界の車窓からを使用したカレンダーを作っていた。
毎年年末になると顧客にカレンダーを配っていた。
私は競合他社の外資系企業であったので貰えなかったが、いつも羨ましく思っていた。
大人になってからも変わらずこの番組は見ていたと思う。
子供の頃からずっと変わらないこの音楽と番組が大好きだ。
あなたも旅、海外旅行に出る時はお気に入りの曲を聴きながら旅してみるのは如何だろうか?
私は世界の車窓からを強く薦めたい。
旅に非常にマッチする音楽だ。
特に鉄道の旅の時は本当にシックリくる。
世界の車窓からの世界に入る事が出来るだろう。
どこからかナレーターの俳優 石丸謙二郎の声が聞こえてくるかもしれない。