サーフスケート!サーファーがスケートボードをするべき絶対的5つの理由
僕はサーフィンを始めてから、スケートボードを始めて、ずっとスケートを続けてきています。
正確に言うと、子供のときにもスケートボードをやってみたことはあったんですが、実際には殆どハマることなく、途中で止めてしまうに至りました。
そのときの僕はスケートボードを軽いノリでちょっとやってみたいと思う程度でした。
オーリーすらもメイクすることが出来ず、他のスポーツであるサッカーに熱中してしまったのが途中でスケートボードを挫折した主な原因でした。
しかし、それから何年かしてサーフィンを始め、再度スケートボードをサーフィンの為にするようになりました。
スケートボードはサーフィンから派生したものなので、練習になると思ったから、とりあえず始めてみたんです。
そして子供の頃に全く嵌らなかったこのスケートボードですが、
サーファーになってから始めたこのスケートボードに今はめちゃくちゃハマっているんです。
そして、僕はずっとサーフィンとスケートボードの両方を続けてきています。
サーフスケートを長くやってきた結果。
僕はサーファーはスケートボードを絶対にやるべきだと、強く確信しているんです
なぜ、サーファーがスケートボードをするべきか?
それには、絶対的な5つの理由があります。
サーフスケート!サーファーがスケボーをするべき絶対的5つの理由
今回はサーフスケートという事で、サーファーがSkateをするべき5つの理由について記載していきたいと思います!
理由1.スケボーは最高のイメトレ!サーフィンとほぼ同じ動きが陸上で可能!
なぜ、サーファーはスケートボードをするべきなのか?
それは、一重にサーフィンとスケートボードの相性は抜群だからなんです。
なぜなら、元々スケートボードというものは、サーフィンから派生したスポーツなんです。
海には入ってサーフィンをしていたサーファー達が、陸上でもサーフィンと同じような事がしたいというアイデアから、スケートボーダーが生まれ、スケーターが生まれていく形になったんですね。
だから、スケートボードとサーフィンは元々は同じスポーツを楽しむ人だったわけなんです。
スケーターはサーファーの亜種系、進化系とも言えるのです。
海の上でサーフィンをするのと、殆ど同じ動きがスケートボードでは陸上で可能なんです。
だから、スケートとサーフィンの相性は抜群なんです。
サーフィンは、本当に難しいスポーツです。
海に行っても、波が無ければサーフィンは出来ません。
たとえ、波があっても、波の質が良くなければサーフィンは出来ません。
たとえ、波が良くても、人が多ければ、波に乗るのが難しいです。
たとえ、波が良くて、人も少ないという絶好の状況でも、自分のパドル力が無ければ良い波を掴めません。
日ごろから定期的に海に入っていないと、波に置いていかれます。
パドル力もサーフィンをする上で非常に重要です。
サーフィンって、そもそもの波に乗るのが非常に難しいスポーツなんです。
一見簡単そうに見えますが、非常にハードなスポーツで上達が難しいスポーツなんです。
すぐには波に乗れない。
すぐに上達しない。
決して面白いとは言えない過酷なスポーツなんです。
多くの人が波に乗る前にやめていってしまいます。
イメージと違ってハードだし、難しい、波に殆ど乗れない。
面白くない。
こんな状態で、多くの人が上達する前にサーフィンをやめていってしまいます。
サーフィンって実は上手くなればなるほど、面白いスポーツなんです。
だから、裏を返すと、途中でサーフィンを辞めていく人たちのその多くが、本当のサーフィンの面白さを知る前に辞めていっていることになるんです。
非常に勿体ないなと僕は思うわけです。
じゃあ、どのようにすれば、サーフィンを楽しめる状態に持っていけるのか?
どうやれば、早く上達できるのか?
