エルレガーデン(Ellegarden)おすすめ名曲TOP20ランキング

映画

音楽は時に大きな力を与えてくれる。
落ち込んだ時に励ましてくれたり、辛い時にもう少し頑張ろうという気分にさせてくれる力を持っている。

僕は原発事故の恐怖から2011年に海外に出た。
日本が大好きだった。
でも、それ以上に放射能が怖くて仕方なかった。
逃げるように日本を後にし海外に出た。

そして、友達も知人も何のつてもないタイで生活を始めた。
タイに来たものの、何も準備していなかった。
誰も助けてくれる人がいなかった。

仕事で大きな失敗をして落ち込んだ。
日本と同じように人間関係でも悩まされた。
本当に嫌な事もたくさん経験した。

でも、日本にいた時のよう周りに友人はいなかった。
一つ一つの問題を何とかして一人で解決しなければならなかった。

タイに来た当初は日本へ帰りたいといつも思っていた。

海外に出る事が目的で実際に海外で生活する事仕事する事を甘く見ていた結果だと思った。
本当に日本が恋しくて、帰りたいとずっと思っていた。

海外に出ると日本の良さ、日本人の素晴らしさを痛いほどに痛感した。
これほどまでに上手くいかないものかといつも下を向いて歩いているような状態だった。

そんな人生の岐路に立っていた時にいつも聞いていた音楽がある。

それが細美武士率いるエルレガーデンというバンドの音楽だった。

エルレガーデン

細美武士が作るエルレガーデンの音楽にいつも助けられていた。
僕は細美武士が日本人の中で一番カッコいい男だと思っている。
細美武士の作る歌詞は本当に素晴らしい。彼の作る歌詞は本当に色々と考えさせられる。

エルレ

このバンドは一番好きなバンドと言っても過言ではない。
エルレガーデンを知ってから、もうずっと聞き続けてきている。
エルレのおかげで数多くの困難を乗り越えてきた。

日本に帰りたくなった時も仕事で大失敗した時も、もう少し頑張ってみようという気にさせてくれた。

今回はそんな僕が一番好きなバンドであり、挫けそうになった時にいつも聞いていたEllegardenの是非皆さんに聞いて欲しい名曲を順に紹介していきたい。

Ellegarden おすすめ曲ランキングTOP20

エルレの曲は正直全曲いい曲です。

どれもいい曲なのですが、さらにその中から個人的に好きで思い入れのある曲を厳選して紹介していきます。

20位 Surfrider Association

エルレを初めて知ったのはサーフィンがきっかけだった。

茨城のアーティストParuoが監督したExitというサーフDVDでエルレの曲の多くが使用されていた。
茨城でサーフィンするのが大好きだった僕は湘南のプロサーファーの先輩にこのDVDを見せて貰った。
その時に初めてエルレガーデンを知った。

このサーフDVDの最後にこのSurfrider Associationという曲は使用されていた。
茨城のサーフポイントで田嶋鉄平ら日本を代表するサーファーのサーフ映像に妙にマッチしていた。

Exitは茨城、千葉サーファーは絶対に見た方がいいと強くおススメしたい。
エルレのノリの良いテンポの曲と日本を代表するプロサーファーたちが茨城の波でサーフィンをする映像がめちゃくちゃマッチしている。

この曲を聞くと、原発事故前、本当に良く行った茨城でのサーフィンを思い出す。
また、茨城でサーフィンしたくなる懐かしい曲。

19位 Wannabies

ワナビーズ。

この曲もパルオのサーフDVDに収録されていた。
千葉の夷隅ポイントで田嶋鉄平、飛田剛、田中樹、千葉と茨城出身の日本のトップサーファーのサーフ映像のバックサウンドとして使われていた。

