イケメン英国紳士クリスチャン・ベールのおすすめ映画TOP20ランキング
今ハリウッドで大活躍している俳優がいます。
近年、話題作の多くに出演していて、出演する映画の中でどんな役柄も見事に演じきっています。
本当に凄い俳優です。
今、僕が一番好きで、注目している俳優。
それが、クリスチャン・ベールです。
イケメン俳優クリスチャン・ベールの3つの魅力
今ハリウッドではイギリス出身の俳優が大活躍しています。
クリスチャン・ベールは1974年1月30日生まれのイギリスのウェールズ出身です。
大活躍を見せるイギリス出身の俳優の中でも、特に著しい活躍を見せているのがこの俳優です。
13歳の時にスティーブンスピルバーグ監督の「太陽の帝国」で4000人のオーディション参加者の中から選ばれ、スクリーンデビューを果たした子役出身の俳優でもあります。
今この俳優がハリウッドで大活躍しているのです。
そして、現在進行形でハリウッドで大活躍しているクリスチャンベールという俳優には、3つの大きな魅力があります。
魅力1.端正な顔立ちとモデル体型、超絶イケメンである事
クリスチャンベールの魅力はまず何といっても外見が非常に良いという点です。
これは、誰が見ても分かりやすい魅力とも言えます。
また、イギリス出身のため、英国紳士と言ってもいいでしょう。
身長は183cmあり、モデル出身ではないですが、モデルとしても通用するスタイルを持ち合わせています。
クリスチャンベールは、映画の主人公を演じるに相応しい外見を持ち合わせているのです。
クリストファーノーラン監督の「バットマン」シリーズでも、ジョン・ウェインを華麗に演じていました。
歴代バットマンの中でダントツでジョンウェインが似合う俳優であり、キャットウーマン役のアン・ハサウェイとも非常にお似合いでした。
そして、クリスチャンベールの同世代俳優としては、あのレオナルド・ディカプリオがいます。年齢的にほぼ同じ年です。
ライバルと言われる事も多いこの二人のハリウッド俳優ですが、外見だけで言えばクリスチャンベールにディカプリオは遠く及ばないと感じます。
ディカプリオはアイドル路線で来て、演技派として活躍し続けていますが、外見的には残念ながら劣化してきています。
一方のクリスチャンベールは歳をとるごとに、男としての味を増してきています。
男から見てもカッコイイ俳優とも言えますね。
誰にでもわかり易いルックスが良いというのがまず第一のクリスチャンベールの魅力なのです。
魅力2.徹底した役作り
クリスチャンベールは演技力が非常に高い事で有名です。
映画界の最高峰であるアカデミー賞も受賞経験あるオスカー俳優でもあります。
しかし、これはクリスチャンベールだけではありません。
演技力が高い俳優はハリウッドには数多く存在しています。
しかし、他の演技力が高い名優と呼ばれる俳優と大きく異なる特徴的な部分があります。
それが、クリスチャンベールは徹底した役作りを行うという事です。
ある時は、徹底した体重減を行い、背骨、脇腹の骨が見えるまでの30kgの減量を行っています。
バットマンシリーズでは、わずか半年で体重を30kg以上増やし、筋肉硬骨としたヒーローにふさわしい肉体作りを行いました。
また、2010年の映画「ファイター」では、歯並びを変え、髪の毛も抜き去り、実在するコカイン中毒のボクサーの兄を見事に演じました。
そして、2013年の映画「アメリカンハッスル」では徹底的な体重増を行い体重を100kgにまで増やしています。
役作りに関していえばハリウッドでもトップの俳優なのです。
同じ世代のディカプリオも演技力については、同等かもしれませんが、徹底した役作りに関してはクリスチャンベールには遠く及びません。
徹底した役作りを行う為、映画の中で演じるどんな役柄にも見応えがあります。
映画の世界に引き込んでくれます。
徹底した役作りを行う事が、クリスチャンベールが他のハリウッド俳優には無い特徴的な魅力の一つなのです。
魅力3.リアルヒーロー
最後は僕が考える持論なんですが、クリスチャンベールは人柄がとってもいい人だと思うんです。
