いつか北朝鮮に行って、サーファー未踏の大自然の海でサーフィンしたい。
2017年2月13日、今僕が住むタイの隣の国マレーシアで北朝鮮の金正男が暗殺された。
僕が住むこのタイという国でも、この暗殺のニュースはトップニュースとして報道されていた。
このニュースを知った時、僕は仕事中であった。
金正男が殺害されたことをブレイキングニュースとして流れた携帯のアプリで知った。
僕はこのニュースを見た時、正直、全く驚かなかった。
本当なら、この時代に暗殺がされるなんてことは驚くべきことだったと思う。
でも、僕は全く驚かなかった。
いづれ暗殺されるのではないかとさえ思っていたほどだ。
青天の霹靂のようなニュースでは決してなかった。
なぜ僕は全く驚かなかったのか?
なぜなら、この北朝鮮という国。
僕が子供の頃から、ろくなニュースを聞いていないからだった。
日本海へ向けてのミサイル発射、核実験、日本人拉致問題、高官の抹殺、強制収容所、脱北者、コッチェビ、貧困。
北朝鮮という国について、僕はネガティブなニュースしか今までに聞いたことがなかった。
日本のメディアは連日北朝鮮の負の部分を報道し続けていた。
実際、負の部分が多い国だと思う。だから、メディアの言っていることは正しいのだろう。
北朝鮮の国民は、圧政により苦しめられている。
そのことの裏付けが、多くの脱北者を出している事に繋がってくる。
自分の国を捨ててまで、よその国に行くというのはよっぽどの事だ。酷い状態が続いているのだろう。
だから、金正男が暗殺された時もさほど驚かなかった。
いづれ、こういったことが起こるだろうさえ思っていた。
僕がこの事件を見て率直に思ったこと。
それは、どのようなことがあっても、ああいった形での暗殺は決して行ってはいけないということだった。
北朝鮮という国は、やっぱり野蛮な国だと改めて思うに至った事件だった。
この北朝鮮と言う国は問題の多い国だ。
日本の隣国であり、我々日本人も高い関心を持たなければならない問題でもある。
拉致問題も一向に解決する気配がない。
また、日本に向けてミサイルを発射してくるかもしれない。
脱北者が増え続けていくかもしれない。
北朝鮮はやっぱりどうしようもない、野蛮な国なのかもしれない。
でも、僕はこの野蛮だと思われている北朝鮮という国に行ってみたいと考えているのだ。
僕にとって、北朝鮮は、死ぬまでには絶対に行きたい国の一つなのだ。
何を言っているんだ。
金正男が暗殺、日本海へのミサイル発射、核実験も行っている。
こんな野蛮な国に行きたいだなんて、あなたは僕のことをバカな日本人だなと思うかもしれない。
北朝鮮が魅力的だなんて、日本人として恥ずかしい発言なのかもしれない。
たしかに、普通に考えたら、バカなことを言っていると感じるかもしれない。
客観的に考えて、北朝鮮に行きたいだなんて言うのはおかしいことなのかもしれない。
でも、どうしても僕は、北朝鮮に行ってやりたいと思うことがある。
僕にとっては、北朝鮮という国は、金正男暗殺のニュースが流れた今も魅力的な国の一つだ。
それに変わりはない。
北朝鮮にどうしても行きたい。
なぜ、僕がどうしても北朝鮮に行きたいのか。
それは、僕が”サーファー”だからだ。
いつか北朝鮮に行って、サーファー未踏の大自然の海でサーフィンしたい。
僕が北朝鮮にどうしても行きたい理由。
それは、僕が、北朝鮮の海でサーフィンしてみたいと心底思っているからだ。
前述したように、僕はサーファーだ。
日本人というより、僕は自分のことをサーファーという民族に属している人間だと思っている。
サーファー目線で言うと、この北朝鮮という国は非常に魅力的だ。
なぜなら、おそらく北朝鮮の海、海岸線にはまだ人の手が入っていない、大自然のままの海岸線が残っているに違いないと考えているからだ。
何百年も前の時代から、何一つ変わらない状態での海岸そして大自然が残っているに違いない。
そう考えているのだ。
そして、今までにどのサーファーにも乗られていない波が北朝鮮にはあるに違いない。こう結論付けている。
北朝鮮の東海岸を全て旅してみたい。
良い波を探し当てたい。
そして、まだ誰にも乗られていないサーファー未踏の大自然の海で思いっきりサーフィンしたい。
そう思うと、サーファー視点の僕にとって、北朝鮮は魅力的な国に思えて仕方ないのだ。
北朝鮮の観光旅行
この北朝鮮という国。
そもそも日本人である僕は入国が出来るのか?
