死ぬまでに絶対に読むべきおすすめ漫画ランキングトップ30
私は漫画が大好きです。
漫画からは人生で大切な事をいくつも教わってきました。
同じ本という媒体である教科書からも多くの事を教わりましたが、人生で役に立っているかと言えば疑問です。
教科書は学校でいい成績をとったり、大学に入る為に必要な本ではありましたが、人生には役立つ情報は非常に少なかったと思っています。
私は今まで人生を生きてきて数万冊の漫画を読んできました。
小さなとき、親から貰った200円を握り締め、毎週ジャンプを買いに行っては自宅で漫画を読みふけっていました。
中学生、高校生のときも授業中も授業そっちのけで友達と面白いマンガを共有したり、部活の練習後もいつも漫画を読んでました。
漫画の話で友人と話をしたり、時には熱く語ったりなどもよくしたものです。
漫画漬けの少年時代だったと言ってもいいくらい漫画に明け暮れた毎日でした。
私は漫画が大好きだったのです。
私だけでなく、私の周りの友人もみな漫画を愛していました。
しかし、残念ながら子供の頃から続けてきた漫画を読む事を止めなければならない時期がありました。
それが高校三年生の大学受験の時です。
高校三年生の時ばかりは大学受験のためにほぼ全ての時間を勉強に費やしました。
漫画を読む事は止め、教科書ばかりを読んで、必死に色々な事を頭の中に詰め込んでいきました。
高校三年次は本当に多くの教科書を読みこみました。
本当に多くの時間を勉強に費やしました。
あの時、多くの時間を使ったということはハッキリと今も記憶に残っています。
しかしながら、あの大学受験時に勉強した多くの教科書の内容は、今思い出そうとしてもほとんど思い出すことが出来ません。
あんなに多くの時間を使ったのにほとんど覚えていないのです。
一方、子供の頃から読み続けていた漫画のストーリーは今でも決して忘れず脳裏に焼きついています。
これは何より教科書は無理やり頭に詰め込んでいたに過ぎなかったことに違いありません。
漫画を読んでいたときは好奇心を掻き立てられて先を読みたい、話の続きを知りたいという気持ちを抑えきれずに本当に自分から率先して読んでいたからなのです。
好奇心があるかないか、知りたいと自分から思ったか否かという所に大きな差がありました。
多くの時間を勉学に費やした大学受験が終わり、大学生活を送り、大学を卒業し、社会人になって、今私は海外で生活をしています。
社会の波に揉まれながら大人になっていき、多くの事を学んできました。
そして、今強く想う事があります。
それが、教科書に書いてあることは、社会や人生でほとんど使い物にならないという事です。
教科書通り、マニュアル通りに仕事、恋愛、人生が上手く行く事の方が稀です。
私はいま海外で生活し、外国で外国人と働いているので尚更そう強く思います。
教科書なんかよりもよっぽど漫画の方が人生において大切な事が書かれている気がするのです。
漫画には人生において重要である好奇心、友情、熱意、冒険心など色々なことを学ぶ事が出来ます。
時は経ち、子供のころの自分といま大人になった自分は性格も生きている環境も大きく変わりました。
でも、今も決して変わらない事があります。
それが、マンガが好きなことです。
これは子供のころからずっと変わりません。
私は子供の頃からずっと漫画が大好きなんです。
そして、子供の頃に好きだった漫画は今私が住む海外でも絶大な人気を誇っています。
私はいまタイという国に住んでいます。
本や字を読む習慣がないことでも有名なタイ人が実は日本の漫画はよく読んでいるのです。
タイには日本の漫画をタイ語訳した専門の漫画書店がいくつもあります。
彼らタイ人とは漫画を通して話が弾んだり、仲良くなったり友人関係を作り上げる事もできました。
『この漫画知っていますか?』という感じで逆にタイ人から質問をされ、普通の日本人よりも漫画、アニメが詳しい人もいます。
日本の漫画は私のような日本人だけでなく、世界中の人々にも愛されているのです。
実際に海外で生活してこの事を強く実感しています。
私は今まで生きてきて本当にすばらしい漫画に出会ってきました。
漫画は時に人生や自分の考え方を改め直させてくれる作品があると思っています。
今回は死ぬまでに絶対読むべき漫画という事で私が大好きな30作品をランキング形式で紹介していきたいと思います。
死ぬまでに絶対に読むべきおすすめ漫画TOP30ランキング
私の人生に影響を与えた、人生を考えさせられたり、心から楽しかったと思える選りすぐりの厳選おすすめ漫画30作品を順に紹介していきます。
30位 AKIRA
概要
作者:大友克洋
巻数:全6巻
あらすじ:
1982年新型爆弾が爆発し、東京は崩壊。
世界大戦のきっかけとなり、世界は荒廃していった。
それから時は経ち舞台は2019年のネオ東京を舞台に金田正太郎率いる暴走族の少年達の戦いが始まる。
1980年台に描かれた世紀末の東京を舞台にした若者のストーリー。
私はこの漫画を中学時代に読みました。
中学時代の私にとって、かなり衝撃でした。
漫画なんだけど、映画みたいな感じで漫画ってこんなカッコいいんだって感じです。
この漫画を読んだ後にのちに説明する人生で一番面白いという漫画を読むきっかけを与えてくれたマンガでもあります。
。
アキラの中で描かれている世界観が物凄くカッコよかった。子供だましではなく、大人になった今見てもカッコいいと感じます。
ダラダラしてなくて一気に読めます。スピード感がすごいです。
大抵漫画は人気が出てしまうと最初の設定とは異なって設定や物語を追加してダラダラ続いてしまうものなのですが、
アキラは首尾一貫して綺麗に物語が幕を閉じます。
そして、現実世界でも起きてもおかしくないような設定にも惹かれました
ドラゴンボールのかめはめ波とか空飛んだりする武空術って設定は子供心にも不可能だとわかってました。
でも、AKIRAは現実世界にも起きてもおかしくないような設定でとにかく、スタイリッシュでかっこよかった。
とにかく絵から何からカッコいいマンガなんです。
アキラは海外でも絶大な人気を誇ります。
人気なのがなんとなく分かりますね。
すごいスタイリッシュ。Tシャツとかも原宿に結構売ってました。
アニメのキャラが描かれたTシャツなんてアニメオタクか漫画オタクってキモイ感じに思われそうですが、
アキラのTシャツはオシャレTシャツとしても着こなせそうな感じでした。
私個人的には特に金田が乗ってるバイクがカッコよかった。
いつの日かわかりませんが、アキラで描かれていたような人間の心をもったロボットはいづれこの世に登場すると思います。
ロボットが代理で戦争したり、ターミネーターのようなロボットと人類との戦争はいづれ必ず来てしまうんじゃないかなと思っています。
ロボットが人間の代わりに戦争をするのは恐らく近い将来必ず来てしまうのでしょう。
怖いですが、もう既にアメリカが実験段階に入っているという話も聞きます。
最後に、この漫画の凄いところの一つとして、2020年の東京オリンピックが開かれる設定になっていたことです。
1980年今から30年前に描かれたマンガですが、見事予想が的中してるんです。
SF系のマンガとか設定は大体その通りにならないものです。
ドラえもんとか21世紀の世界から来た話になってますが、まだまだ何百年も先の話に思います。
そもそも来ないんじゃないかなとも思います。
