サーファーの秘境ペルー チカマ-いつの日か世界一長い波に乗りたい

サーフィン

世界にはサーフポイントが無数に存在しています。

海さえあれば世界中どこでだってサーフィンを楽しむことが出来ます。

たとえ言葉が通じなくとも、一緒にサーフィンすれば誰だって友達になれます。

サーファーに、国籍とか人種とか宗教とか肌の色は一切関係ありません。

僕は、サーフィンを続けてきて本当良かったなと思うんです。

サーフィンは、本当最高に面白いスポーツです。

surfing

僕は、今までに世界中数多くの国へサーフトリップに出かけました。

世界には世界中のサーファーを魅了しているサーフポイントが存在しています。

インドネシア、台湾、アメリカ カリフォルニア、ハワイ、南アフリカ、ブラジル、フランス、オーストラリア、コスタリカ。

サーフィンを続けていると、そのうち皆サーファーは海外へサーフトリップに出かけます。

なぜなら、世界中数多くの国でサーフィンが可能だからです。

そして、海外は日本よりも多くの点でサーフィンする上で優れています。

まず、人が少ないです。

海水も綺麗です。

景色も壮大です。

そして何より海外は日本よりも波が良いです。

僕たち、サーファーはサーフィンをしていると、ただの海外旅行では絶対に物足らなくなります。

海外に行くにしても、海がある国に必ず行ってサーフィンしたくなってしまいます。

僕自身、サーフィンを始めてからは可能ならば海がある国を旅行するようになってしまいました。

やっぱり海外でもサーフィンしたい。

サーファーならそう強く思ってしまうのです。

「最高の波に乗りたい」

ただこれだけなんですが、最高の波を求めて皆海外にサーフトリップに出かけるんです。

この最高の波に乗りたいという探究心は死ぬまで続いていく。

これからもサーファーである僕は、死ぬまでサーフトリップを続けていくと思うのです。

そして、僕には死ぬまでにどうしても訪れたい海外のサーフポイントがあります。

昔、プロサーファーの先輩から聞いた場所であり、プロサーファーの先輩すらも未だに行ったことがないポイントでもあります。

このポイントの話を先輩から聞いた時、絶対に行きたい強くと思ったのを覚えています。

このポイントの話を先輩から聞いてから既に何年も経ってしまっていますが、未だに僕も行くことが出来ていません。

サーファーの僕にとって夢のような場所です。

今も変わらず、いつの日か絶対に行きたい場所でもあります。

今回は僕が死ぬまでに絶対に行きたいサーフポイントについて記載していきたいと思います。

死ぬまでに絶対に行きたい秘境ペルーチカマ

peru-surf

今回は以前先輩から教えてもらった僕が死ぬまでに絶対に訪れて波に乗りたいサーフポイントについて、僕が調べたことを記載していきます。

世界一長い波

僕がいつの日かサーフィンしたいと思っているポイントは、世界一長い波と言われるポイントです。

このポイントの波の長さは全長4km以上と言われています。

4kmといえば、だいたい人間の徒歩の時速と同じ距離です。

歩いて1時間ほど掛かる長さの波に乗れるポイントなんです。

このポイントですが、南米のペルーという国のチカマという場所にあります。

南米という時点で日本のサーファーには馴染み薄い場所です。

サーファーですら、チカマというポイントも聞いたことがない人が多いと思います。

なぜなら、ほとんどの日本人サーファーが訪れたことがないからです。

情報がほとんど無い状態なんです。

Youtubeには数少ないですが、このポイントでサーフィンしている動画がアップされています。

ちょっと、チェックしてみてください。

バリのクラマスやパダンパダンのようにキレキレな波ではなく、ロングボードでもロングライドを楽しめそうな波ですね。

如何でしたか?