北朝鮮の人々は自由に外国に渡ることは出来ない。
鎖国のような状態の国だ。
日本の江戸時代に行っていたようなことを21世紀の現代で行っている時代錯誤とも言える国策である。
そんな鎖国のような状況の中、国交もない日本人である僕は北朝鮮に入国できるのか?
サーフィンする前に、観光が出来るのか?
答えはYesだ。
僕も調べていて知ったことなのだが、実は北朝鮮は日本人でも普通に観光ができる。
北朝鮮の添乗員が付きそう形で、団体ツアー必須になるが、実は普通に観光旅行が可能な国だったのだ。
下記リンクは、北朝鮮観光旅行ツアーで有名なJS Toursだ。
一つだけでなく、数多くの選べるほどのツアー内容を揃えている充実ぶりだ。
実は普通に北朝鮮へ旅行が可能なことがこのサイトを見れば、わかると思う。
如何だろうか?
僕は「そうだ!平壌に行こう! 3日間 モデルコース」が気になった。
おそらくJR東海の「そうだ!京都行こう! 」にインスピレーションを受けたと思われるこのツアー。
そんな簡単にピョンヤン行こう!なんて気分になっていいものか、戸惑わないだろうか?
そんな軽いノリで行って大丈夫なのだろうか?帰ってこれるのだろうか?
そう感じてしまった。
でも、もしかしたら、京都行く位の軽いノリでピョンヤンは行けるのかもしれない。
他にも「金剛山でポケモンGO! モデルコース」なんてツアーもある。
なんだこりゃって感じですね。正直、拍子抜けです。
でも、僕が知らなかっただけで、北朝鮮旅行は実は簡単なものだったのかもしれない。
北朝鮮への行き方と料金
JS Toursを見る限り、日本から直で北朝鮮へは行けないようだ。
大体ツアーが北京発着のピョンヤン行きとなっている。
北京からは北朝鮮の国営航空会社の高麗航空に乗る形になる。
そして、JS Toursのツアーは大体どれもが20万円前後だ。
それに、北京までの往復チケットやビザ代を合わせると30万円ほどでの予算で観光が可能となりそうだ。
日本から北朝鮮であればおそらく2時間から3時間くらいのフライトで到着可能だろうが、それは出来ない。
日本からは直で行けないのが辛いが、北京経由であれば北朝鮮へ行くことが出来る。
その他にも中国と朝鮮の国境地帯の丹東から陸路で鉄道を使用して北朝鮮に入国するツアーもある。
北朝鮮旅行費用の予算30万円を安いと見るか、高いと見るかは人によってそれぞれだが、北朝鮮へは北京経由や丹東経由で行けるということを把握しておこう。
余談だが、高麗航空のCAも美人ですね。
北朝鮮の喜び組と高麗航空のスッチーはこの目で見てみたいですよね!
僕のこの目の黒いうちに、北朝鮮美人を生で見てみたい。なんちって。
北朝鮮でサーフィンをするには?
喜び組と高麗航空のCAには興味あるが、正直、僕は普通の北朝鮮観光ツアーには興味がない。
僕は“サーファー"だ。
たしかに、北朝鮮の町並みを見てみたいという気持ちはある。
しかし、サーファーの僕は普通の街を観光するだけでは物足りない。
サーファーだったら、その国に海があれば、波があるのか?サーファーがいるのか?どういった波なのか?