2001年宇宙への旅というSF映画の金字塔的作品のスタンリーキューブリックの作品も2001年の段階では到底出来ない設定でした。
SF系の漫画、映画にも言えますが、近未来の設定が甘すぎる傾向があると感じます。
しかし、AKIRAはしっかり的中させていました。凄いですね。
1982年新型爆弾が爆発し、東京は崩壊したという設定も年代は合っていませんが、福島原発の事故を思い起こさせます。
今の東京はこの漫画で描かれているネオ東京ほどにはなっていませんが、オリンピックを的中させたことはほんと凄いなと思います。
29位 闇金ウシジマ君
概要
作者:真鍋昌平
巻数:34巻 連載中
あらすじ:
闇金業者ウシジマ君の顧客および関係者の人間関係そして、社会の闇を描いた物語。
人間の暗部や社会の汚れた部分を映し出した漫画。
私はウシジマくんは現代の『笑うセールスマン 喪黒 福造(もぐろ ふくぞう)』だと思ってます。
東京、渋谷などを舞台にしていて、東京に住んでいた私としてはリアリティも感じました。
私は日本にいたとき、東京のクラブでよく遊んでました。
ほんとストリート、現場主義で金曜の夜などは良く夜の東京の街に遊びに行ったものです。
やっぱり夜の街って怖い人いるんですね。
六本木のクラブで有名だった関東連合っぽい人たちとか新木場のクラブにいたような売人っぽい人達もこの漫画には登場します。
漫画って普通夢っぽい話や設定を作りがちなんですが、とてもリアルに近い感じのマンガなんです。
読み切りで色々なストーリーがあるんですが、フィクションなのかノンフィクションなのか分からないようなリアリティに溢れた物語が満載です。
結構実話に基づいて書かれているような気がします。
ニュースやテレビで報道はされている事件などの裏側、当事者側にたった視点で物語が描かれており、リアルに近いのでちょっと怖くなる内容多しです。
普段生活しているだけでは出会わないような、闇金とかじゃないとお金借りれない人たち、どうしても借金しなければならない人たち。
こういう闇の世界に生きる人たちが実際にいるんだと思います。
勇気を貰ったり、元気が出たりするようなマンガでは決してありません。
でも、こういう社会の闇に生きる人たちもいるんだということを知るためにも読んだ方がいい気がします。
28位 ワンピース
概要
作者:尾田栄一郎
巻数:78巻 連載中
あらすじ:
大海賊を目指すルフィと仲間たちの「ワンピース」を巡る壮大な冒険物語。
今の少年の心をがっしりつかんだドラゴンボールの後を次ぐ一大少年漫画。
ワンピースはほんと面白いですね。
子供だけでなく、大人も楽しめる漫画です。夢を与えてくれます。
海賊で宝物を探しに行くという設定も子供心や大人のロマンを掴んで離しません。
ドラゴンボールにはなかった感動的なシーンも盛りだくさんです。
チョッパーの放つセリフに泣かされた人もきっと多いはずです。
今現在も連載が続いていて、最後一体ルフィが財宝を手に入れる事が出来るのかどうか、気になって仕方ないです。
いつの頃からか私自身、子供のころに描いていた夢を追い続けることをやめてしまいました。
今人生を振り返ると、子供のころに絶対になりたくないと思っていたサラリーマンになってしまっています。
夢を捨てて普通の大人になってしまいました。
そして、友人ともいつの間にか疎遠になって仕事に没頭し、毎日死んだような目をしてしまっていました。
ワンピースを見ると子供のころに描いた夢や夢を追い続けることの大切さ、素晴らしさを教えてくれます。
ワンピースの中で描かれている友情も素晴らしいです。
やっぱり仲間とか友情とか情熱が人生では大切なんです。
これは、教科書には書かれていませんでした。本当に大切なことはワンピースを読めば教えてくれます。
ルフィのワンピースを巡る冒険はいまだ終わっていません。
この連載が終わるまで私は死ねません。物語の続きを読むのがいつも楽しみです。
ルフィのように夢を追い続けていきたいといつも思いますね。
27位 ゴルゴ13
概要
作者:さいとう・たかを
巻数:177巻 連載中
あらすじ:
殺し屋・スナイパーゴルゴ13が暗躍する社会、歴史の裏側を描いたハードボイルド漫画。
最強のスナイパーゴルゴ13。
近年ノマドワーカーという言葉が流行していますが、ゴルゴこそノマドワーカーなんじゃないのかって思います。
依頼されたときに働く、M16片手に世界中飛び回って仕事しています。
普通のノマドワーカーはノートPC一つですが、ゴルゴはM16一つでノマドしてます。
しかも、報酬額が半端ない。非常に高額なんです。
最強のノマドワーカーだと感じます。
ノマドって近年流行している言葉ですが、そう簡単には一般人はノマドワーカーにはなれません。
本当にごく一部の一流の技術や才能を持っている人だけがノマドワーカーとして働いているんです。
会社辞めてパソコン一つで仕事するって絶対に簡単じゃないです。
ノマドって楽して働いている人たちってイメージが持たれがちですが、会社勤めのサラリーマンの方が絶対楽だと思います。
常に給料を貰えなくなる危険性がありますし、成功している人を真似て何人の人が会社を辞めて失敗しているか測り知れません。
自分に自信があって、底知れぬ努力出来る一流の人だけがノマドワーカーになれると思うんです。
ノマドワーカーで成功している人って見せないようにしているだけで、陰で血の滲むような努力していると思います。
そういう努力をし続けられる人がノマドワーカーとして成功してるんだと思うんですね。
私には向いてなさそうです。
風当たりも強そうなノマドですが、ノマドで生きている人は尊敬しています。
ゴルゴも近年話題のこのノマドワーカーと同じように自分に非常に厳しいです。
そして、仕事も選びます。
ゴルゴの話の中で彼が受け持つ殺しの依頼は基本的に悪い側には付きません。
アメリカ、ロシアどちらが正義か?という議論はあるかもしれないです
実際、正義、悪の善悪をつけるような難しい問題もテーマになったりするケースもありました。
しかし、ゴルゴは何かしらの大義名分をもって仕事を請け負います。
殺し屋という設定ですが、悪の手先に回るようなことは決してしないんですね。
無差別テロとか無差別殺人なんかも絶対にしません。何かしらのバックグラウンドを持った仕事だけするのです。
この漫画の素晴らしいところは単純にスナイパーやスパイなどの話だけでなく、歴史の裏側など学べることです。
その当時の世界の歴史を知ることもできます。
ニュースに載っていないような裏側もしれます。
ゴルゴ豆知識なのが初期のゴルゴは結構お喋りで笑ったりもしていて、結構自分の感情などを表現するんです。
でも、今のゴルゴはほとんど喋らないし、無表情、ほんと機械みたいなんですね。
あと角刈りとブリーフパン似合すぎというのも付け加えておきたいです。
男ならなんとなく憧れてしまいます。
あんな角刈りとブリーフパンツに合う男になりたいものです。
26位 ツヨシしっかりしなさい
概要
作者:永松潔
巻数:全19巻
あらすじ:
優秀な美人姉妹がいると近所で評判の井川家の中でダメ者扱いされているつよしと家族の喜劇物語。
クレヨンしんちゃん、サザエさん、クッキングパパ、コボちゃんなど家族愛や日常をテーマにした国民的マンガ、アニメは数多くあります。
私の中でこの『つよししっかりしなさい』は家族愛、日常を描いたマンガの中で一番好きです。
つよしは井川家の失敗作と言われてしまってるんです。
美人の姉や妹がいて、外見的に劣っている剛は皆から劣等生扱いされてしまっている。
