タイの仕事は年末が一番忙しい、多忙になるタイ特有の4つの理由

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最近仕事がめっぽう忙しい。
先週は日本へ出張に行き、タイに戻って来てからもレポートやらなにやら色々やらなければならない事が山積みの状態である。

今振り返ってみると、例年この時期は忙しくなりがちだ。

なんでだろう?

ふと、なぜこの時期にタイの仕事が忙しいのか?と少し考えてみた。

直ぐに答えが出た。

それは、おそらくもうすぐ年末の時期が到来するからだ。
今思い返してみても、毎年恒例で年末が近づいてくるとタイの仕事は忙しくなっていた。

日本で仕事していた時と比べると『仕事が忙しい』の定義は異なるし、僕は日本にいた時と同じIT業界ではあるが職種がエンジニアと営業で職種が異なるので、一概に比較する事は難しい。

日本にいた時は正直めちゃくちゃだった。
IT系メーカーでエンジニアだったので時期とか関係なく、プロジェクト単位で忙しさが決まっていた。

年末とかはあまり関係が無かった。

あるプロジェクトでは死にそうなほど忙しかった。
もう誰か先に倒れてくれと祈るような状態で仕事している過酷な環境にいた。
市場に新製品を投入したり、プロジェクトが行き詰って炎上したり、色々あった。
でも、その過酷な状況にも関わらず、お偉いさんがツイッターで一般の人に対して『やりましょう!』とか宣言して、トップダウンで僕らにもバンバン仕事が山のように降りかかっていた。
あれはホント凄いなと今でも思う。

少し話がずれてしまったが、今思うと日本での仕事は懐かしく、このような状況にはタイでは陥ったことがないので、やっぱり日本の仕事は忙しかったなと感じる。
たぶん、IT業界にいるような人は同じような経験をしているものだとも思う。

今振り返ると日本の仕事はずっと忙しかったかもしれない。

あれはあれでありだった気もする。

自分の限界も知れたし、あの時の経験の尺度が今の仕事の多忙さを図る事も出来ている。
そういう経験もしたので日本と比べるとタイの仕事は日本ほどは忙しくはないとは思う。
これは日本で過酷な環境にいたからこそ感じることだ。
そういう意味では日本で過酷な環境で仕事出来た事は良い経験だったといえる。

でも、今僕はタイで働き、そして、今正にタイの仕事も忙しいと感じている。
日本の過酷な環境で働いていた僕自身も感じる忙しさがタイの仕事にもあるのだ。

仕事忙しい

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タイの仕事は年末が一番忙しい4つの理由

タイで毎年仕事をしているとこの年末の時期が一番忙しいと感じるのはタイならでは特殊な4つの理由がある。

今回はタイの仕事は年末が一番忙しいと感じる4つの理由を順に紹介していきたいと思います。

理由1.駐在員の多くがこの時期に任期を終える

帰国

タイには多くの駐在員が日本の企業から派遣されてタイでの業務にあたっています。
統計を取ったわけではないのでハッキリとは分からないが、恐らくタイで働く日本人の大多数はこの日本から出向してきている駐在員が大半を占めるでしょう。

この駐在員の人達は大体3年周期で人が入れ替わります。
仕事やプロジェクトは継続して行われているのですが、人はこの3年の周期で入れ替わるのです。
この駐在員は年がら年中入れ替わるのですが、特に入れ替えの人数が多い時期が3つあります。

それが、年度終わりの3月、上半期終わりの9月、そして、この年末だ。
年末、3月、9月の順で駐在員の多くが入れ替わるのです。
年末と年度末の3月は大体同じようなものだが、感覚的に今まで見送ってきた人たちを見ていると年末に帰国する駐在員が一番多いと感じる。

多くの日本人がこの年末に任期を終え、日本へ帰国するのです。

そして、この時期に送別会が多く行われる。

日本にいた時は年末の行事なんていうのは忘年会だけであったが、タイでは多くの駐在員が帰国するので送別会と言う名の接待ゴルフ、飲み会の多くがこの時期に行われまくるのです。

僕自身はタイで仕事する前はゴルフとか飲み会というのは娯楽の延長戦上だと思っていました。
遊びの延長線というか、仕事ではないと思っていたのが正直な所です。
会社の経費でゴルフ出来たり、カラオケに行ったりできていいな位に思っていました。

でも、この考えは大きく間違っていたのです。
実は実際の仕事と同じ位これらのお客さんとのゴルフや接待の飲み会は重要であったのです。

接待は遊びではなく、仕事なのだ。

そして、これが結構しんどいのです。

月に数回ならいいのですが、、もうこの時期は連日連夜行われるのです。
毎日カラオケとかゴーゴーバー行ってみてください。こういうものは旅行とかでたまに行く位がちょうどいいんです。