そういったサーフィンに関することが気になって仕方がない。
だから、僕は北朝鮮のサーフィン事情を調べてみることにした。
調べた結果だが、北朝鮮でも外国人がサーフィンを行うことが可能だったということがわかった。
これにも拍子抜けした。もう既に外国人サーファーが北朝鮮の海でサーフィンしていることに驚かされた。
下記がSurfNorthKoreaというサイト。
このサイトで、北朝鮮サーフトリップツアーが募集されている。
値段は約3000ドルと、先に紹介したJS Toursと大体同じような料金設定だ。
このサイトを見る限り、既に北朝鮮の東海岸の数ポイントでサーフィン出来るポイントが発見されているようだ。
しかも、北朝鮮の人たちがサーフィンしている姿も見ることが出来る。
おそらく体験サーフィンなのだろうが、めちゃくちゃ良い顔をしてサーフィンしている北朝鮮の人たちの笑顔が見ることができる。
この笑顔見てると、僕は強く感じることがある。
北朝鮮という国には、多くの問題があるかもしれない。
しかし、その国に住む人たちは僕らと何も変わらない。
サーフィンを楽しむ北朝鮮の人の姿を見ていて、やっぱりなと思った。。。
話が少しズレてしまいましたが、、、
北朝鮮でのサーフィンについて結論を述べると、このSurfNorthKoreaのツアーに申し込めば北朝鮮でサーフィンは可能のようです。
北朝鮮でやりたい僕の夢のサーフトリッププラン
北朝鮮は日本人でも観光可能。
しかも、サーフトリップのツアーも既に存在している。
こうなってくると、北朝鮮でのサーフトリップはいつでも可能だ。
あとは、日程と費用の問題だけだろう。
日程と費用の調整が整えば、いつでも北朝鮮でサーフィンすることが出来る。
そう考えると、北朝鮮サーフトリップが妙に身近に感じてきた。
でも、、、
これは違うんです。
僕がやりたい北朝鮮でのサーフトリップはこういうことがしたかったのではありません。
僕が北朝鮮でサーフィンしたいという本当の目的。
団体ツアーに申し込んでサーフィンしにいきたいわけではないんです。
ツアーや添乗員の付き添いなどで、誰かに付き添われながらサーフトリップに行きたくはない。
誰にも付き添われないで、北朝鮮の東海岸を見て回りたい。
車を借りて、南から北まで北朝鮮の東海岸を全て見て回りたいんです。
そして、波が良いポイントがあったら、サーフィンしたい。
おそらくそのポイントには誰もサーファーはいないはず。
今までに誰もサーフィンしたことがないポイントを自分の力で見つけたい。
これが、僕がどうしても北朝鮮に行きたい理由だ。
団体ツアーや既に発見されたサーフポイントでサーフィンしたいわけではないのだ。
サーファー未踏の北朝鮮のサーフポイントを見つけて、そこで初めてのサーファーとしてサーフィンがしたいのだ。
そして、北朝鮮の東海岸を隈なく探索して、その土地に住む人々と交流したい。
海岸沿いに住む人間は国は違えど、大体同じような人間だ。
僕は世界の数多くのサーフポイントでサーフィンしてきた。
だから、ハッキリと断言できる。
先ほども簡単に述べたが、もう一度言いたい。
国なんて関係ない。
国がいくら野蛮なことをしていたとしても、その国に住む人たちは一切関係ない。
そして、海のそばに住む人たちはきっとサーファーである僕と気が合うはずだとも思っている。
大体サーファーは国が違っても同じような考え方を持っている。
海沿いに住む人たちも世界中大体みんな同じような波長の人たちだ。
そんな北朝鮮の海岸線に住む人たちと酒を飲みたい。
語り明かしたい。
そんな夢の北朝鮮サーフトリップを僕は夢見ている。
この夢があるから、サーファーである僕にとって、北朝鮮は死ぬまでに訪れたい国、そして、魅力的に映る国なのだ。
最後に
北朝鮮に行きたい。
そして、北朝鮮の誰もいない海で思いっきりサーフィンしたい!!
絶対にこの夢を叶えたい!!!
いつの日か、外国人が自由に北朝鮮を旅行できる日が来ることを心から僕は望んでいます。