ほんと夷隅も何度もサーフィンしに行きました。
このポイントの近くに家も借りてたので、ホームポイントと言ってもいい位思い入れのあるポイントです。

この曲も原発事故以前の楽しかったサーフィンの思い出に浸ってしまう。

18位 Supernova

めちゃくちゃ元気が出る曲。

エルレは失恋を唄った曲が多くこの曲の歌詞も彼女がいなくなったことについて描かれている。
切ない歌詞だけど、それとは裏腹にノリノリのテンポで気分上場になれる。

彼女と別れたり、落ち込んでいる時こそ気分上げて行かないと駄目なんだとこの曲は教えてくれた。

17位 スターフィッシュ

歌詞がめちゃくちゃ好きなの曲。

『こんな星の夜は全てを投げ出したってどうしても君に会いたいと思った』というサビの部分が最高。

僕自身、全てを投げ出してでも、会いたいって思う人に未だ出会った事がない。
たぶんそんな人が出てきたら、人生変わると思う。
毎日楽しくて、仕方なくなる気がする。

今僕自身、色々なモノを持ちすぎている。
でもそれが本当に必要なモノなのかははっきり言って良く分からない。

なかなか難しいとは思うけど、この曲を聞くとこの歌詞の様に全てを投げ出してでもいいと思える人に出会いたいと強く思う。

16位 Funnybunny

ピロウズの曲をエルレがカバーした名曲。
この歌もめちゃくちゃいい歌詞。

オリジナルのピロウズよりも細美武士が歌うファニーバニーの方が力強くて好き。
オリジナルもソフトな感じでいいけど、やっぱり細美武士の声がいい。

僕も風の強い人選んで走っていきたい。

15位 Marry Me

Marry me。
和訳すると『僕と結婚して』。

求婚をする曲に思われそうですが、違います。

憧れの女性に対して思いをはせる男の悲しい歌なのです。

その憧れの女性にはおそらく結婚をしようとしている男性がいます。
憧れの女性が他の男と結婚するのを悲しんでいるような歌詞なのです。

自分が好きな女性は自分が幸せにしたいですよね。
他の誰かではなく、自分が幸せにして、喜ぶ顔とか悲しむ顔とか同じ時間を死ぬまで共有したいんです。

細美武士の歌詞深いです。
僕は凄い心境が分かります。

14位 Space Sonic

エルレを全国区に有名にした5thシングルの名曲。
細美武士はホント英語上手いですね。
英語どんなに勉強してもこんなに綺麗な発音なかなか難しいです。

細美武士はエルレを始めるまでアメリカ サンフランシスコでプログラマーをしていたんです。
その時の経験がおそらくここまでの英語力、綺麗な発音を可能にしてるんだと思います。
英語話す人は今の世の中非常に多くなってきています。
とくに若い日本人はほとんどの人がある程度の英語を喋れるようになっています。

でも、この細美武士のように発音がきれいな人って全然いないですね。
細美武士は帰国子女でもなく、千葉生まれの生粋の日本育ちです。
おそらく隠れた努力をしてるんでしょうね。

13位 Salamander

Ellegardenの6thであり、活動休止前のラストシングル。

この曲は歌詞の読解がとても難しい。
細美武士はいったいどういった状況でこの曲を書き上げたのだろうか。

なんとなく、自暴自棄になっているような感覚になっているような歌詞。
曲名のSalamanderは中世ヨーロッパの伝説の火の精霊を意味する。
エルレが活動休止する前の心境を細美武士が歌詞にしたような感じだ。

12位 (Can’t Remember) How We Used To Be

男と女の恋愛が終わろうとしている事を唄った曲。
僕はこの曲は女性が浮気をして、男性にバレテしまい男性が悲しんでいる曲と解釈している。
なんとかして、女性を忘れようとしている男の心の声を歌詞にしたような曲だ。

たぶんこの歌詞の男性は本当にこの女性の事を愛していたんだと思う。
でも、裏切られてしまった。
そしてどうにかして忘れようと自分に言い聞かせている。

そういう経験ってありますよね。
僕自身浮気をされた事は無いけど、失恋はしてきました。
失恋する度になんとかして付き合っていた彼女の事を忘れようとしました。

この曲の男性の気持ちもなんとなくわかります。

11位 ジターバグ

エルレの3rdシングル。
この曲も歌詞が大好きです。

とても考えさせられます。
とくに『数えきれないほどなくして、また拾いあるめりゃいいさ』という歌詞の部分が大好きです。

何事にも正解は無いと思うんです。
絶対に上手くいくやり方とか成功する方法は無いと思います。
どんなに合理的に行動しても、どんなに早く成功しても、それが正解とは限らないと思います。

私も自分が思い描いている夢と現実は大きくかけ離れている事もありました。

タイに来て働いていても思います。

なかなか上手くいかないです。
現実は厳しかったです。そして何が正解かも全く分かりませんでした。
タイ人って何考えてるのか良く分からないんです。

色々がむしゃらに経験しました。

今少しづつですが、タイ人とかタイで働く事を理解できるようになってきました。
一杯失敗してそのたびに学習して、1つづつ知識として自分の中で拾い集めて来たからだと思います。

