お金がない!バンコク貧乏日本人兄さんによる4つのタイ生活節約術
お金がない!
僕はお金がない。
心の中でいつもお金が無いって叫んでいる。
バンコクの貧乏日本人と言えばおそらく僕の事を言うのだろう。
僕は自分の事をバンコク貧乏兄さんと名付けている。
タイに来て、お金がないってこういう事だったのかと思い知らされた。
日本に居た時はお金の事なんてほとんど気にしていなかった。
それは何より、親の支えがあったという事が大きかった。
親に甘やかされて生きてきた証拠だとも思う。
そして、タイに来て生活に困窮した。
タイに来た当初いつもお金がないと思っていた。
海外生活というのはなかなかハードだ。
文化的相違や意思疎通の難しさもあるが、金銭的なハードさもある。
いつも、いつもお金が無いと思っていたのだ。
周りの裕福なタイ在住の日本人から悲しみの目で見られていたと思う。
同情するなら金をくれと心の中でいつも思っていた。
もう日本に帰るべきなのか、こんなことになるなんてこんな生活に苦しむなんて想像していなかった。
やっぱり親の力が必要だと思ったりもした。
でも、僕は負けなかった。
今もタイにいて、ゴキブリのように生き延びている。
それはなぜか?
それは、何より僕が節約生活をしてきたからだ。
今回は如何にして貧乏な僕がタイで生き延びているか、バンコク生活節約術を紹介していきたい。
全ての人に当てはまる節約術ではないかもしれない。
ちょっとしたヒントになって貰えればと思う。
バンコク貧乏兄さんによるタイ生活4つの節約術
貧乏兄さんの節約術を4つ順に紹介していきます!
節約術1.休日はデパートで過ごす!
タイは年がら年中暑いです。
基本的に日本よりも3分の1程度の物価で生活する事が可能ですが、色々と高くつく事があります。
その一つに電気代があります。
日本よりも電気代は勿論安いですが、年がら年中朝も夜も暑いのでエアコンで冷房をつけっぱなし状態になります。
いくら物価が安く、電気代も安いとはいえ、これは結構電気代食います。
ずっとつけっぱなしにしていると電気代がバカにならない金額になります。
平日は仕事しているので家でエアコンをつけっぱなしにするなんてことはありません。
しかし、休日は暑くてしんどいので常にエアコンつけがちになります。
暑いときはなかなか外に出るのも億劫になります。
でも、休日は家にいるのではなく、エンポリとかセントラルの極力デパートにいきましょ!
まず、めちゃくちゃ涼しくて快適です。
そして、エアコンの電気代はデパートが払ってくれてます。払う必要ないんです!
電気代を抑えるため、デパートで休日を過ごす。
これはタイ人の家族も結構やっている節約術です。
節約術2.体を鍛える!
身体を鍛えて、健康に気を付ける!
なぜなら、タイで医者、病院に掛かると本当に高くつきます。
僕もタイに来た当初1度入院した事があるのですが、その時もべら棒に高かったです。
幸いタイに来た当初だったので海外旅行の付帯している保険が適用出来た為、お金を支払う事はなかったですが、
1週間で10万バーツ近い値段だったと思います。
バンコクの日本人御用達のサミティベート病院も1日入院するだけで驚くほど高い料金を請求されます。
タイの会社でも保険に入って貰えるのである程度保険で賄えますが、必ず足が出ます。
病気になったら金掛かるんです。
なので、僕は体調管理、健康を意識して毎日生活しています。
毎夜ランニングと腹筋は時間があればやっています。
健康である事、病気にならず病院に行かなくて済む事は節約術でもあるのです。
身体を鍛えれば、健康にもなるし病院行かないのでお金も使わない。これは一石二鳥とも言えます。
あと、個人的にランニングした後の水がぶ飲みは最高に美味しいです。
水を一番美味しく飲む方法とも言えるかもしれません。食事も美味しくなりますよ!
節約術3.タイ人と同じような生活をするように心がける!
僕はタイ人の友達をたくさん作り、極力タイ人と同じ生活をするように心がけています。
日本人の友達も勿論必要ですが、それ以上にタイ人の友達を作るようにしています。
日本人と同じ生活をして、日本と同じような生活をタイで無理してすることないと思います。
日本と同様の生活、サービスレベルを維持するとなるとやはり高くつきます。
タイ人の友人を作れば、彼らから美味しいローカルのお店の情報やタイマッサージ屋などの情報も得る事が出来ます。
タイ人はどの店が美味い、あの屋台は美味しい、マッサージはあそこがいいなど色々な情報を持っています。
彼らタイ人は料理の味にとてもウルサイですし、マッサージ屋も至る所にあるので本当にいい店の情報を持っています。
タイマッサージなんて150Bとかで1時間受ける事もタイでは可能です。
日本だと考えられませんし、コストに対して受けられるサービスは何倍にもなっていると感じます。
そして、タイのローカル市場で食料を買うのもかなりお得です。
ビッグCやロータスなどのスーパーで購入するよりも種類が豊富でしかも更に安く買う事が出来ます。
私もドラゴンフルーツとかソムオーというフルーツは良く市場で買います。
あと個人的におススメなのは日本人ではなく、他の外国人のフリをしましょう!