クリスチャンベールは、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーに似たようなボランティア・慈善活動を行っているのです。
アンジェリーナジョリーも人道問題に積極的に介入し、ユニセフに多額の支援を行っている事で知られていますね。
クリスチャンベールもチャリティ運動を自発的に行う俳優として知られているのです。
ある時は、がん(白血病)と闘う4歳の少年をディズニーランドへ招待した事が報道されています。
Christian Bale Flies Young Cancer Patient to Disneyland
また、ある時は、バットマンに憧れる8歳の白血病患者の少年と電話で交流を持っていることも報道されています。
Christian Bale Calls 8-Year-Old Leukemia Patient
クリスチャンベールはバットマンの映画の世界だけでなく、現実世界でもリアルヒーローのような活動を行っているんです。
映画は作られた世界ですが、映画と同じように現実の世界でも弱者は存在しています。
クリスチャンベールは、映画の世界だけでなく現実世界でもこういった弱者を助けようとする人なんです。
男として非常にカッコイイと思います。
こんな完璧な人間がいるのかと疑うほどです。
僕がなぜクリスチャンベールが好きかと言うと、やっぱりこういった慈善活動を行っているからなんです。
しかも、大々的に行うのではなく、個人的にプライベートで行っているのです。
本当リアルヒーローだと思います。
外見や役つくりや演技力では無い、俳優としてよりも人間としてカッコイイと思えるから大好きなんですね。
ハリウッドで一番カッコイイ俳優だと思います。全てにおいて本当カッコよすぎるんです。
今回はそんな僕が大好きな俳優であるクリスチャンベールのおすすめ映画を紹介したいと思います。
クリスチャン・ベールのおすすめ映画TOP20ランキング
超絶イケメン英国紳士俳優クリスチャンベールのおすすめ映画を順に紹介していきます。
20位 聖杯たちの騎士
作品概要
公開:2015年
監督:テレンス・マリック
出演:ナタリー・ポートマン、ケイト・ブランシェット
美しい映像を描く映画監督して有名なテレンス・マリック監督の作品。
ナタリポートマンやケイトブランシェットなどハリウッドの名優と言われるオスカー俳優が出演した映画でもあります。
この映画でのクリスチャンベールは、ハリウッドの脚本家を演じています。
映画としては、正直良くないです。ハッキリ言って面白くはなかったです。
ダラダラした展開が多く、いったい何を伝えたいのかもハッキリわかりません。
クリスチャンベールの役柄も他の映画とは異なる弱々しい役柄です。
この映画内容的には、面白くはないのですが、ワンシーン一つ一つが詩的であり映像は非常に美しいです。
また、ナタリーポートマンが出演している映画で、クリスチャンベールとの美男美女の絡みもグッドポイントでした。
派手なアクションはなく、内容的に面白い作品とは言えませんが、映像美が綺麗なのでクリスチャンベール好きはチェックしてみると良い作品でしょう。
19位 金陵十三釵(きんりょうじゅうさんさ)
作品概要
公開:2011年
監督:チャン・イーモウ
出演:Ni Ni,トン・ダーウェイ、渡部篤郎
日中戦争を描いた戦争映画。
近年、中国マネー出資のハリウッド映画が数多く作られていますが、この映画は中国で中国人の監督によって作られた中国映画です。
中国では史上最高の制作費をかけられ、中国本土で2011年度の最高興行収益を達成した作品です。
日中戦争時の南京事件を描いたフィクション映画とされていて、この映画は、日本人からすると相当後味が悪い映画でもあります。
日本兵が少女を強姦する残虐なシーンは本当に心が痛くなります。
クリスチャンベールは、この映画で、南京のキリスト教の教会に常駐する宣教師を演じています。
一部のネット情報でクリスチャンベールは反日と言われていますが、実際に反日かは分かりませんが、この映画が反日と思われている大きな理由の一つだとは思います。