実際の社会、家族でもこういう人っていると思うんです。
弟は優秀なのに、兄貴はだめだとか、ありますよね。私の周りにも一杯いました。
兄貴はイケメンなのに弟は全然カッコよくなかったり、兄弟とか姉妹にもいろいろあるんです。
つよしの姉と姉さんはめちゃくちゃ優秀な美人です。
姉は優秀なのにつよしは全然優秀じゃないと周りから思われているんです。
これが『ツヨシしっかりしなさい』という題名が付けられている所以なのです。
私も幼少時代自分の家族の中では失敗作、劣等生と思われてました。
今もこれはあまり変わってませんけれど。
ここに私は凄い共感してしまいました。
つよしは見た目から分かる通りどこにでもいるような至って普通の男の子です。
こういうつよしみたいな外見の男の子も中学とか高校に一人はいましたよね。
優秀な姉や妹の影に隠れがちで、周りからみても至って普通っぽい男の子なんですが、剛は実は結構凄いんです。
周りにはわからない隠れた能力を一杯持っているんです。
つよしは私たちが普段生活しているときに対面する問題なども解決していくんです。
何とも言えないほのぼのした話なんです。
でも、周りが気が付かないだけでつよしはほんとは凄いんです。
自分よりも優秀な兄弟、姉妹がいるひとはちょっとここに心打たれてしまいます。
私自身が兄弟、姉妹の中で劣等生なのでつよしを見ていてすごく共感してしまうのです。
うなづくこと間違いなし。
私のような失敗作やレッテルを張られた劣等生もいろいろ頑張っているんです。
精いっぱい自分が出来る範囲で頑張っているんです。
『つよししっかりしなさい』はもしあなたに兄弟や姉妹がいて、私のようにレッテルを張られている人に特におすすめしたいマンガです。
25位 殺し屋1
概要
作者:山本英夫
巻数:全10巻
あらすじ:
主人公である殺し屋イチと暴力団員である垣原の戦いを描いた物語。
この漫画はとにかく設定がすごかった。
エグイ描写も非常に多いです
しかし、なんか気になって読んじゃうんです。
殺し屋1は映画にもなっています。
私はまず映画を見ました。浅野忠信が妙に役柄にマッチしてましたね。
そして、映画を見た後に原作である漫画を読みました。
私のよくあるパターンとして映画を見てから小説やマンガを読むパターンが多いんです。
バトルロワイヤルも映画を見た後にマンガを読みました。なんとなく、雰囲気はあれに似ている気がします。
殺し屋1も映画を見た後にマンガを読みました。
漫画は映画以上にも面白いです。
映画では描かれていないもっと激しい描写が描かれています。
子供と少年に薦められるかというと甚だしく疑問ですが、マンガとしてはよく出来ています。
とにかく読みたくなってしまうんです。
先を読みたくなるというのはマンガの物語や構成を考えるうえで非常に重要な要素です。
こういった点では殺し屋1は素晴らしかった。
私自身、気になって仕方なくなり、ブックオフの立ち読みで一気読みしてしまいました。
この作者は他にもホムンクルスやのぞきやなど決して人におすすめできる漫画ではないですが、なんか気になってしかたないマンガをリリースしまくってます。
24位 幽遊白書
概要
作者:冨樫義博
巻数:全19巻
あらすじ:
浦飯幽助とその仲間たちの活躍を描く冒険物語。
ジャンプ黄金期の3大漫画の一つ。
『ドラゴンボール』、『スラムダンク』そして、この『幽遊白書』です。
私は単行本でこの漫画一気読みしました。私は同じ富樫作の『ハンターハンター』よりも幽遊白書の方が好きですね。
ちょっとドラゴンボール的な要素があって、おそらく最初に考えていた物語とは人気を博していった経緯で変わって行ったと思ってます。
読者の期待に応えて物語を変えていった。
少し謎だったのが、途中で絵が汚くなっていったのが良く分かりませんでした。
ただ面白かった。なにより登場人物がカッコ良かった。
浦飯幽助、桑原、蔵馬、飛影のメインの4人のキャラ設定は漫画の王道そのまんまでした。
大抵王道の漫画の登場キャラはこういう感じです。
主役は大抵おっちょこちょいでワンパク系なんです。ちょっと欠点があったり、人情味に溢れているキャラ設定なんですね。
幽遊白書の幽助、ドラゴンボールの孫悟空、スラムダンクの桜木花道、ワンピースのルフィ。
そして、その脇役には必ず主役よりも外見的にカッコ良くて、無口またはシャイな2枚目キャラがいるんです。
幽遊白書だと蔵馬と飛影、ドラゴンボールだとベジータとトランクス、スラムダンクだと流川楓、ワンピースだとロロノアゾロ。
幽遊白書の登場人物は王道でドラゴンボール、スラムダンクと比較してもキャラがカッコ良かった。
個人的には蔵馬が大好きでした。妖狐に変身した蔵馬は最終的に一番強いんじゃないのとも思ってました。
蔵馬には名言もありましたね。
それが、『綺麗な薔薇には棘があるのさ』
この名言今痛いほど痛感しています。
まさしくその通り!なんです
私は今まで女性関係で結構人生悩まされてきました。
痛い目に合うたびにまさに蔵馬の名言その通りだ!と実感していました。
教科書には綺麗な女性には気を付けろなんて絶対書かれてないんです。
私の人生における重要な事は漫画の名言に書かれてたと思ってしまいます。
23位 シュート
概要
作者:大島司
巻数:全33巻
あらすじ:
天才高校サッカープレイヤー久保嘉晴に憧れてサッカー部へ入部した田仲俊彦の王道青春サッカーストーリー。
私は幼いころ小学生から高校生の時までずっとサッカーをやっていました。
サッカー漫画といえばキャプテン翼がやっぱり一番有名ですが、私は個人的にシュートの方が好きでした。
シュートの方が実際のサッカーに近かったからです。
キャプテン翼は若干ドラゴンボール的なところがあって、必殺技とか凄いジャンプ力とか脚力とか現実離れしてしまっているんですね。ただ大空翼の『ボールは友達』っていう名言は大好きでしたけどね。
シュートもキャプテン翼もどちらもサッカー漫画として読んでましたしどちらも好きですが、私は敢えて選ぶならシュートをお勧めしたいです。
サッカー部の先輩であった天才高校生サッカープレイヤー久保さんが死んでしまう設定などは若干タッチにも似ている気がします。
タッチも兄貴の天才ピッチャー和也が事故でなくなってしまいます。
おそらくシュートは同じスポーツ漫画ですし、タッチの影響を受けたんでしょうね。
サッカー好きな少年こそシュートを読むべきと強くお勧めしたいです。
22位 モンスター
概要
作者:浦沢直樹
巻数:全18巻
あらすじ:
東西ドイツ冷戦時のドイツ、チェコを舞台とした本格ミステリー漫画。
ミステリードラマ、映画のような漫画。
日本には偉大な漫画家が数多くいますが、漫画家の中では浦沢直樹が一番好きです。
浦沢直樹の作品は今まで全部見てきています。
私の中では全部面白いと思います。
映画監督に例えたら、クリストファーノーランとかクエンティタランティーノみたいな感じ。
ハズレが一切ないんです。
最後の最後までドキドキワクワクしながら読みました。
私はミステリーもの大好きで、ミステリー系、推理小説系漫画では一番の漫画だと思ってます。
ミステリー、謎解き系が好きな人にはぜひ読んで貰いたい漫画です。
21位 東京大学物語
概要
作者:江川達也
巻数:ー
あらすじ:
村上直樹の恋愛物語。
最強のエロ漫画。
少年向け漫画のタルるート君書いた人が書いたとは思えない。
性描写が激しいです。そして、絵が上手すぎる。最高です!