部屋を借りる時も日本人だと吹っかけてくる可能性大ありなのです。
僕はネパール人のフリをします。
あなたが、ネパール人に似ているならばネパール人のフリして部屋を借りるのもいいかもしれませんね。
とりあえず、ナマステ!って挨拶して後は英語で交渉すれば問題ないかと思います。
住む部屋の値段交渉、ディスカウント交渉をする事も節約する上で欠かせません。
ネパール人が無理ならば、信頼できるタイ人と一緒に直接部屋探しをして大家と直で話し合いましょう!
間に仲介業者を挟むとその分手数料を取られてしまいます。
彼ら仲介している割には何かあった場合はあまり助けてくれません。
私の経験上、結局大家と直で話し合いしなければならなくなったこともありました。
こういう時もタイ人の友人がいると助けになります。タイ語が出来るとこういった時にも非常に役に立ちます。
タイ人と完全に同じ生活をする事は難しいと感じます。
しかし、よりローカルに近づいて生活をしようとする事で自然と日々の生活コストが安くすることも可能です。
せっかくタイにいるのだから、日本式ではなくタイ式で生活する方が僕はいいと感じています。
また、タイにいるのに日本のテレビばかり見ていたり、日本食ばかり食べているのもなんだかちょっと違う気がするんです。
タイ人と同じようなタイ生活を楽しみましょう!
節約術4. 接待でしかゴルフ、夜の街はいかない!
タイ生活で一番お金が掛かるのが夜遊びとゴルフです。
この二つも日本と比較すると絶対的に安いかもしれません。
しかし、やっぱり料金は高いです。
私は夜の街とゴルフは接待でなければ行きません。
また、接待が多いのでわざわざプライベートで行こうとも思いません。
特にカラオケとコヨーテは高くなりますので、私費を使う事はホントバカバカしいと思っています。
あとどうしても食べたい日本食などがあったらそのお店を接待でセッティングするようにしたりもします。
ただし、やっぱり僕も夜遊びが好きです。
なので、クラブは良く行きます。音楽が好きですし、日本に比べてよっぽど安く楽しむ事が出来ます。
クラブホント可愛い子多いですし、ナンパしちゃいましょう!
ラチャダーとかのマッサージなんか行くよりよっぽど可愛い子と出会えると思います!
おそらくこれを実施するだけでめちゃくちゃ節約出来ると思います。
夜遊びで散財している方はこれ実践してみると良いかもしれません。
最後に
今紹介した4つの節約術を試していけばきっとあなたもタイで生き延びていけると思います。
そして、貯金も可能になるほど余裕が出てくることでしょう。
余裕が出てきたら、次はLTFと言って長期の投資信託を購入して、節税対策をするのも強くおススメしたいです。
タイは所得税が高いので、こういった節税術もタイで仕事して生活をする上で欠かせない事と言えます。
そして、今私はタイに来てお金について強く思う事があります。
タイは日本以上に貧富の差が激しく、日本以上にお金に対する価値が高いと感じています。
お金で買えないものはほとんどないのかもしれません。
お金があれば貧乏よりも裕福になる可能性が高くなるかもしれません。
これはほぼ事実だと個人的に考えています。
しかし、お金があれば何でも出来るという事には否定したいです。
お金をどんなに稼いでも人生を楽しむことが出来るかと言われると疑問なのです。
僕たち日本人はお金を稼ぐ事が目的になってしまう事が多いと感じています。
最近ニュースで発表された自殺率ランキングでも日本は不名誉ながら1位韓国、2位ハンガリーに次いで3位となっていました。
必ずしも裕福な国、お金を持っている人だからと言って幸せになれるという事ではない事を裏付けかもしれません。
お金をたくさん得るからにはそれと引き換えに何かの代償を払っていると感じます。
お金があれば幸せになるという事には疑問を得ざるをえないのです。
でも、僕もやっぱりお金はたくさんほしいです。
せっかく海外に来たのだから日本にいる友人に自慢できるような成功もしたいです。
なのでがむしゃらに仕事も毎日本気で頑張っています。
日本に居た時は与えられた仕事をこなすだけで精一杯でしたが、今はより真剣に自分で考えながら仕事しています。
タイだから仕事もいい加減でいい。
お金よりも大切な事があるから仕事は無気力でいいとは決して思いません。
これらの言葉は逃げであるとも思います。
お金も一杯欲しいです。
いつの日か金持ちになりたいとずっと思い続けています。
しかし、お金をたくさん得る代償の代わりに人生を楽しむことは決して捨てたくはありません。
今、僕は恥ずかしながら自分の意思とは全くの逆であり、全くお金がありません。
しかし、タイ生活を心から楽しいと感じており、そして日本でがむしゃらに仕事していたときよりも人生を楽しんでいます。
これはタイに来て、仕事とプライベートの時間をしっかり作るタイ人やスラム街に住みながらも家族との時間を大切にするタイ人、彼らの笑顔を見ていて、学ぶ事が出来ました。
この考えを持つ事になった事は私にとってタイに来た一番のメリットだったかもしれません。
おそらく日本で働き続けていたら気付く事が難しかったと思います。
例え何かしらの理由が出来て、今後日本に帰らないといけない事が出てきても、タイ人たちから教えて貰ったこの考え方は忘れずに生きていきたい。そう強く思います。
これからも人生を楽しむと言う事を決して忘れずに毎日必死に頑張っていこうと思います。