戦争が狂気の世界に導く、戦地の日本兵士が最低な行為をしている事を描いています。
人類が始まってから行われている戦争ですが、やはり戦争は駄目だなと改めて感じます。
本当に犠牲になるのはいつも一般市民です。戦争に正義は無いです。
中国人がこの映画を見たら、反日感情が強くなっても仕方ないような内容です。
同じ日本人として見ていて本当に辛くなります。
日本軍の残虐性がクローズアップされてばかりではなく、日本軍側にも良心を持った兵士がいることも描かれています。渡部篤郎が演じてましたね。
ただの反日感情を煽るだけの映画ではないとも感じました。
日本人なら一度は見ておくべき映画かもしれません。
18位 戦場からの脱出
作品概要
公開:2007年
監督:ヴェルナー・ヘルツォーク
出演:スティーブ・ザーン、ジェレミー・デイビス
ベトナム戦争時の捕虜兵の脱出劇を描いた実話。
実在した米軍パイロットであるディーター・デングラーをクリスチャンベールが演じています。
この映画は、ノンフィクションなのかと思うほど良く出来た話の映画です。
映画に出演する俳優陣もみな本物の捕虜のように見えます。
痩せ細り、希望を無くした姿をしっかり描いています。
こんな絶望的な状況の中、ベール演じる主人公は希望を捨てず、何とかして脱出を試みようとします。
虫を食べたり、逃亡用に残飯を残したりするシーンなど実話の話をベースにしているのでリアリティが凄いです。
アメリカの大ヒット脱獄ドラマ「プリズンブレイク」とは異なるリアリティがあります。
この映画もドラマ化してじっくり見せててほしいと感じた映画です。
17位 バッドタイム
作品概要
公開:2006年
監督:デヴィッド・エアー
出演:エヴァ・ロンゴリア、フレディ・ロドリゲス
アフガニスタン従軍より帰国した男の物語。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)によって心に深い傷を負った男をクリスチャンベールが演じています。
イラク、アフガン戦争によって心に病を持った男の映画は数多くあり、こういう映画が多くあるという事は、それだけPTSDがアメリカが抱えている大きな問題なんだと感じます。
アメリカの伝説的な英雄スナイパーを描いた「アメリカンスナイパー」も戦争によってPTSDに侵された軍人を描いた映画でした。
古い映画ですが、ランボーも実際はPTSDによって精神を病んだ男でしたね。
日本には戦争帰りの人間なんて殆ど居ませんが、アメリカではずっと戦争を続けているので大きな社会問題なんですね。
自由の国アメリカの深い闇の部分です。
この映画では、このPTSDによって精神が完全におかしくなった男をクリスチャンベールが演じています。
アウトロー映画のように見えますが、僕は反戦映画のように感じました。
戦争によって、人間は狂気にもなるという事を伝えたかったのではないかと思いました。
クリスチャンベール好きは一度チェックするべき映画です。
16位 リベリオン
作品概要
公開:2002年
監督:カート・ウィマー
出演:ショーン・ビーン、エミリー・ワトソン
近未来の世界を描いたSFアクション映画。
マトリックスを彷彿とさせるような360度視点で取られた戦闘シーンなど、アクションが凄い映画です。
クリスチャンベールは、この映画を機にアクション映画に出演をしていくことになった俳優として、幅を広げた映画でもあります。
アクションも出来るのがクリスチャンベールの凄い所です。
スリリングあり、アクションあり、面白い作品です。
最後に人間の心を呼び戻して、巨大組織に立ち向かう姿はめちゃくちゃかっこよかった。
同世代のライバルといわれるディカプリオにはここまでのアクションは出来ません。
ディカプリオが役作りのために痩せた事みたことないですしね。
やっぱりクリスチャンベールの方が俳優として上なんじゃないかなと思わせてくれる作品です。
15位 ターミネーター4
作品概要
公開:2009年
監督:マックG
出演:アントン・イェルチン、サム・ワシントン