物語の内容はなんとなく、村上春樹のノルウェーの森の影響を受けている気がします。
主人公の村上直樹って名前もノルウェイの森の著者の村上春樹の春を直に変えているだけです。
東京大学物語はエロ過ぎないところもいいです。
1話全て性描写という回もあるんですが、基本的には性描写はサブ的に使われています。
メインではないのです。
エロ全面に出されるのはだめですよね。
我々男性はチョイエロがグッとくるんです。
見えそうで見えない感じがグッとくるんですよね!
どちらにしても、男性は一度見た方がよいと思います。
ただ、電車とか公共の場で読むことはおススメできません。
私自身、大学時代に山手線の電車の中でこの漫画を読んでいましたが、真ん中の足が直立してしまい下車したい駅で座席を立てなくなってしまいました。
これ読んで真ん中の足立たない人はいないんじゃないのって位の漫画です。
20位 亜人
概要
作者:桜井画門
巻数:6巻 連載中
あらすじ:
普通の高校生だった主人公がトラックに轢かれ死亡した後に亜人として生き返る。
最近見た漫画の中で一番面白かったマンガ。
物語や構成が本当によくできてます。
この漫画ももっと先が読みたくなる気持ちを掻き立てられる漫画です。
どういった結末を迎えるのか見ものです。
いづれ映画化もされるに違いありません。
実際『進撃の巨人』以来の衝撃と銘打ったコメントもよく見かけます。
内容はほんとおもしろいです。
一度読んでみることをお勧めします。
19位ドラゴンボール
概要
作者:鳥山明
巻数:42巻
あらすじ:
世界中に散らばった7つのドラゴンボールを全てを集めると、どんな願いでも1つだけ叶えられるというシェンロンが登場する。
ドラゴンボールを巡る孫悟空の冒険物語。
一昔前の一大人気漫画といえばドラゴンボールでした。
ジャンプ黄金時代の一番のヒット作です。
もしかしたら世界で一番有名な日本のマンガかもしれません。
あの時代のジャンプはすごかったですね。
あんなに人気漫画が一つになっていたなんて今でも信じられません。
ほぼ全てテレビアニメ化もされていました。
現在アニメで再放送されているので今の子供たちにも絶大な人気を誇っています。
時代を超えて少年、青年に支持された漫画だといえるでしょう。
ワンピースがドラゴンボールを超えるかどうか、今後楽しみですが、
今のところ私の中ではドラゴンボールの方が上です。
作者の鳥山明自身もここまでの長編、多くの人たちに支持されるとは連載当初思っていなかったかもしれません。
たぶん続けながら色々な話が付け加えられていった気がします。
ピッコロ編が終わってラディッツという悟空の兄貴が地球に来た時にあと少しだけ話が続きますと付け加えらていました。
全然少しではなく、それからベジータやフリーザ編など物語は地球の枠を超えて大きく広がっていきます。
おそらく人気が爆発してベジータとかナメック星でのフリーザとの闘いとかが付け加えられていったのでしょう。
個人的には悟空が子供のころからナメック星のフリーザ編までが好きでした。
悟空がフリーザにクリリンを殺されてスーパーサイヤ人になったところは震えましたね。
めちゃくちゃカッコよかった。
セル編と魔人ブー編も面白いとは思うのですが、やっぱりフリーザ編が一番だった。
僕の中ではフリーザ編で終わってくれたら、もっと良い終わり方だったかなと思ってます。
鳥山明の絵はほんと好きです。
ドラクエ、クロノトリガーのゲームキャラクターでも鳥山明の絵は使われてましたね。
ドラクエとドラゴンボールって1980年、90年、2000年代の少年の心全部持って行ってた気がします。
鳥山明は神的な漫画家ですね。
18位 ジョジョの奇妙な冒険
概要
作者:荒木飛呂彦
巻数:114巻 連載中
あらすじ:
ジョースター一族と、邪悪な吸血鬼と化しディオの2世紀以上に渡る戦いを描いた物語。
私はジョジョの絵が嫌いでした。
ジョジョの存在はずっと昔から知っていましたが、読む気になりませんでした。
とにかく私の中で絵の感じが受け付けなかったんです。
そして、それから少し時が経ちました。
大学生の時にTSUTAYAでアメトークのDVDを借りて家で見てたんです。
その時の一つの題材に『ジョジョの奇妙な芸人』っていうジョジョが好きな芸人が集まって語り合うっていう回があったんです。
芸人たちがめっちゃ熱くジョジョの事語ってたんです。
ジョジョ立ちとかいうのにめっちゃ笑った記憶があります。
ジョジョって実はかなり面白い漫画なんじゃないの?って思ったんです。
それから、漫画喫茶に行ってジョジョを読んでみました。
やっぱり子供のころと変わらず、絵が少し抵抗があったけど、読み進めて行きました。
4部見終わった辺りでこれ超面白い漫画だと気づかされました。
絵が苦手で食わず嫌いのように絵が嫌いだから読んでなかっただけで物語の構成、内容はホント面白いと実感しました。
これ私にとって納豆みたいなものです。
小学生高学年の時くらいまで納豆を食べる事が出来ませんでした。
匂いと粘々した感じが何とも言えなくて、食べた事もなく、味も分からないのに私は納豆嫌いだと自分の中で決めつけてしまっていました。
詳しくは覚えてないのですが、中学生くらいの時に海苔に巻かれて納豆が見えない納豆巻きを食べたんです。
そしたら、これ超美味いじゃんって感動したんですね。
それからというもの今も私は納豆バカです。
特に納豆とキムチを混ぜてご飯にかける日韓合作ですね。これ大好きです。今でもよく食べます。
とにかく、何事も食わず嫌いでは駄目だなという事。
何事も実際にやってみないと分からないということをジョジョが教えてくれた気がします。
17位 三国志
概要
作者:横山光輝
巻数:全60巻
あらすじ:
中国の歴史三国志を描いた超大作漫画。
最高の歴史大作。
個人的には三国志の武将では呂布と関羽が大好きです。
豪快な呂布と呂布が乗っていた馬がやけにマッチしてましたね。
中国の歴史を好きになった漫画作品であり、勉強になりました。
横浜の中華街に関羽の廟見に行ったり、実際に三国志の歴史跡を巡りに中国旅行をしたりもしました。
同じ作者横山光輝の『項羽と劉邦』も面白いのですが、やはり三国志が一番の傑作です。