サーフィンの上達をする為の近道ですが、一番は海に何度も通う事です。
サーフィンしまくることです。
いい波でも、悪い波でもとにかく海に入ること。
なので、近道はないんです。
やはり、海に入れば入った分だけ上達します。海に入らないと直ぐに後退します。
定期的に海に入らないと、そもそものパドル力が落ちる為、全く上達することが出来ません。
サーフィンが上手くなる上達の道は海に入ること。
努力しかないんです。
しかし、
とはいっても。
海の近くに住んでいないと、日ごろから海に入ってサーフィンする事なんて出来ませんね。
大抵の人は、海の近くに住んでいません。
週末だけ海に行く事が出来る週末サーファーばかりなんです。僕自身も海のそばには住んでいませんでした。
こういった環境。いつも海には入れないからこそ、どういった練習をするべきなのか真剣に考える必要があります。
海に入っていないと、直ぐに体が怠けます。
上手くなったと思ったら、また振り出しに戻っている。そんな事がいつも起こります。
こういった海に定期的に入る事が出来ない人たちにおすすめしたいこと。
それが、スケボーを使ったトレニーニングなんです。
サーフィンのイメトレとしてスケートボードを始めて欲しいんです。
スケートボードは、波に乗ったときとほぼ同じイメージを陸上で再現出来ます。
これがサーファーにSkateをおススメしたい一番の理由です。
理由2.サーフィンで使用する為の足腰が強くなる。
前述したとおり、スケートボードはサーフィンとほぼ同じ動きが可能です。
これが意味することは詰まる所。
サーフィンで使用する足、腰の筋肉を集中的に鍛える事が出来るということです。
サーフィンで使う足腰は普段の生活では決して使う事のない足そして腰の筋肉を使用します。
この足腰の筋肉ですが、スケボーをやればこの筋肉を鍛えることができるんです。
ジムなんて行く必要なく、スケートボード一枚あればどこでだって筋トレが出来るんですね。サーフィンで使う足腰を効率的に鍛えることが出来るんですね。
足腰が強くなれば、タメを効かせたボトムターンが可能になり、スプレーを大きく飛ばすことが可能なリッピングが可能になります。
これらの動きは全て陸上でスケートボードでトレーニングする事が可能です。
スケートボードは筋トレにもなるということ。
これもサーファーにスケートボードをおすすめしたい一つの理由です。
理由3.最強のコソ連!安価で、いつでもどこでも練習できる!
スケートボードをすれば、場所に限定されずいつでもどこでも練習出来ます。
しかも、スケートボード一枚あればいいんです。
大体1万円もあれば購入できますし、数年は使い続けられます。
簡単に手が出せる代物で、いつでもどこでも楽しめるのがスケートボードなんです。
スケボーこそこそ、最強のコソ連なんです。
日本人ってコソ連が大好きです。
勉強とか練習を一切してないフリして、裏ではめっちゃ努力してたりする。
そういう人っていますよね?
日本人の多くがそういうパターンじゃないでしょうか?
いつでもどこでも、出来ます。
スケボーは、コソ連にもってこいなんですね。お金も掛かりません。
仕事が終わって帰宅した後でも、暗くなっていても、問題ないです。
街頭がある場所に行けばどこだって出来ます。
雨が降っていたって、高架下などの雨をしのべる場所にいけば、スケートは出来ます。
サーフィンはかなり限られた状態でしか出来ませんね。
でも、スケートはどこでも出来るんです。しかも、安価に購入が可能です。
せっかく海に行ったのに、波がないときにも、スケートボードさえあれば、サーフィンの練習をする事が出来ます。
サーファーなら、スケートボードは絶対やるべきなんです。
理由4.単純にスケボーは面白い、そして奥が深い。新しい趣味になる。
このスケートボードですが、サーフィンのために始めてみて欲しいわけなんですが、実はスケボー自体もめちゃくちゃ奥が深いんです。
サーフィンと同じようにめちゃくちゃ難しいスポーツで、ひとつの技をメイクするのにもかなりの練習量が必要になります。
基本中の基本と言われるオーリーだって、最初はなかなかmakeする事ができません。
でも、難しいからこそ、makeしたいという気持ちが強くなっていきます。
そして、段々とスケボーの魅力に取り付かれていくわけなんです。
サーフィンを理由に始めたのに、ドンドンスケートにも嵌っていくんですね。
本当奥が深くて、面白いんですよ。
サーファーから進化したスケーターがサーフィンをやらないでスケートだけに熱中していくのもわかる気がするんです。
スケートボードをやれば、サーフィンとはまた違って形で楽しむことも出来るんですね。
新しい趣味にもなるのです。
そして、スケートボードは、ただの新しい趣味だけではないのです。
これが野球とかサッカーだったら、新しい趣味だとしても、ほぼサーフィンには繋がっていきません。
しかし、スケボーはサーフィンとほぼ動きが同じなので、新しい趣味というだけでなくサーフィンの上達にも繋がっていくわけなんです。
サーファーだったら、やっぱりスケートをするべきだと思うんです。
新しい趣味であり、サーフィンの上達にも直結していく。
一石二鳥なんです。
理由5.サーフィンが上手くなる。
以上4つの理由を説明しましたが、スケートを始めると結果的にサーフィンが上手になっていきます。