シュワルツネッガー主演の傑作SF映画ターミネーターの続編。
核戦争後の機械軍と戦うリーダー ジョンコナーをクリスチャンベールが演じています。
シュワルツネッガーが出演したターミネーターの興行成績を超える事はできませんでしたが、この作品で、アクション俳優としてのキャリアを確立した作品でもあります。
世界中にクリスチャンベールの名を知らしめた作品とも言えるでしょう。
また、この映画では、本番中にセットの中にいた撮影監督に激怒したテープが流出してしまった事も有名ですね。
既に謝罪もされていますが、僕はクリスチャンベールのプロフェッショナルな部分が出ている事件だと思いました。
撮影中にセットの中にいるってどういうことだよって思いますしね、罵倒した事は良く無いかもしれませんが、それだけプロ意識を持って仕事をしている証拠だと思います。
14位 ベルベット・ゴールドマイン
作品概要
公開:1998年
監督:トッド・ヘインズ
出演:ユアン・マクレガー、ジョナサン・リース=マイヤーズ
イギリスの若者を描いた映画。
クリスチャンベールは現代のニューヨークに住む主人公として登場します。
若かったイギリス時代の回想をするシーンがあり、クリスチャンベールがロンゲでロックミュージックなどに傾倒する姿を見れます。
過去と現在が交錯するように描かれていて、音楽シーンも合間に入ったり、内容としては理解するのが少し難しい作品です。
見る人によって解釈が異なる映画でしょう。
僕の解釈では、この映画は誰もが通った青春を描いた映画です。
過去の自分と向き合い、現在の自分に対して何かを問いかける作品でした。
この映画を見て、僕も自分が昔描いていた自分とはだいぶ異なる人間になっているなと感じました。
やっぱり、大人になっていくと人間って変わるものです。
諦めたり、なりたくないと思っていた大人になってしまうんです。
今の自分が良いか悪いかは別にして、この映画は過去を振り返るっていうことは大事なことだと教えてくれました。
非常に深い映画ですので、一度は見て欲しい映画です。
13位 しあわせの法則
作品概要
公開:2002年
監督:リサ・チョロデンコ
出演:ケイト・ベッキンセイル、フランシス・マクドーマンド
男女の恋愛・浮気模様を描いた恋愛サスペンス映画。
クリスチャンベールの恋人役でケイトベッキンセイルが出演しています。
ケイト・ベッキンセイルはアンダーワールドシリーズでのヴァンパイア処刑人役のイメージが強いんですが、この映画ではおしとやかな恋人を演じています。
そして、めちゃくちゃ可愛いんです。
ここがこの映画のグッドポイントです。
しかも、結構大胆なシーンが多いんです。
映画冒頭のクリスチャンベールとのベッドシーンは本当最高でした。
めっちゃいいシーンです。
また、プールで女性同士でキスするシーンなども最高でした。
なんでそうなるの?とは思いましたが、官能的で素晴らしかった。
映画の内容は特にアクションもなければ、地球が危機的な状況に陥ってるなどの大きなイベントもなく、男女の恋愛、浮気事情を描いています。
そして、この映画のクリスチャンベールは弱い男です。
矢口真里的な浮気を恋人がしているシーンを目撃 してしまうんですが、このシーンも情けない感じでした。
強いクリスチャンベールを見ることは出来ませんが、テンポも早く、ちょっとエッチなシーンもあり男でも見れる恋愛映画です。面白いのでぜひ。
12位 3時10分、決断のとき
作品概要
公開:2007年
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ラッセル・クロウ、ベン・フォスター
男の戦いを描いた西部劇映画。
西部劇映画としては70億円の大ヒットを飛ばした興行的に成功した映画であり、アカデミー賞にて作曲賞と録音賞にノミネートされた作品でもあります。
農場の牧場主役としてクリスチャンベールが主演し、無法者であるが教養もある敵役として、ラッセルクロウが出演しています。
普通の西部劇と異なり、敵味方はっきりしておらず、行動を共にしていきます。