私は日本人ですが、三国志を読んで日本の歴史より面白いと感じてしまいました。
やっぱり中国は規模が大きい。現代の中国で起きる事故とかも悲惨で規模が大きいですよね。
この漫画読んで戦国無双とかのゲームで三国志の武将選んでしまったり、レッドクリフとかの三国志をベースにした映画も面白かったです。
旅行するときの一つの醍醐味としてその土地の歴史を勉強しておくと旅行するときもまた一段と感慨深いものがあります。
三国志は漫画で小説よりも読みやすいので一度読んでみることをお勧めします。
16位 こちら葛飾区亀有公園前派出所
概要
作者:秋元治
巻数:現在196巻 連載中
あらすじ:
亀有公園前派出所に勤務する両津勘吉を主人公した日常型喜劇、活劇物語。
超ロングラン漫画。
よくネタが切れないなとも関心してます。
私は東京都出身ですが、亀有周辺って東京でもほんと下町情緒あふれるエリアなんです。
人間味にあふれるというか、両さんのような江戸っ子も多い感じなんです。
オールウェイズ3丁目の夕日と似たような世界が広がっている情緒ある街です。
そういった雰囲気も楽しめて、お勧めです。
海外に住んでいるのですが、こち亀を見るとなんか日本っていいなって気分にさせられます。
こち亀の世界ってワイワイガヤガヤしてるんですが、なんか平和なんですよね。
こち亀を読んでいるとなんか落ち着くんです。
個人的に4年に一度オリンピックの年に1回だけでてくる日暮がツボです。
4年間眠り続けているという設定でオリンピックの年にだけでてくるんです。
いつまで続くのかわかりませんが、ずっと続いてほしいと思う漫画です。
15位 北斗の拳
概要
原作:武論尊
作者:原哲夫
巻数:27巻
あらすじ:
核戦争に退廃した世界の199X年が舞台。
北斗神拳の伝承者ケンシロウとラオウの戦いを描いた世紀末ストーリー。
核戦争で腐敗した世界の話。
マッドマックスのマンガ版のような感じですね。
メルギブソン演じるマッドマックスが大好きでした。
その映画の影響をもろに受けたといっても過言ではないのがこの北斗の拳です。
北斗の拳に出てくるパンキッシュな悪役やバイクなどはマッドマックスそのまんまでした。
ちょっと現実離れした必殺技とかあって現実味にはかけますが、核戦争によって退廃した世界を描いたという点ではとてもリアルでした。
福島原発事故が起こった直後は本当にこのような世界になってしまうのではないかと想定してしまいました。
いま原発は落ち着きつつありますが、また日本では原発を稼働し始めていますのでまた福島と同じようなことが起こっても不思議ではないと思っています。
こういった腐敗した世界を描いた作品の多くは核で人類が滅亡しそうになっているという設定になっていることが多いんです。
これは何より多くの人たちが核の危険性を訴えかけているに違いないのではないかと思っています。
ドラゴンボールとかよりも前で結構昔の作品ですが、近年もパチンコやスロットでキャラクターとして起用されたので知っている人も多いはずです。
とにかく、悪を倒すケンシロウがめちゃくちゃカッコいいんです。
こういう絶対悪と戦う正義のヒーローはいつの時代でも少年たちの憧れです。
14位 Tokyo TRIBE
概要
作者:井上三太
巻数:-
あらすじ:
架空都市トーキョーの二つのギャングの抗争を描いた物語。
私は一時期ヒップホップにハマっている時期がありました。
服装とかもちょっとB系を意識したりしてたんです。
それは何より私がアメリカに行ったときにブラックカルチャーがめちゃくちゃカッコいいと思ったからなんです。
アメリカの黒人の話す英語ってめちゃくちゃカッコいいんです。
普通に英語しゃべっているですが、ラップっぽいんですね。
なんか凄い惹かれたのを今でも覚えています。
私も無理やりスラング使ったり、ちょっとBボーイファッション取り入れたりしました。
そんなときにこの井上サンタのTOKYO TRIBEを読んだんです。
この漫画に出てくるキャラの髪型とかファッション、車もバリバリのB系でかっこよかった。
これはB-Boyのオシャレマンガです。
アメリカの映画でもこういうのありましたよね。
スパイクリーのDO THE RIGHT THINGとかもこういうなんかオシャレな感じだった。
なんかかっこいいんです。
渋谷のギャングを題材にしていて現代社会や若者が抱える特有のいろいろな問題を取り上げていて、共感できました。
Bボーイやヒップホップ好きにおススメしたい漫画です。
13位 カメレオン
概要
作者:加瀬あつし
巻数:47巻
あらすじ:
高校デビューの矢沢栄作が成り上がっていくギャグヤンキー漫画。
今までにヤンキー漫画も色々見てきました。
湘南純愛組、特攻の拓、クローズ、ろくでなしブルース。
面白い、名作のヤンキー漫画は本当に多いですね。
私の周りのヤンキーはほんとみんなヤンキー漫画読んでました。
ヤンキー漫画はヤンキーに絶大な影響を与えていると断言出来ます。
決していい影響とは言えませんが、内容が面白いので仕方ありませんね。
実際私の周りの友人も漫画のキャラに憧れて、漫画のキャラと同じ単車に乗っていました。
名作のヤンキー漫画が多いので、特攻の拓と悩んだのですが、やっぱり自分の中ではこのカメレオンを一番のヤンキー漫画と思ってます。
なぜなら、お笑い好きの私にはギャグの要素が盛りだくさんでツボだったからです。
たぶん本当にヤンキーが好きな王道の漫画だったら湘南純愛組だとは思います。
湘南純愛組の鬼爆は鬼塚英吉と弾間龍二の二人だけの族なんですよね。
たった2人ってちょっと現実的には無理がある設定だと思ってます。
湘南純愛組よりGTOの時の英吉の先生っていう設定の方が好きでしたね。
あんな型破りな教師がいたら最高です。
絶対付いていきたくなります。
残念ながらああいう先生は私の中高時代にはいなかった。
私の友人のヤンキーは特攻の拓が一番とは言ってました。
本物のヤンキーが薦めているので本物ヤンキーの人には特攻の拓が良いのかもしれません。
しかし、ギャグマンガの要素が強いカメレオンが非ヤンキー、パンピーの私の中では一番のヤンキー漫画です。
12位 ブラックジャック
概要
作者:手塚治虫
巻数:全25巻
あらすじ:
天才外科医ブラック・ジャックと患者の人生、人間模様を描いた物語。
