[感動の名作劇場]世界がもし、100人のタイ人だけの村だったら
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毎朝、朝日が昇りあなたが目が覚めた時。
あなたは今日という日が幕を明けることにワクワクしていますか?
毎夜、太陽が沈みあなたが眠る時、
あなたは今日という日が例え人生最後の日になったとしても悔いはないと胸を張って言えますか?
今あなたが生活している暮らし、環境、今まさにあなたがいるところが、
本当に大切だと心から思えますか?
もし、明日死んでしまってもあなたには人生において何も後悔はないですか?
いづれ必ず来るであろう人生最後の日に、人生を精いっぱい生きたと胸を張って言える自信がありますか?
私はいつも精いっぱい生きていたいと強く思うのです。
それは何より、あるスピーチを聞いてからこのように思うきっかけとなりました。
スティーブ・ジョブスが教えてくれた事
スティーブ・ジョブスはご存知の通りアップルコンピューターの創始者。
私の中では世界最高の経営者であり、イノベーターだと思っています。
ビルゲイツよりもイーロンマスクよりも他のありとあらゆる起業家よりも私はジョブスが好きです。
なぜなら、彼が私の人生において大切なことを教えてくれたからです。
スティーブジョブスが行ったスタンフォード大学の伝説の演説。
スティーブジョブスはこれから社会に出ようとする卒業生たちに感動のスピーチをしましたが、
おそらく世界中の何億人という人が今までに拝見したとても有名なスピーチです。
ジョブスのこのスピーチ。
初めてこのスピーチを聞いた時、3つの話全てに衝撃を受けました。
言葉一つ一つにとても重い意味が込められているように感じます。
いま見返しても、初めて見た時と同じように鳥肌が立ちます。
何度も何度も聞いても、深く考えさせられます。
特にこの三つの話の中の最後の『死』についての話について特に衝撃を受けました。
『毎日を人生最後の一日だと思って生きていれば、やがて、その通りになる』
『もし今日が最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをするのだろうか?』
『違う』という答えが何日も続くようなら、ちょっと生き方を見直せということです。
スティーブジョブスは私に毎日を精いっぱい悔いのないよう生きることを教えてくれました。
この演説を生で聞いたスタンフォード大学の卒業生がとても羨ましいです。
この先おそらくこのスピーチを超える演説は出てこないと感じてしまうような伝説のスピーチだと感じます。
そして、このスピーチを聞いてから、何年か経ち私はいま、タイという国で生きています。
日本にいた時、私はとても過酷な環境にいました。
いまタイという国に来て、私の人生は変わってきています。
それは何よりタイという国でタイ人と暮らし生きているからに他なりません。
いまだ、スティーブジョブスが教えてくれたように胸を張って今日が最後の日だとしても今やっていることをしているとは言えません。
しかし、少なくとも日本にいた時よりも生き方が変わったとははっきりと胸を張って言えます。
これからある仮定の話をさせて頂きます。
これを読み終わった後に、あなたのまわりやあなたの人生がすこし違って見えるかもしれません。
世界がもし、100人のタイ人だけの村だったら
世界には70億人近くの人がいますが、もしそれを100人のタイ人だけの村に縮めると一体どうなるのでしょうか?