もしかすると、失敗しなかったら今の考えに至らなかったかもしれません。
タイに来た当初色々な問題、壁にぶつかりましたが、それで良かったのかもしれません。

この曲を聞いて実際にタイで働いて思う事が正解は無いと思う事。
でも、いつの日か、自分の中での正解は少しづつ見つけられるようにこれからも頑張ろうって思います。

10位 Under Control

歌詞の中にあるShes 40 and Im 22という言葉から分かるように18歳の年の差がある事が分かります。
でも、そんな年齢差なんて関係ないんですね。

相手が一周りも二周りも上だろうが関係ないんです。
何が大切なのかちゃんと見極めないといけない。

一緒にいて本当に大切な事、愛おしいと思えることがあれば年齢差なんて何も関係ないんです。

ちょっと面白い歌詞ですが、結構深い曲で個人的に好きなエルレの曲です。

9位 Mr.Feather

歌詞がめちゃくちゃいい。
曲調もいいです。なんか、元気が出てきます。

エルレ、細美武士が作る歌詞はほんといいです。
凄い考えさせられます。

8位 Marie

曲名のマリーは以前の恋人の名前。
恋人から友達になってしまった失恋の曲。

ノリがいいですね。
失恋って突然訪れることもありますよね。

僕は結構いつも突然訪れると感じます。

付き合っていた女性と別れるといつも心に穴が開きます。
特に電話を見ると悲しくなるんですね。
毎日いつも電話掛けてくれた女性から全く着信が無くなるんです。

いつも寂しいって思うんです。
電話掛けてくれるんじゃないかなとか思って、なかなか、別れた彼女の番号消せなかったり、
写真残したままにしちゃったりするんでします。

この曲の失恋した男性の気持ちを表した歌詞も凄い共感できます。

7位 モンスター

ジターバグと似ている歌詞。
何が正解かは分からないんです。
でも、僕らは人生という道を不確かなまま駆け抜けていかないといけないんです。

人生には色々な道があります。
僕自身、海外に出てこれが正解なのか、不正解なのか全く分かりません。

この曲を聞くと、一つ一つ勉強しながら、いづれ正解と言えるように頑張って行こうって気にさせてくれます。

6位 BBQ Riot Song

超ノリノリの曲。

下らない書類を蒔の代わりに燃やそう!ってリリック最高です!

この曲ライブで聴いて、ダイブとかして暴れまくりたいです。

めっちゃ元気出ます!

5位 Mouse molding

この曲も茨城のサーフDVDで使用されていました。
めちゃくちゃノリよし!歌詞も面白いです!

こういうふざけた感じの歌詞も好きです。
でも、こういうこと言われてしまう男性にはなりたくないものです。

Wash yourself dick!!!!って言われないようにしたいと思います。

4位 Acropolis

曲調が超絶カッコいい。

歌詞ではOur time is running out so fastの部分が大好き。

歌詞の意味は難しく、良く分からないけど、何となく何かを始めないと人生なんてすぐ終わる。

今やらないでいつやるの?今でしょ!って感じの曲。
若いうちに、今できる事、やれることはやっておきたいと思う。

3位 The Autumn Song

夏が終わって秋が来るとちょっと考えたりするんですね。
待ちに待った夏が終わって遊び呆けて、秋になってちょっと時間が出来て、考え事をする。

なんとなくこの曲の歌詞はそんなことを唄っている曲だと解釈しています。

そして、僕もこの曲の歌詞の様に教えてほしいことがあります。

なぜこんなクズになってしまったのか?
いつからこんな男になってしまったのか?
何か大切なものをどこかに置いてきて、忘れてきてしまっている気がするのです。

僕も結構汚い大人になってしまってます。

もし、子供の頃の僕が今の僕を見たら、おそらくクソッタレ、こんな大人になりたくないって思うんでしょう。
子供の頃になりたくないと思っていた大人になっていると感じさせてくれる歌詞の曲です。

2位 サンタクロース

最高のラブソング。
僕はこの歌詞を子供へのプレゼントではなく、愛する妻へのクリスマスプレゼントだと解釈している。

妻を愛し続けるようなこんな夫になりたい。

1位 風の日

いつも落ち込んだ時に聞いていた曲です。
この曲ほんといい曲です。
歌詞も大好きです。

一度曲と歌詞を聞いてみてください。

名曲だらけのエルレの中で一番いい曲だと声を大にして言いたいです。
僕はこの曲にいつも助けて貰っていました。

タイに来た当初失敗ばかりしていました。
こんなに失敗するのは僕だけなのかなってずっと思っていました。
でも、この曲は落ち込んだり、悲しんだりするのは自然であり、当たり前だと教えてくれます。

僕たちは人間ですから自然と同じように晴れたり、雨が降ったり、雷が来たりするように笑ったり、泣いたり、怒ったりします。
いつも機械みたいにピエロみたいに笑っていられないんです。
この部分の歌詞が凄い好きです。

これから、どんな状況に陥っても自分らしくありたい。

最後に

今回紹介したエルレガーデンは1998年から活動を開始し、10年活動をして2008年に活動休止状態となっている。
2008年以来新曲リリース、および、ライブも行われていない。

僕はエルレガーデンを活動休止後に知った。
なのでリアルタイムでこのバンドを知った訳ではないのだ。

現在活動はしていないが、エルレは僕にとって一番好きなバンドだ。

現在エルレのボーカルだった細美武士はHiatusというバンドで活動をしている。

僕はエルレガーデンがまた活動開始する事を信じている。

なぜなら、この細美武士が新しく活動しているバンド名Hiatusという言葉の意味が物語っているからだ。
Hiatusとは活動、仕事、計画などの中断、休止を意味する英単語だ。

エルレガーデンは解散したわけでなく、活動休止しているだけだ。
そして、現在活動しているHiatusはこのエルレガーデンが中断、休止している間に活動しているバンドだ。

おそらく、いづれエルレは必ず活動を再開するだろう。
エルレの活動再開を心待ちにしているのは僕だけではないはずだ。
僕と似たような心境でエルレの曲に助けられた、勇気づけられた人たちは多いに違いない。

こんなに助けて貰った音楽を実際に生で聴いてみたい。
音楽の力はとても強いと感じる。

いつの日か活動を再開したら、絶対にライブに行こうと思っている。

エルレガーデン最高

これからも何かくじけそうなとき、駄目になりそうなときもエルレガーデンを聞いて頑張って行こうと思う。