手塚治は私が浦沢直樹の次の二番目に好きな漫画家です。
数多くの漫画家に影響を与えた事は間違いないでしょう。
手塚治虫の漫画作品も面白いものばかりです。
鉄腕アトムなんて国民的漫画ですね。
浦沢直樹もおそらく手塚治虫の影響を受けているはずです。
Plutoというアトムを題材にして、浦沢直樹タッチで書かれた漫画作品もあります。
これもなんかミステリアスで手塚治虫のアトムとはかなり異なった感じで面白いです。
ブラックジャックも王道漫画ですが、設定はちょっと切ないです。
読みきりなので色々な物語が一話づつ読むことが出来るんですが、命とか医療について色々と考えさせられます。
設定はゴルゴ13と似ています。
高額の報酬と引き換えに天才的な手術テクニックで数々の難病手術を請け負っていきます。
ゴルゴ13と異なるのはゴルゴ13が世界の歴史、社会、文化にフォーカスしているのに対して、
ブラックジャックは人間の本質にフォーカスしています。
我々人間はいづれ死にます。病気になります。弱くなっていきます。
そういった人間の本質を問うような話をフォーカスしています。
ゴルゴ13よりもブラックジャックの方が人間味がある気がします。
カッコいい人って無口なんです。おしゃべりじゃないんです。
行動でカッコ良さを表すんですね。
男は黙って仕事みたいな感じ。
ブラックジャックは1973年に連載開始したもう今から40年以上前の漫画ですが、今見てもカッコいいです。
おそらくこの先見てもカッコいい男性として映るんでしょう。
人間の本質、ヒューマニズムにフォーカスした作品で時事的なものは扱っていない為この先何年経っても決して色褪せない漫画作品になっていくと思います。
11位 スラムダンク
概要
作者:井上雄彦
巻数:全31巻
あらすじ:
湘北高校に入学した赤い髪の不良少年である桜木花道のバスケットボール青春スポーツ漫画。
スポーツを題材にした最高傑作の漫画。
多分もうこれを超えるスポーツ漫画は出てこないです。断言してもいいかもしれない。
まず絵がカッコ良すぎる。スタイリッシュ。
日本の一番人気といっても過言ではない球技が野球です。
これは漫画の巨人の星の影響も大きかったと思っています。
そこにキャプテン翼が入ってきて、サッカー人気を博しました。
野球とサッカーの2大スポーツが主流だったところにこのスラムダンクが風穴をあけました。
スラムダンクという漫画の登場により、多くの少年がバスケットボールを始めた原因を作ったと思います。
私自身、バスケットボールはよくルール分からなかったですが、この漫画をみて楽しさを知りました。
スラムダンクは本当に偉大な漫画の歴史を作ったと感じます。
日本のスポーツ漫画の金字塔です。
たぶんこの先もこのスラムダンクを超えるスポーツ漫画はもう出てこない。
かなり厳しいでしょう。
個人的には三井久が安西先生の前で泣き崩れるシーンが大好きでした。
血だらけの桜木花道が放った「かゆい、かゆい」も良かったです。
ここで終わり?っていう終わり方でしたが、私はあの終わり方が好きでした。
なんとなく、想像を掻き立てられます。
だらだら連載していくよりよっぽどいいんです。
スポーツ選手にも言えますが、引き際が肝心なんです。漫画にも同じことが言えます。
でも、やっぱり続編を心待ちにしているファンはめちゃくちゃ多いと思います。
私も続編を心待ちにしている一人です。
10位 笑うセールスマン
概要
作者:不二子F藤尾
巻数:ー
あらすじ:
セールスマンの喪黒 福造が依頼主の願いをかなえ、その間に垣間見える人間の本質や人間関係を描いた物語。
人間ってやっぱり汚い部分があるんです。
綺麗ごとだけで収まるように世界は出来ていません。
政治家とかがみんなで幸せになろうとか言っても、本当に社会の底辺で働いている、生きている人たちもいるのです。
誰かの助けを得ないとやっていけない人たちがいるんですね。
人間関係、男女間のもつれとかいろいろあります。
私自身も今までの人生生きてきて、汚いものや息苦しさを感じる人間関係を目の当たりにしてきました。
正直者は馬鹿を見るとはよく言ったものです。
口がうまい奴ほど上に上がっていくような構図にもなっていると思います。
そういった人間の汚い部分にフォーカスしたのがこの漫画です。
この漫画ドラえもん書いている人と同じ不二子F藤尾が描いているのですが、ドラえもんが表立ったら笑うセールスマンは裏の物語を書いています。
設定もよく似ています。
ドラえもんが喪黒 福造です。笑うセールスマンに出てくるダメ人間である客がのび太ですね。
ドラえもんの方はダメなのび太に対して道具を与えることで全て解決させてしまいますが、笑うセールスマンは決してハッピーエンドでは終わらず、読者に何かを訴えかけるようなバッドエンドで幕を閉じることばかりです。
余談ですが、ドラえもんの本当の話というのは怖かった
のび太が植物人間でドラえもんの話は全てのび太の夢の世界の話というもの。
これ聞いた時は怖い話好きの僕も鳥肌が立ってしまいました。
のび太可哀想ってなっちゃったんですね。
9位 ドラゴンヘッド
概要
作者:望月峯太郎
巻数:全10巻
あらすじ:
高校の修学旅行の帰途、突如発生大地震が発生。
主人公らの乗車していた新幹線はトンネルで脱線事故を起こしトンネル内に閉じ込められてしまう。
生き残った主人公そして仲間たちの生き残りをかけた青年たちのサバイバルが始まる。
物語が面白かった。
突如大地震が発生というところも現実世界で起こりうる設定で物語の中に入っていきやすかったです。
妻夫木聡主演で映画化もされています。
映画も面白かったですが、漫画の方が好きですね。
私は東日本大震災が起こって、福島原発事故が発生したときにドラゴンヘッドみたいな世界になってしまうのではないかと不安に駆られました。
この漫画は中学か高校の時に読んだ漫画ですが、2011年原発事故時にフラッシュバックのようにこの漫画の内容を思い出しました。
こういう世界にはなってほしくないと祈るように毎日祈ってました。
人類滅亡の危機、世紀末を描いた漫画は数多くありますが、ドラゴンヘッドが私の中では一番面白い傑作ですね。
8位 シティハンター
概要
作者:北条司