この100人のタイ人だけに縮小された世界を一つづつ見ていきましょう。
世界がもし100人のタイ人の村だったら、
51人が男性で49人が女性です。
でも、この数字信じちゃいけません
タイ人の男性は51%、女性は49%の比率です。
タイは男女ともに均等の割合で生きているのです。
バランスがとてもいいのです。
しかし、この男女半々という数字は信じてはなりません。
決して信じてはいけません。
男性として51人が生まれ、女性として49人が生まれますが、
死んでいく時の性別は変わっている可能性、比率が高いのです。
男性の何割かは生まれてから、成長するとともに美しくなっていきます。
年を重ねるごとに美しくなるのです。
女性として生まれた本物の女性よりも男性として生まれた女性のような男性の方が美しくなることもあるのです。
可愛い、カッコいい男性ほど女性らしくなる傾向にあります。
一方、ガッツ石松にカツラを被せただけの女性のような男性もいる事も確かです。
とにかく、生まれた時は男性なのに、成長と共に女性のようになる男性が多いのです。
一方女性として生まれた49人のうち何割かは男性のようにたくましくなります。
髪は短く、凛々しい顔つきとなっていくのです。
100人のタイ人だけの村では、生まれたときは男性、女性でも成長するに従い割と多くの人が生まれた時と異なった性別として成長していくのです。
我々人間は生まれてくる際に性別を選ぶことは出来ません。
しかし、タイ人はこの運命とも言える性別をも成長と共に自らの意思で変えていってしまうのです。
タイ人は強いです。とてもたくましいのです。
周りの目なんてものは気にしません。
性同一性障害というように病気扱いされる事もなく、元々は男性のレディボーイや元々は女性のトムボーイが市民権を得て堂々と暮らしているのです。
日本ではこのような寛容な心では受け入れてくれません。
私もタイ人を見ていて、与えられた性別をも変えるタイ人の多くを目の当たりにして強く生きなければならないと感じています。
そして、タイ人の様に寛容でありたいとも感じます。
もし、あなたが自分の本性を隠して生きているのならば、タイ人が住む村に移住してみるのもいいかもしれませんね。
自分の本当になりたい自分になって生きていくべきなのです。
世界がもし100人のタイ人の村だったら、
80人が異性愛者で10人が同性愛者です。
そして、あと10人は良く分かりません
世界は男性と女性で成り立ち、男性と女性が恋に落ちています。
しかし、タイ人が住む100人の村では世界とは大きく異なります。
男性と女性が恋に落ちたり、
女性の恰好をした男性のレディボーイが男性と恋に落ちたり、
男性の恰好をした女性のトムボーイが女性と恋に落ちたり、
女性の恰好をした男性のレディボーイが男性の恰好をした女性のトムボーイと恋に落ちたり、
男性の恰好をした男性が好きなゲイが男性と恋に落ちたり、
女性の恰好をした女性が好きなレズが女性と恋に落ちたり、
男性も女性も好きな両刀の男性が男性と恋に落ちたり、
男性も女性も好きな両刀の女性が女性と恋に落ちたり、
100人のタイ人が住む村では色々な愛の形を見ることが出来るのです。
もう訳が分からないくらいのパターンがあるのです。
自由恋愛の世界が広がっている。
ゲイとかおなべとかが白い目で見られるなんてことはありません。
同性愛者だからと言って変人扱いされることもありません。
ゲイだって人間なんです。
おなべだって人間なんです。
ニューハーフだって、レディボーイだって、おかまだって人間なんです。
みな同じ人間なんです。
なぜ我々日本人は、日本に住む韓国人を在日などと蔑むのでしょうか?
国籍などというものは人間が決めた下らないものでしかありません。
我々はみな同じ人間なんです。
タイでは国籍が異なるからと言って、肌の色が異なるからと言って差別されることなど決してありません。
そして、恋愛の形も自由なのです。
タイには多様性があります。
多様性を受け入れる土壌がタイにはあるのです。
もし、あなたが自分の本性や身分を隠して隠れて恋愛をしているのならば、タイ人が住む村に移住してみるのもいいかもしれませんね。
自分の本当に好きな人と堂々と付き合って、恋愛していくべきなのです。
世界がもし100人のタイ人の村だったら、
仮病が蔓延する世界が広がっています
タイ人の村ではみな仕事をしています。
これは世界でも同様です。
しかし、世界とは特に日本とは大きく異なる事があります。
それが、遅刻、仮病を使った欠勤が悪いことではなくなります。
日本ではバレたら、懲戒免職の危機になりますね。
でもこのタイ人だけの村ではそんなことはありません。
仮病は暗黙の了解でOKとなります。マイペンライなのです。
少しでもお腹痛いと感じたら、今日は気分転換に美味しいものでも食べに行こう!という世界が広がっています。
少しでも熱があると感じたら、今日は気分転換に海に行ってのんびりしよう!という世界が広がっています。