内容が西部劇としては異質で面白かったです。
クリスチャンベールもカッコよかった。
泥臭い役の男も演じられるのは、クリスチャンベールの凄い所ですね。共演したラッセルクロウの演技も素晴らしかったです。
ラストシーンでの二人が戦うシーンは圧巻でした。
西部劇映画ってほとんど見たことない人が多いとおもいます。
この映画はおすすめの西部劇映画です。内容が面白いのでぜひチェックしてみてください。
11位 アメリカン・サイコ
作品概要
公開:2001年
監督:メアリー・ハロン
出演:ジャレッド・レト、クロエ・セヴィニー
ニューヨーク ウォール街のスーパーエリートの狂気の姿を描いた映画。
この映画で演じたクリスチャンベールの役柄は、本当めちゃくちゃです。
クリスチャンベールは昼間はスーパーエリートのビジネスマン、夜は快楽的な殺人を犯す犯罪者を演じています。
この映画での、チェーンソーを使った殺害シーンは強烈でした。
ベッドシーンも過激で、あらわにされた作り上げられた肉体も凄かった。
ジャックニコルソンの「シャイニング」を彷彿とさせるイカれっぷりでした。
10位 太陽の帝国
作品概要
公開:1988年
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ジョン・マルコヴィッチ、ベン・スティーラー
クリスチャンベール子役時代に出演した初出演映画。
舞台は、日中戦争時の上海で日本の零戦に憧れる主人公の少年が第二次世界大戦の大混乱に巻き込まれていく物語です。
日本軍の戦闘機に憧れていたのに、日本軍に捕らえられ捕虜となる非常に難しい役柄を子役ながらに見事に演じきっています。
彼の演技や役作りが凄いのは幼少期から映画の世界に入っていたからかもしれません。
クリスチャンベールの初主演映画で、子供時代の可愛らしい姿を見ることができる良作です。
9位 スウィング・キッズ
作品概要
公開:1993年
監督:トーマス・カーター
出演:ロバート・ショーン・レナード、フランク・ホエーリー
ナチス政権化のジャズに没頭する少年たちを描いた映画。
「今を生きる」で悲劇的な死を迎えてしまう青年を演じたロバートショーンレナードが主演しています。
ベールはこの映画では彼の親友役で出演しています。
元々はジャズ好き親友の二人だったのですが、第二次世界大戦時のナチスドイツの影響力が強くなっていき、ナチスドイツに入党しなければならなくなっていきます。
ここからが、ジャズを愛していた二人の人生の分かれ道で、めちゃくちゃ仲良かったのに歪が出来ていってしまうんです。
ジャズダンスをする姿、ジャズを愛す姿は非常に良かったです。
「今を生きる」とはまた違った形での青春像を描いています。
こちらも良作なのでぜひ。
8位 アメリカン・ハッスル
作品概要
公開:2014年
監督:デヴィッド・O・ラッセル
出演:ジェニファー・ローレンス、エイミー・アダムス、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー
第86回アカデミー賞にて10部門にノミネートされた作品。
この映画でも、クリスチャンベールのその役作りが凄い。
アカデミー主演男優賞にもノミネートされています。
めちゃくちゃ腹の出たメタボリックで、髪の毛も禿げ上がった中年の姿を見る事が出来ます。
外見はクリスチャンベールの出演映画の中で一番酷い有様を魅せた映画でした。
映画冒頭で腹を出すシーンが強調されていたり、クリスチャンベールだからこそ出来る役だとも思いましたね。
アメリカで実際に起きたスキャンダル事件を基にした映画です。
クリスチャンベールの役柄も実在した詐欺師をモチーフにして作られています。
テンポも良く、あっという間に物語もスピードも早く映画の内容も面白いです。
ジェニファーローレンスなど、いまハリウッドで注目されている俳優が勢ぞろいした作品でもあります。
ネタバレはしたくないので詳しくは書きません。面白いのでチェックぜひ。
7位 プレステージ
作品概要
公開:2006年