ボトムターンの足と腰のタメは、スケートボードで練習可能です。
サーフィンの基礎およびトリックを決める為に全ての基礎となるボトムターンはスケボーさえあれば、どこでも練習が可能です。
サーフィンの醍醐味とも言えるリッピング。
板の切り返しの動きも、スケートボードとアスファルトのバンクで練習可能です。
リッピングはボトムターンで作ったタメから、バンクのトップで体を捻ることによって切り返すことが出来ます。
これもほぼ同じことが陸上で可能なんです。
リッピングはスケートボードで体の切り返しを覚えるのに、最適の練習方法です。
カットバック。
これが一番波の上で行うのが難しいトリックです。
ボトムターン以上の強いタメが必要になり、腰もパワーのある場所に戻るまで落とし続けなければなりません。
アップス、ボトムターン、リッピングは大体サーフィンを数年やっている人なら誰でも出来るようになります。
でも、カットバックは中級者でも出来ない人が実は多いんです。
出来てる人も円を描くように綺麗なカットバックを描ける人はあまりいないんですね。
カットバックは上級者の入り口とも言える難しい技のひとつなんです。
この難しいカットバックの練習はスケートボードが一番です。
これも陸上でどこでもスケボーさえあれば、腰を落とし続ける、タメを作る練習が可能です。
スケートを続けていくと、結果的にサーフィンが上手になっていくんです。
サーフィンをもっと面白い領域に持っていくために、スケートボードはサーファーだったら絶対やるべきだと思うんです。
単純にサーフィンが上手くなりたい人は、迷わずスケートボードを今直ぐにもでやるべきなんです。
サーファーにおすすめのスケートボード
サーファーがスケートボードをするべき5つの理由を説明しましたが、
最後にサーファーにおすすめのスケートボードについても紹介してみたいと思います。
僕のお奨めですが、サーファーには2種類のスケートボードを持って貰う事をオススメします。
1つ目のスケートボードは、サーフィン用に作られたスケートボードを購入する事。
サーフィンにショートボード、ファン、ガンボード、ロングボードがあるように、スケートボードにも色々な種類があります。
そして、サーフィン用に作られたスケートボードも存在しています。
このスケートボードは、サーフィン用に作られているので、トラックがクネクネ曲がり、デッキとウィールが通常のスケートボードよりお大きめに作られています。
サーフィン用のスケートボードは、サーフィンにより近い動きをさせてくれるのです。
先に紹介した、アップス、リッピング、カットバック等のサーフィン用の一連のトリックは、このサーフィン用のスケートボードで練習するべきです
通常のスケートボードでもサーフィンのトリックのトレーニングは可能なんです。
しかし、やはりサーフィンように作られたカーバーやSurfSkateなどのスケートボードはよりサーフィンに近いので、こちらを使用して練習をするべきです。
サーフィン用に作られたスケボーならば、より具体的にライディングの練習を陸上で行う事が可能なんです。
2本目は、ごく普通のスケーターが使用しているスケートボードを購入する事。
なぜに、2本目として普通のスケートボードが必要なのか?
サーフィン用のスケートボードだけで十分ではないのか?
その理由は。
やはり、サーフィン用のスケートボードだけでは出来る事が限られるので、いづれ飽きが必ず訪れます。
たしかに、カットバック、リッピング、ボトムターン、アップス等のサーフィンのライディングの練習には、サーフィン用のスケートボードが最適です。
しかし、それ以外のスケートボード用のトリックはサーフィン用のスケートボードではmakeする事が出来ません。
スケートボードの基礎中の基礎であるオーリーすらもカーバーやサーフスケートではmakeする事が難しいのです。
サーフィン用に作られているので、デッキ自体がとてもかなり大きいです。
トラックもクネクネ曲がるので、オーリーが出来たとしても、着地の際に失敗して、怪我をしてしまいます。
なので、スケートボード専用のスケボーも購入した方がいいんです。
スケートボードを続けていけば、きっと普通のスケートボードを買ってスケボーの技をmakeしたくなるはずです。
オーリーとかやってみたいと絶対思うはずです。
で、そのうち、オーリーやキックフリップが出来るようになってきたら、スケートパークに行ったり、もっと難しい技にチャレンジするようになります。
そう、どんどんスケートの魅力に嵌っていくんですね。
スケートボードさえあればどこでも、いつだって、出来るし、サーフィンより良いんじゃないの?楽しくない?とさえ思う人も出てくるはずです。
カーバーのスケートは出来る事が限られるので、まず購入はして欲しいです。
しかし、スケートの幅が広がる、奥が深いと感じさせてくれるごくごく普通のスケートボードも購入して、2本立てでサーフスケートライフを楽しんで欲しいと僕は思うのです。
最後に
スケートボードをやれば、サーフィンにも効果が必ず現れてきます。
もし、今サーフィンに行き詰っている人、海になかなか通う事が難しい人は、一度スケートボードを補助的に始めてみては如何でしょうか?
きっとサーフスケートの魅力にハマっていく事に違いないです。
サーファーだったら、SurfSkate是非!