少しでも頭痛いと感じたら、今日は気分転換に家で難しい小説でもじっくり読もう!という世界が広がっています。
少しでも足が痛いと感じたら、今日は気分転換に公園にランニングでもしに行こう!という世界が広がっています。
今日はシックリーブという名の仮病を使って楽しみましょう!という世界が広がっているのです。
仮病を使った翌日、周りの人がこう問いかけるかもしれません。
『あれ?昨日シックリーブしてたのに君日に焼けてない?』
『昨日はパタヤビーチ行って日に焼けたんですよ』って胸張っては言えません。
しかし、問題視はされない世界が広がっています。
仕事なんてたまに休むくらいがちょうどいいんですね。
私自身日本では仕事しかしていないと言っても過言ではない悲惨な状況下で働かされていました。
もし、あなたが仕事ばかりしていて、仕事の事で悩み、精神、メンタルを病みそうになっているのならば、タイ人が住む村に移住してみるのもいいかもしれませんね。
仕事は人生においてとても大切なものですが、それを理由に自らの命を絶つことなど決してする必要はありません。
タイという国で少し気を楽にしながら働いてみるのもいいかもしれませんね。
世界がもし100人のタイ人の村だったら、
『進撃の退職』の世界が広がっています
100人のタイ人の村でもみな大人は働いています。
みな精一杯生きていますね。
たまに休むけれど、働く時は働きます。これはどこの国だって一緒です。
でも、ちょっと異なる所があります。
それが、皆が会社をよく辞めてしまう事です。
他にいい仕事見つかったら、退職。
少しでも気に食わなかったら、退職。
マイサバーイなら、退職。
昇給しなかったら、退職祭り。
ボーナス貰ったら、退職祭り。
ボーナス低かったら、退職祭り。
どんだけ会社辞めるんですか?ってくらいみな良く辞めています。
役職が上だろうが、下だろうが、そんなことはお構いなしなのです。
100人のタイ人の村では『進撃の巨人』のような巨人が出てくる世界ではなく、退職者が一杯、いーっぱいいる世界が広がっています。
進撃の退職の世界が広がっています。
もし、あなたも『進撃の退職』の世界を体験して見たければ、タイ人が住む村に移住してみるのもいいかもしれませんね。
生涯1つの会社だけに縛られて、生きていく必要などないのです。
色々な会社で働いて見えてくるものも何かあるはずなのです。
世界がもし100人のタイ人の村だったら、
60人が赤色のTシャツを着て、残りが黄色のTシャツとか来て喧嘩します
タイの村では黄色と赤色のTシャツを着て良く喧嘩騒ぎになることがあります。
そして、クーデターとか革命みたいな事もよく起こります。
タイの村はすこし、怖い世界に思われがちですが、シリアのような国民の半数以上が難民となってしまうような悲惨な内戦にまでは発展しません。
一方世界を見て見ましょう。
我々人類は戦争を繰り返してきています。
これは色々な人種、宗教、考え方の違いを持った人たちがお互いの事を認めず、主張し続け憎しみが生まれているからにほかなりません。
100人のタイ人も多くの宗教、人種、考え方の違いを持った人たちが同じ一つの村で生活をしています。
しかし、今の世界のように戦争になるようなことにまでは発展しません。
時々、赤色や黄色のシャツを着てお互いの意見を主張し、喧嘩してしまうことはありますが、国全体が喧嘩、内戦になるような悲劇にまでは発展しません。
これはタイ人もわかっています。
デモがあってもいづれ収まると考え、クーデターが起こってもまたかと思い、楽観的で皆平和を愛しています。
世界がもし、100人のタイ人だったらもしかすると戦争のない理想の世界が待っているのかもしれませんね。
世界がもし100人のタイ人の村だったら、
本屋が閑古鳥状態となり、日本が世界に誇るDVD産業が衰退する。
だって、綺麗なタイ人女性が多いから
タイの村では、本屋がほとんど見当たらない世界になります。
本はインテリアとして読むものではなく、飾るものになります。
最終的に本がこの世から消えてなくなります。
そして、ソフトオンデマンドや日本が世界に誇る映像メーカーが作るDVDが繁盛しなくなります。
なぜなら、そんなDVDなんて見ないでRCA、コヨーテ、ゴーゴーバー行って生で見ればいいよね?
DVDなんていらないよね?ってなるからです。
タイ人の村ではDVDなんて見る必要ないのです。そこらじゅうに可愛い女性がいっぱいいるのです。
本屋そしてDVDは壊滅状態ですが、ミニスカートショップが大繁盛しています。
男も女もみんな本なんて読まないんです。
タイ語は長ったらしいし、本なんてかったるくて読んでいられないのです。
そして、女性はおしゃれとかセクシーになる事に多くの時間を使うんです。
セクシーな女性が至る所で働いています。
セクシーな女性を至る所で見つける事が出来ます。
クラブ行きましょう!
かわいい子ナンパしましょう!