巻数:全35巻
あらすじ:
東京・新宿で殺し・ボディーガード・探偵等を請け負うスイーパーシティーハンター冴羽涼の活躍を描いた物語。
冴羽涼がほんとカッコいい。
外見的には3枚目キャラですが、やる時はやる男です。
普段はどうしようもない感じなのにやる時はやる男ってめちゃくちゃカッコいい。
こういう人は男から見ても憧れる男と言えます。
女性もこういうギャップにグッとくる人多いはずです。
なお、冴羽遼はゲイの間でも大人気です。
ゲイの中で抱かれたいマンガキャラ一番は絶対この冴羽遼でしょう。
冴羽遼の定番ギャグであるもっこりっていう意味が子供のころはわかりませんでしたが
でも、今はすっかりもっこりの謎が解けています。
もっこりってよくテレビで流してたなって感じですが、こういうのも好きです。
シティーハンターの続編でその後を描いたエンジェルハートもおススメですが、やはりシティーハンターの時の冴羽涼とかおりの関係が一番でした。
アニメの『Get Wild』と『Still Love her(失われた風景)』も神曲でしたね。
Still Love her(失われた風景)はもしかしたら一番いいアニソンかもしれない。
失恋から立ち直れない人が聞くと涙が出てしまいます。私も泣いてしまいました。
7位 珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-
概要
作者:漫☆画太郎
巻数:全6巻
あらすじ:
孫悟空っぽい山田太郎と愉快な仲間たちが天竺を目指す西遊記のパクリ物語。
やっぱり私はお笑いが好きなんです。
笑いの力は本当にすごいと感じます
絵が最高に面白い作品がこの珍遊記です。
既に名前からして相当ふざけてますが、内容もめちゃくちゃ面白いです。笑えます。
電車の中で一人で読んでたら、一人で笑っちゃう事必須です。
とにかく絵が最高に面白いんです。
幼稚園児が笑ってしまうようなうんことか鼻水を使ってるんですが、絵が面白すぎて大人でも笑ってしまいます。
個人的なおススメはラーメン屋「珍々亭」の亭主珍々です
体臭が酷い為、客が全く入ってないという設定です。
ラーメン屋の名前とか突っ込みどころ満載ですね。本当めちゃくちゃなんです。
次長課長の河本準一が真似していたオメェに食わせるタンメンはねぇのようなキャラたちが満載です。
主人公からサブキャラ、すべてのキャラがどうしようもない、救いようのないのしか出てこないんです。
腹抱えて笑うと元気出るんですね。
落ち込んでいても笑うと気持ちが晴れたりもします。
とにかく面白く、笑えるので一度読んでみる事をお勧めしたいです。
6位 進撃の巨人
概要
作者:諫山創
巻数:現在17巻 連載中
あらすじ:
人類の前に突如出現した巨人により人類は滅亡の淵に立たされた。
巨大な三重の城壁の内側に生活圏を確保することで、辛うじてその命脈を保っていた。
平和の日々も長くは続かず、平穏の日々が壊れ始めていく。
神漫画。
20代以降に読んだ漫画で一番面白かったです。
壁の外の世界の巨人との闘い。
なんとなく設定がドラクエっぽいし、登場するキャラも個性があっていいですね。
海外でもAttack On Titanとして通じます。外人も知ってる人多し、ファン多しなんです。
ワンピースの次位に今有名な漫画なんじゃないかなと思います。
私個人的にはワンピースよりもこの『進撃の巨人』の方が好きです。
人間が住む壁の向こうには巨人が住む未知の世界が広がっている設定が面白いです。
ハリウッド映画である『ダイバージェント』ももろに設定影響受けてましたね。
この映画も人気を博し続編が作られています。
三浦春馬主演で実写映画も作られています。
大抵非現実的な漫画をベースにした実写版映画は面白くないんです。
ドラゴンボールとか実写版はほんと駄作ですね。
でも、進撃の巨人はよく出来ているというレビューを目にします。
まだ見ていないですが、ぜひ見てみたいです。
漫画の進撃の巨人を見たことがない人は一度見てみることを強くお勧めします。
5位 パイナップルARMY
概要
原作:工藤かずや
作者:浦沢直樹
巻数:全8巻
あらすじ:
ジェド豪士は世界各地の戦場を渡り歩いた元傭兵。傭兵の経験を生かして数々の依頼をこなしていく。
私が一番好きな漫画家である浦沢直樹の最高傑作。
世間一般の人の間では柔道をベースにしたYAWARAもしくは20世紀少年が浦沢直樹の作品で有名かなと思います。
パイナップルアーミーの物語もシティーハンターとかゴルゴ13に似ていて、フリーランサーとして数々の事件を解決していくストーリー仕立てです。
読み切りで読みやすいですし、とにかく読んでみてください。
4位 浦安鉄筋家族
概要
作者:浜岡賢次
巻数:全31巻
あらすじ:
千葉県浦安市の元気な少年達を描いたギャグ漫画。
最高のギャグマンガ。
パロディものも最高に面白いです。
やっぱり私はギャグ、お笑いが大好きなんです。
子供のころからお笑いが好きで好きで仕方ありません。
芸人になりたいと思っていた時期もありました。
芸人ってモテます。サッカー選手よりもモテる職業なんです。
それは何より面白い、笑えるって幸せなことなんです。
どんなに外見がカッコよくても性格も暗くて、ネガティブな人とは女性だって一緒にいたくないに違いありません。
逆にどんなに不細工でも一緒にいて最高に楽しい、毎日笑えたら顔なんてどうでもよくなると思います。
やっぱりお笑いって人生においてとても重要なことなんだと思うんです。
この漫画はほんと腹かかえて笑えます。
ギャグマンガの中では一番面白いです!
ほんとどうしもない登場人物ばかりなんです。まともな奴がほとんどいない漫画。
これは珍遊記と共通している。
こんなどうしようもない人たちが繰り広げる日常は最高に笑えます。
落ち込んでたり、何かに悩んでいたりしたときに読むと勇気も出てきます。
笑えるような状況じゃなくても笑っちゃうんです。素晴らしいですよね。
笑うことで悩みなども忘れさせてくれます。
実際にこの漫画はギャグマンガで日本一の売り上げを獲ったこともあります。
日本人は笑いに厳しいですが、そんな厳しい日本人のハードルにもこたえれくれます。
笑いってやっぱりいいですよね!
いつも笑っていたい!