トップクラスのサーファーのみ、サーフィンが許されるタヒチのチョープーやハワイのパイプラインと違って、中級者でもトライ出来そうな波ですよね。

もっと言ってしまうと、初心者でもロングライド出来てしまいそうなメローな波です。

このポイントは余りに長く波が続くため、足が吊ってしまうほどのライディングが出来るポイントとも言われています。

サーフィンの波乗りって大体数秒なんです。波に乗ってる時間なんてほんの一瞬なんです。

でも、このチカマというポイントでは4kmもあるので、数分間も波に乗ることが可能なんです。

足が吊るほど波の乗れる、数分も波に乗れる。

こんなこと言われたらサーファーだったら誰だって一度は行ってサーフィンしてみたくなりますよね。

僕はこのポイントに死ぬまでにサーフトリップに行って、足がガクガクになるまでロングライドをしたいんです。

世界一長い波チカマの地形・波質

chicama-surfpoint

この世界一長い波と言われるペルーのチカマですが、地形としては半島のような尖った地形に沿った形で波が割れるポイントです。

南西のスウェルが入った時に威力を発揮するポイントとも言えます。

波は地形に沿うようにレフトの波が割れていきます。

バリ島のウルワツと同じような地形のポイントですね。

レギュラーフッターであれば、バックサイド、グーフィーフッターであればフロントサイドでのライディングです。

そして、このチカマでは波がブレイクするポイントは3つあります。

一つ目が半島の尖端である一番アウトで割れるMalpaso(El Capeとも言う)というポイントです。

このポイントでは150mほど走ることが出来ます。

丘のポイントから数十分歩いて、アウターのポイントまで行きそこからゲットしていく必要があります。

malpaso

Malpasoから150mほど走った先にKeysというポイントがあります。

水深が深くなるポイントまで600mほど走れるポイントです。

keys

最後が、El Hombreというポイントで一番岸に近い場所で割れるポイントです。

el-hombre

このEl Hombleというポイントから、桟橋まで約2.5km波に乗ることが出来ます。

また、ここでは波次第ではチューブにもなるようです。最高ですね。

そして、桟橋の最後まで波に乗ったサーファーはみなパドルでまた沖に出るのではなく、一度岸に上がってまた歩いて30分ほどかけてポイントまで戻るんです。

pier

この三つのチカマのブレイクポイントは普段は繋がっていません。

波が小さい時は、3つのポイントそれぞれでブレイクが終わってしまいます。

しかし、波が頭オーバーになると全てのブレイクが一つになって一番尖端のポイントから桟橋までの約4キロほどの世界一長い波が現れるんです。

なので、頭オーバー以上になった時を狙わないといけないんですね。

4kmの波なんて想像も出来ません。

本当想像しただけでワクワクしてしまいますよね。

チカマのサーフィンベストシーズン

longestwave

チカマでのサーフィン可能時期、ベストシーズンはペルーの冬にあたる4月から10月の期間です。

ペルーは南半球にあるため、季節は日本と正反対になります。

日本が夏の時期に、ペルーは冬となるんですね。

このペルーの冬の時期に南からのスウェルがコンスタントに届く時期となります。

チカマのベストシーズンは冬にあたるので、水温は一番寒い時が10月となり、だいたい16℃から21℃になります。

日本の冬の海水は大体15℃から20℃なので、日本の冬の海水の水温とほぼ同じとイメージすればわかりやすいでしょう。

チカマでサーフィンするのであれば、ジャーフルもしくはセミドライおよび3mのブーツを用意してサーフィンする必要があります。

チカマの場所

chicama-place

チカマはペルーの首都リマから約500キロ(300マイル)北にある観光名所などは何もない漁村です。

サーファー以外が訪れることはおそらくないだろうと思われるような僻地にある場所とも言えますね。

またアクセスも悪いため、サーファーすらも簡単に辿り着けない場所にあります。

これが、チカマが秘境と言われる所以でもあるのです。

日本からチカマへの行き方

airplane

日本からペルーへの直行便は飛んでいません。

なので、まずは、日本から何処かの国に行って、そこからペルーの首都リマに飛ぶ必要があります。

乗り継ぎが必ず必要になるという事です。

経路はアメリカ経由かヨーロッパの各都市経路のどちらかが一般的です。

アメリカ経由ですと、成田からダラス(他の都市も可)まで約11時間、ダラスからリマまで約7時間かかります。

ヨーロッパ経由ですと、成田からフランスのパリ(他のヨーロッパの都市も可)まで約13時間、パリからリマまで約12時間かかります。

アメリカ経由の方が時間的には早く着くことが出来ます。

なので、リマに行くならアメリカやカナダ経由の太平洋側から向かう形が良いかなと思います。

そして、ペルーに着いてからは、首都のリマから国内線でトルヒーヨまで約1時間の空路、トルヒーリョからタクシーやバスなどの陸路でチカマまで1時間で到着可能です。

大体距離にしてトルヒーヨから70キロほどです。

trujillo-chicama

いづれにしてもチカマに行くには、片道の移動だけで最低1日、2日ほど掛かってしまうんですね。

日本からだとこれは非常に遠いです。

休みも1週間の休みでは足りないほどです。

チカマにはサーファーもほとんど居ないと言われるのは、アクセスが非常に悪いからでもあるんですね。

世界一長い波であるなら、混雑していてもおかしくないのに、非常に行きづらい場所にあるんです。

チカマ周辺のホテル

chicamahotel

なお、ホテルはチカマポイントすぐ近くに数軒あり、TripAdviserやAgodaからも予約可能です。

Chicama Surf Hotel & Spaというホテルが一番有名なようですので、まずはここをチェックしてみましょう。

値段は日本円で1万円ほどです。

ホテルに頼んで、トルヒーリョの空港まで迎えに来て貰うのをお願いするのも一つの方法かもしれません。

最後に

世界一長い波なんて聞いたら、サーファーだったら絶対に行ってみたくなってしまいますよね。

僕もこのチカマの世界一長い波の話を先輩に聞いて既に数年が経っていますが、未だに行けていません。

昔から絶対行きたいと思っている場所なんですが、余りに遠すぎて行ける機会が未だにありませんでした。

僕の周りにいるサーファーも誰も行ったことがありません。

なので、チカマの波の生情報を僕は聞いたことがありません。

でも、いつの日か、僕は絶対にチカマに行きたい。

そして、世界一長い波に乗りたい。

chicama-perfectwave

先輩から話を聞いた時から、この想いはずっと変わりません。

もし、あなたもサーフトリップを予定しているのであれば、世界一長い波と言われるペルーの秘境チカマでのサーフトリップを計画してみては如何でしょうか?

波が当たって世界一長い波に乗れたら、たぶん一生忘れないサーフトリップになると思います。

僕もチカマに行ったら、ぜひ情報を公開したいと思います。

あなたもいつの日か、チカマの世界一長い波を狙ったサーフトリップぜひ!