やっぱり現場主義。
生がいいんです。生ダラ主義の村なのです。
どこに行っても綺麗でセクシーな女性がいる。
素晴らしい世界、こんな世界を私は待ち望んでいたのかもしれません。
異国人である私もこのタイの村で以前私の人生において、最愛の女性と巡り合いました。
タイという村は本当に綺麗で優しい女性が多いのです。
時に怖い一面も持っていますが、それを踏まえても魅力的な女性が住む村なのです。
もし、あなたが本気で国際恋愛、女性を愛したいと思っているのならば、タイ人が住む村に移住してみるのもいいかもしれませんね。
きっとあなたの人生を左右するような、一生を掛けてもいいと思える素敵な女性に巡り合えるはずです。
世界がもし100人のタイ人の村だったら、
アリのように働く人が絶滅し、
キリギリスのように自由な人たちが自由気ままに生きています
なんか、みんな幸せそうに見えます
タイの村ではアリのように仕事だけ黙々と働く人は過労死してしまいます。
タイは暑いですから、仕事詰めでは日射病などで倒れてしまうのですね。
アリのように働く人は絶滅の危機に陥っています。
一方多くのタイ人がハンモックに揺られて口笛を吹きながら、自由を謳歌しています。
遊んでいるだけではないです。仕事もしています。
しかし、日本とは異なり、サバーイ、サバーイ、マイペンライで仕事や物事が進んでいきます
そして、皆が今を楽しく生きているように見えます。
今私はタイという村で暮らしていますが、私自身も今を楽しく生きていると胸を張って言える事が出来ます。
日本という素晴らしい、世界でも有数の国で生まれ育った日本人である私も強く感じる事。
それが、タイという国は世界的に見てもとても良い国だという事。
世界が100人のタイ人のような人達ばかりだったら、皆がもっと人生幸せになれるかもしれないですね。
最後に
私はタイ人とともに暮らし、タイという国に来て良かったと思ってます。
給料は下がりました。
貧乏になりました。
将来も不安定になりました。
これはとても大きなデメリットだと思っています。
でも、日本で生活していた時に感じた生き辛さ、死の直前まで追い詰められた仕事の過酷さもタイでは経験していません。
日本にいたままだったらもう私はこの世にいなかったかもしれません。
これは冗談ではなく、私自身が本当に過酷な状態で働いていたので強く感じています。
実際に日本では年間数万人の方々が自らの命を絶ってしまっています。
このようなニュースは後を絶ちません。そして、私は決して他人ごとに思えないのです。
そして、私自身タイに来てから、タイで働きいろいろと勉強もしています。
もちろん、タイでの仕事を舐めているわけではありません。
毎日精いっぱい仕事しています。
それも日本で働いていた時以上に自分でしっかり考え、自分の意志で働いています。
タイ人と働くことは簡単ではありませんし、将来も不安定になっているのでどのようにしなければならないのか?といつも自分に問いかけています。
自分が社会に必要とされる人材、今後のグローバル化された社会の中で同世代の外国人と戦っていくためには何をしなければならないのか真剣に考え、行動に移すようになりました。
私自身、本当に将来の事は不安ではあります。
でも、将来はどうなるかこれは誰にだって分かりません。
福島原発の事故は誰も予想が出来なかったと思います。
私自身、あのような事故が日本で起こるなど決して想定していませんでした。
福島原発事故が起こらなければ、日本に居てまた違った人生、将来を歩んでいたと思います。
福島原発は私にとってとても悲しい出来事でしたが、
いい意味でこの事故がきっかけで私はタイに移住することが出来たと感じています。
全く考えていなかった予想にもしていなかったタイ移住ですが、今はとても満足しています。
なぜなら、今私は日本にいた時以上に真剣に仕事をしています。
そして、タイに来て、日本人とは異なるタイ人と働き、学び、生活をしていく中で、今を生きる事の大切さを学びました。
日本に居ただけでは、得られる事が出来なかった海外移住、タイ移住の醍醐味だと思っています。
スティーブジョブスが教えてくれたこと。
人生を精いっぱい生きること、そして自分らしく悔いのないように生きること。
いま私はジョブスが教えてくれたこの大切な教えをタイで実践して実感しながら生きています。
そして、いつの日か『もし今日が最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをするのだろうか?』という問いかけに対して
自信を持ってYESと言える人生を歩んでいきたい。