理由2.出張者の多くがこの時期にタイに来る

出張者

タイには年がら年中日本からの出張者が来ます。
理由は様々で一概には言えませんが、なぜかこの時期が一番多くの出張者が来ています。
そして、この時期に出張に来る理由は正直何のためなのか、目的が良く分からない目的の出張が多いのも事実です。

その為にレポートを作り、接待のアテンドを行わないとならなくなります。
理由1と同様に接待が多くなります。

毎日カラオケとかゴーゴーバー行ってみてください。
こういうものは旅行とかでたまに行く位がちょうどいいんです。

理由3.タイ人社員の多くがこの時期に会社を辞める

仕事辞める

タイも日本と同じように夏と冬に2回ボーナスが支給されます。

中には年一回の会社や業績に合わせて2回以上出すところもありますが、これが一般的です。

タイ人は仕事を良く辞めてしまいます。
毎月のようにお別れメールが飛んできます。
年がら年中誰かが辞めています。

一概にいつの時期に辞めている人が多いのか統計を取った訳ではないので分かりませんが、
僕の経験では年の終わりが一番多いです。
冬のボーナス貰って退職という流れが強いです。
タイでも35歳転職限界説のようなものがあり、若いタイ人が辞める傾向が強いですが、
一概には言えず、みんな辞めていきます。そんなの関係ねぇって感じなんです。

能力があれば35歳以上でも辞めていきます。まぁでも、これは日本と同じですね。

そして、大抵この時期に誰かしらが辞めて引継ぎをしなければならなくなっています。

僕の経験では今まで辞めていったタイ人全員引き留めましたが、百発百中で引き留めに失敗しています。

一度辞めると言われたら、引き留める事は難しく、心地よく送り出してあげるしか術がありません。

これは僕の問題でもあります。そして、多くのタイで働く日本人も同じように感じているに違いありません。
たぶんカリスマ性とか人惹きつける魅力が僕にあったり、会社の条件が頗るよかったりすれば、引き留めたり、会社を辞めるなんてことはないのかもしれない。

タイの日系企業というのはマネジメント層が日本人が占めています。
タイ人にとっては上位レベルに行くのはタイの企業よりも難しい、狭き門と言えるでしょう。
僕自身がタイ人と同じように日本で外資系企業で働いていたのでそう感じます。
やっぱり本社の人間が優遇されるのです。

今僕自身もどうすればタイ人が辞めないか?長く働いてもらえるか?この方程式を導き出そうとしています。
多分この方程式を導き出せば、タイの日系企業の多くで活用できるかもしれない。
おそらくローカル化を進める事に鍵があるんじゃないかなと考えています。
ポジションが人を育てたり、モチベーションアップに繋がったりします。
日系企業の多くがもっと日本人に依存せず、ローカル化を進めていく必要があるんじゃないかなと。

まぁいづれにしても、良くこの時期に辞めるので引継ぎやら新しいタイ人への教育やらで大変になりがちなのです。

理由4.組織が変わりやすい

組織変更

前述したように多くの駐在員がこの時期に帰国します。
前任者と入れ替わるように後任者がタイでの赴任を開始します。
この時期は会社のトップレベルに立つ駐在員の多くも入れ替わりが起こりやすいのです。

組織が大きく変わる時期でもあるのです。

なかなか日本の会社で働いていたら、ここまで毎年のように組織が変わることはないでしょう。
でも、タイでは駐在員の多くが会社の上のポジションにいる為、毎年のように重要なポジションにいる人が変わるのです。

人が変わるだけとは言っても人が変わると、仕事のやり方が大きく変わったりもするのです。
ここら辺がタイの仕事特有と言えます。

人の入れ替えが激しくなり、組織が変わるのでそれに合わせて仕事のやり方を変えていかないとならないのです。

転職する時って組織が変わるので結構体力を使うものです。
人間関係構築とか職場の雰囲気とか転職すると大きく変わります。

僕転職したっけ?みたいな感じでこの時期に組織が大幅に変わる事が多いのです。

駐在員にも色々なタイプがあるのですが、会社の上の役職にいる重要な人の帰任もこの時期には多く発生します。そして、新しい人が来て、組織体制・社内の雰囲気・仕事の進め方が変わります。

タイでは転職していないにも関わらず、人が良く変わり組織が変わるので大変なのです。
転職する時みたいに体力使うんです。

最後に

今挙げた4つの理由から、僕の仕事に関して言えばタイでは年末が一番忙しいと感じます。

僕はIT企業の営業職であるのでタイの他の業界、業種や職種全てに当てはまるとは断言出来ません。
でも、これらの理由はタイの日系企業であるならば当てはまるような気もしています。

日本と比べると忙しくはないタイの仕事も違った意味で忙しくなるこの時期を頑張って乗り越えて、新たな新年を迎えたいと思います。

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