3位 サンクチュアリ
概要
原作:史村翔
作者:池上遼一
巻数:全12巻
あらすじ:
カンボジア内戦の悲劇から命からがら、逃げ出した日本人北条彰と浅見千秋の二人がいた。
この二人はヤクザ、政治二つの側面から日本を立ち直らせるため立ち上がる。
私の先輩であったプロサーファーがおすすめしてくれたマンガ。
この先輩とは本当にいつも一緒にいました。
茨城に泊りでサーフィンしに行って、夜民宿で飲んでいた時に『日本はヤクザが牛耳っている!』とかって大声で酔っ払って怒鳴ってたんだです
何馬鹿な事言ってるんだと思いました。
でも先輩だったんで、いろいろ話を聞いていくと『サンクチュアリって漫画読んでみ』って言われたんですね。
それから、その先輩のサンクチュアリについての熱い語りが始まりました。
とにかく読んでみろとそればっかり口酸っぱくいってくる。
私のサーファー先輩のおススメ漫画だったんです。
私も先輩におすすめされたので、話を合わせるためにもこの漫画読みました。
そしたらほんと面白かった。
とにかく、かっこいいんです。
ドヤ顔のセリフがほんとかっこよすぎなんですね。
ストーリーも好きでした。
今の現代に生きる政治家ってほんとしょうもない気がします。
一回国会開くのも凄いお金かかっているのに政治家って寝てばかりですよね。
なんで寝てるのかさっぱり分かりません。
寝るんだったらやっても意味ないと思いますし、こんな政治だったらそりゃ投票にもいかなくなります。
誰がやっても意味ないと感じてしまうんですね。
熱いリーダーシップがあるひとがやっぱり必要なんです。
これは学校の教師に対しても同じことが言えると感じます。
鬼塚栄吉のGTOも型破りでかっこ良かった。
守りに全く入ってないし、本当に熱い男でした。こういったところがGTOがウケた理由だったと思うんです。
今の政治に必要なのは若いサンクチュアリの浅見千秋のような人だと思います。
私は個人的に小泉純一郎の息子である総一郎に期待しています。
なんとなく、彼は熱い人のような気がするんです。
もっと政治に興味持ったり、投票に自分から行きたいと思うにはサンクチュアリに出ていた熱い日本人たちが必要なんです。
本当に日本のことを思ったり、命をかけて日本を良くしていこうという気持ちが溢れたマンガです。
日本人で日本男児なら一度目を通してみることを強くお勧めします。
2位 アドルフに告ぐ
概要
作者:手塚治
巻数:全5巻
あらすじ:
1983年、イスラエル。
40年前、3人の「アドルフ」に出会い、そしてその数奇な運命に立ち会うことになった日本人の自伝物語。
中学の時に読んだ漫画。
第二次世界大戦時のナチスヒトラー、大日本帝国時の日本がテーマとなった物語。
戦争っていうのはほんと悲惨なことなのだとわからされました。
今現代の世の中でもイスラム国は子供を兵士にしています。
70年前に行っていたことと全く同じことをしている。
こう見ると人類は何も進歩していないとも感じます。
この作品ではテレビの報道だけでは決して分かることのできない戦争時の人間模様、裏側を描いています。
戦争っていうのは絶対にしてはいけない。
しかし、人間の歴史の中で戦争が途絶えたことはありません。
こんなにも酷いことであるのはみなわかっているはずにもかかわらず、人類の歴史は戦争の歴史と言っても過言ではない程、戦争、殺戮が繰り返されているのです。
戦争は憎しみと悲しみしか生みません
なぜしてしまうのか?考えても答えが出ません。
この漫画を読み、戦争は絶対にしてはいけないと勉強しました。
多くの人間、人生が狂わされたという事を勉強する事が出来ました。
1位 BANANA FISH
概要
作者:吉田秋生
巻数:全19巻
あらすじ:
1973年ベトナム戦争で精神錯乱した兵士が『バナナ・フィッシュ』とつぶやく。
それから10年後、バナナ・フィッシュの謎を巡る少年たちの物語が幕を明ける。
『アドルフに告ぐ』と同様、中学生の時に読んだ衝撃の漫画。
今思うと中学時代に読んだこの2冊が私の人生の中で一番面白かったと思える2作のままです。
中学時代から何冊ものマンガを読んできていますが、いまだ人生でこの作品を超える漫画に出会っていません。
AKIRAを読んだ後に友達に勧められて読んだのがこのバナナフィッシュでした。
大友克洋のAKIRAが好きならバナナフィッシュも好きなはずだよと勧められたのを今でも覚えています。
ホント面白かった。
物語の設定や人物の背景もちょっと切ないんですね。
主人公のアッシュリンクスはニューヨークマフィアのドンの高級男娼なんです。
まずこの設定に衝撃を受けました。
中学生の自分にとって、男娼って何?って感じでしたよ
そして、後々知ったことなのですが、この漫画は少女漫画だったという事にも衝撃を受けました。
少女漫画と言ったらハチミツとクローバーとか花より団子とかベルサイユの薔薇とかセーラームーンとか大抵女の子受けする物語の設定とか登場人物が出てくるものだとばかり思っていました。
少女漫画は女性の気持ちが全く分からない私とは無縁のものだと思っていました。
でも、このバナナフィッシュは少女漫画だったのです。
まさか一番好きな漫画が少女漫画だったという事に衝撃を受けてしまったんですね。
とにかくバナナフィッシュはアッシュリンクスがほんとカッコいいの一言に尽きます。
2枚目キャラってどの漫画にも登場します。
スラムダンクの流川楓、幽遊白書の蔵馬と飛影、ワンピースのロロノア・ゾロ。
どの2枚目キャラよりも断トツでカッコいいのがバナナフィッシュのアッシュリンクスです。
ほんとカッコいい。
物語もよく出来ていました。
最後は衝撃でしたね。
この漫画の終わり方は数多くのドラマなどが影響を受けていると感じます。
悲しい終わり方ですが、こういう終わり方をしている日本のドラマは多いです。
アッシュ自身はリバーフェニックスがモデルになっていると言われています。
リバーフェニックスも若くして亡くなってしまいます。
カッコいい若者のまま亡くなってしまった俳優は実は多いのです。
ジェームスディーン、ブラッドレンフロ、そしてアッシュのモデルと言われているリバーフェニックス。
若くして死ぬことはとても悲しいことですが、私たちの記憶には若い時のままの彼らしか残りません。
私が個人的に思うのはあの終わり方で良かったと思っています。
悲しくて切なくて涙しましたが、年老いたアッシュは見たくなかった。
若い、カッコいいままのアッシュで居てほしかった。
そう思うとあの終わり方がベストだったと思っています。
そして、このバナナフィッシュにも他の漫画と同じように例外なく色々な名言が生まれています。
ここで私が好きな漫画の名言を3つ紹介させてください。
スラムダンク安西先生の『あきらめたらそこで試合終了ですよ。』
ワンピースチョッパーの『そうだ…!やめよう… 逃げるの…!!! こいつに勝とう!!!』
そして、このバナナフィッシュで英二がアッシュに投げかけた名言。
『たとえ、世界中が君の敵に回っても、僕は君の味方だ』
このバナナフィッシュで使われた言葉ホント痺れます。大好きな言葉です。
いつの日か私も大声で伝えたいのです
今までにも女性には伝えてきました。
でも、女性だけでなくもっともっと使っていきたい。
私は会社の朝の朝礼で伝えたいんです。
『たとえ、世界中が君の敵に回っても、僕は君の味方だ』
この言葉朝礼で伝えたいんです。
アッシュと英二のようになりたい。
いつの日か私も胸張って朝礼で伝えたいのです。
とにかく、物語良し!アッシュカッコ良し!名言ありのバナナフィッシュは人生において大切な事を色々教えてくれます。
死ぬまでに一度は見るべき漫画として強くおススメしたいです!
最後に
人生で本当に大切なことは全て漫画から教わってきました。
日本の漫画にはあなたの人生を時には変えるような素敵な作品がいっぱいあります。
これからもずっと漫画を読み続けて行きたいと思います。