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ボウイ、スカーレット・ヨハンソン
クリストファー・ノーラン監督のミステリー映画。
ノーラン監督は物語を複雑に解りづらく描くことが多い監督です。
この作品も、他作品と同様かなり複雑に作られています。
この映画を見ている観客にマジックをかけているような感じの映画でした。
物語の中、至る所に伏線が張られているのでしっかり見る必要があります。
しっかり見て、理解しないと直ぐに取り残されて物語を理解できなくなります。
クリスチャンベールとクリストファーノーラン監督のコンビではバットマンが有名ですが、この作品も面白いので是非チェック。
6位 ファーナス/訣別の朝
作品概要
公開:2013年
監督:スコット・クーパー
出演:ケイシー・アフレック、ウディ・ハレルソン
アウトローの弟とアウトロー世界から足を洗った兄の兄弟愛そして復讐劇を描いた映画。
内容や設定としては、エドワードノートンの「アメリカンヒストリーX」やレオナルドディカプリオ「レヴェナント」に似ているかもしれません。
この映画のクリスチャンベールは、髪の毛を伸ばし、ひげを蓄え、労働階級の役柄ですが、ルックスはクリスチャンベールの映画史上一番カッコ良かったです。
アウトロー映画で、映画全篇シリアステイストで進んでいきます。
無法者のアウトローを演じたウディハレルソンの演技も素晴らしかった。
普段コメディ映画に出演することが多い俳優ですが、この映画では徹底したアウトローを演じきっていました。
最後のシーンも本当かっこよかった。男に見て欲しい映画です。
なお、余談ですが、当初この映画はレオナルドディカプリオが演じることが決定していましたが、クリスチャンベールが演じることになり、ディカプリオが制作側に回った作品でもあります。
クリスチャンベールとレオナルドディカプリオが共演した作品ではないですが、共作した作品でもあります。いつか、この二人が共演して欲しいですね。
5位 マネー・ショート 華麗なる大逆転
作品概要
公開:2016年
監督:アダム・マッケイ
出演:ブラッド・ピット、ライアン・ゴズリング
2007年のリーマンショックに端を発する世界金融危機をテーマにした映画。
記憶に新しいサブプライムローンに端を発したリーマンショックの裏側を描いた作品です。
映画として非常に面白いです。
この映画でのクリスチャンベールは 義眼の役を演じているんですが、目の動きが凄かったですね。
どうやってあんな動きをさせているのか不思議に思いましたね。
この金融危機を巻き起こした証券マンたちは未だに逮捕すらされておらず、普通に生活しています。 また、同じような金融商品を作ろうとしているともしているんですね。
一生懸命働いている労働者である僕たちにとっても、非常に考えさせられる映画でもありました。
金融危機を扱った作品で難しいように思われるかもしれないですが、金融知識は一切必要ありません。堅苦しい映画ではない、娯楽映画の要素も強くスリリング映画としても楽しめます。
役者もブラピ、ライアンゴズリングなど新旧イケメンが勢ぞろいしています。
面白いので是非チェックです。
4位 パブリック・エネミーズ
作品概要
公開:2009年
監督:マイケル・マン
出演:ジョニー・デップ、マリオン・コティヤール
1933年アメリカ大恐慌時代に実在したギャングであるジョン・デリンジャーを描いた作品。
この映画まず、これがノンフィクションなのかという事に驚きます。
ジョニーデップが主演の実在した伝説のギャングを演じ、この伝説のギャングを追う捜査官の役をクリスチャンベールが演じています。
正義のクリスチャンベールと悪のジョニーデップとの戦いが繰り広げられますが、悪のジョニデが悪者には正直見えないんです。
これ、本当に実話なの?こんな人いるの?ってほどカッコイイ行き様を魅せつけてくれます。
最後のシーンがめちゃくちゃ泣けました。
ジョニデが演じた役柄はパブリックエネミーと言われ、銀行強盗を行う一般市民の敵と言われていますが、本当ジョニデが超絶カッコいいんです。
この映画のタイトルは皮肉で使ってます。
銀行強盗を繰り返しているけど、本当に公共市民の敵なの?って思ってしまうんです。
そして、最後のジョニデが残した言葉が本当かっこよかった。マジで泣けます。
犯罪は駄目ですが、こういう男って憧れてしまうものです。
アウトロー映画で、描かれているのは犯罪者ではあるんですが、本当男が憧れるような男が主人公となっています。
クリスチャンベールのおすすめ映画というよりは、ジョニーデップのおすすめ映画ですが、男性には絶対見て欲しい映画です。ぜひ。
3位 マシニスト
作品概要
公開:2005年
監督:ブラッド・アンダーソン
出演:ジェニファー・ジェイソン・リー、ジョン・シャリアン
クリスチャンベールの役作りの凄さを感じる事が出来る映画。
顔は痩せ細り、全身やせ細った姿やつれた姿を見ることが出来ます。
タイトルの「マシニスト」とは機械工の意味で主人公は寂れた工場に勤めるさえない男性です。
とにかく、痩せていて、やつれていて、どことなく影がある人間です。
実はこれには理由があって、ある過去での出来事が伏線となっているのです。
その過去の出来事の時のクリスチャンベールは、やせ細った姿とはまた違った姿を見せています。
クリスチャンベールの役作りにおける役者魂を魅せつけた傑作です。
2位 ダークナイト
作品概要
公開:2008年
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ヒース・レジャー、マイケル・ケイン
クリスチャンベールのバットマンシリーズ最高傑作。
クリストファーノーラン監督のバットマンシリーズは「バットマン ビギンズ」、「ダークナイト」、「ダークナイトライジング」の3作品あります。
3作品どれも面白いのですが、その中で突出して面白い作品です。
アカデミー賞に7部門もノミネートされた最高のアメコミ映画でもあります。
ニューヨークという名のゴッサムシティを舞台にヒースレジャー演じるジョーカーとクリスチャンベール演じるバットマンが壮絶な戦いを繰り広げます。
この映画CGなしでビルを丸ごと爆破したり、アクション映画としても凄まじかったです。
ジョーカーを演じたヒースレジャーの遺作となった作品でもあり、映画の中で映る彼のジョーカーの姿には影があります。
ジョーカーを演じるために徹底した役作りを行い、結果ヒースレジャーが自らの命を絶ってしまった原因にもなった映画でもあります。
映画好きならずとも、必ず見ておきたい映画です。
1位 ザ・ファイター
作品概要
公開:2010年
監督:デヴィット・O・ラッセル
出演:マーク・ウォルバーグ、エイミー・アダムス
クリスチャンベール出演映画の最高傑作。
第83回アカデミー賞助演男優賞をクリスチャンベールが受賞した作品。
ベールはこの映画で実在したプロボクサーの兄を演じています。
主人公はマークウォルバーグ演じるプロボクサーですが、完璧に主人公が影に染まってしまっていました。
なぜなら、クリスチャンベールの演技が凄すぎたからです。
普通であれば、天才ボクサーの主人公が脚光を浴びるはずです。兄貴はどうしようもないヤク中で、刑務所に入ったりとしょうもない役柄なんです。
でも、クリスチャンベールが見事に演じていて、主役の天才ボクサーが影に染まってしまっているのです。
この作品のために髪を抜き、歯を削り、渾身の演技を見せています。
クリスチャンベールはバットマンを演じた俳優として世間的には知られていますが、この映画を見れば、クリスチャンベールの演技が如何に凄いか必ず分かります。
バットマンとは全然違うイカれたヤクなんですが、演技力に圧倒されます。
演技力だけでなく、映画の内容としても非常に面白い作品なので、一度は絶対に見て欲しいクリスチャンベールの一番のおすすめ映画です。
最後に
クリスチャンベールの映画は彼の演技力が素晴らしいので、どの映画も面白いです。
今回紹介した映画もきっと満足するに違いないでしょう。
そして、映画を見れば、クリスチャンベールの魅力に取り憑かれること間違いないでしょう。