恐怖!絶叫!本当に怖い!おすすめのホラー映画ランキングTOP25
僕は怖がりです。
臆病で怖がり者の人間です。
死を連想させるモノを見たら、死ぬかもしれないという肉体的恐怖に陥ります。
見えないはずのものが見えたり、いないはずなのに誰かがいるような感覚に陥った時、精神的恐怖を感じます。
僕はいつも何かに怯えています。
恐怖を感じやすい人間と言えるかもしれません。
情けないことですが、恐怖に怯えながら生きている人間というのが正直な所です。
今まで生きてきて数多くの恐怖体験をしてきました。
関東中の心霊スポットに足を運びましたし、心霊スポットや怖い怪談をを聞くのが大好きです。
恐怖に怯えているのですが、一方で恐怖を欲している人間とも言えるかもしれません。
何故か怖いのですが、知りたいという気持ちを抑える事が出来ないのです。
本当に有名な心霊スポットはほとんど行ったと思います。どこもかしこも怖かった。恐怖を感じました。
しかし、心霊スポットに行っても幽霊なんて見れる人はほとんどいません。
絶叫は何度もしましたが、心霊スポットで幽霊を見たこともなければ、感じた事もありません。
恐怖を感じたい。
恐怖を感じる事が怖いけれど、恐怖を感じたい人間でもあるのかもしれない。
しかし、日常生活では恐怖というのはそう簡単に感じる事は出来ません。
じゃあどうすればいいのか?
答えは一つです。
恐怖を感じる一番手っ取り早い方法はホラー映画を観るべきなんです。
絶叫必至!
本当に怖い!おすすめホラー映画ランキングTOP25
映画には色々なジャンルがあります。
恐怖体験は実体験だけでなく、映画からも体験することが出来るのです。
恐怖を感じたいのならば映画が一番手っ取り早いです。
怖いのが好きで溜まらない僕はホラー映画が一番好きなジャンルかもしれません。
今回は僕が今までに見てきた怖い映画の中でもとびきり怖い映画をランキング形式で順に紹介していきたいと思います。
25位 Insidious
作品概要
公開:2011年
監督:ジェームズ・ワン
主演:パトリック・ウィルソン
インシディアス。
2010年に公開されたアメリカのホラー映画。
アメリカのホラー映画はとても怖いです。
まずこの事を念頭に置いておいてください。
日本とアメリカは文化が異なります。
コメディを例にとると、笑うツボが全く異なっていたりすることを感じた事がある人もきっと多いはずです。
綺麗、カッコいいなどの美的意識もアメリカ人と日本人では大きく異なります。
アメリカの映画を観ていて共感できない点と言うのは多々あるんです。
しかし、怖い、恐怖という点でアメリカのホラー映画には大きく共感できます。
アメリカのホラー映画は怖いのです。
この映画は近年のアメリカのホラー映画として記録的な記録を打ち出した事で有名です。
アメリカではアカデミー賞にノミネートされるなど一般大衆にホラー映画が受け入れられています。
そして、名作のホラー映画は多いのです。
この作品は2000年以降に出されたホラー映画の中で傑作と言われています。
大ヒットした為続編も製作されています。
物語の内容は夫婦と三人の子供の家族がある家に引っ越しをして、そこからその家を舞台に起こる奇妙な怪奇現象を題材にしています。
新居に移り住んでから不審な現象が多発し、子供の一人がこん睡状態にまでなってしまい、病院に運ばれていき、物語は続々と進んでいきます。
この映画で描かれていたいわくつき物件というのは現実世界の世の中にも存在しています。
科学では証明できないけれど、霊的な何かおかしい雰囲気を感じてしまう家というのは存在していると考えています。
僕自身そういった体験をした事があります。
誰もいないはずなのに、何か誰かいるような気配がするのです。
雰囲気が何か違うんですね。
一人しか部屋にいないのに誰かに見られているような感覚に陥った事があります。
映画では呪われているのは家ではなく、霊的な能力を持つ人そして霊である事が分かるのですが、僕は家にもそういった呪われた家というのは存在していると考えています。
日本もアメリカも霊を信じる所は似ていますし、この映画で映し出された背後に映る霊が映った時は絶叫しました。
24位 IT
作品概要
公開:1991年
監督:トミー・リー・ウォーレス
主演:ティム・カリー
IT、アイティーではなく、イットと読みます。
今の時代だったらITと言えばInformation Technologyの事を指しますね。
この時代ははまだこの原題で一般的なITが一般的ではないときにタイトルとして使われました。
原作はホラー小説で有名なスティーブン・キングが手掛けています。
この人は知る人ぞ知るアメリカを代表する作家の一人です。
この映画では笑うセールスマンのような感じのピエロ ペニーワイズが巻き起こす不気味な出来事を中心ある人間の30年を描いています。所々でこのピエロが出てくるのです。
ペニーワイズのモデルはアメリカの連続殺人者ジョン・ウェイン・ゲイシーとされています。
子供を楽しませるためにピエロの格好してパーティに潜入し、わずか6年の間に33人の少年を殺した曰く付きの殺人鬼です。
実際に実在した殺人者をモデルとして主人公とした映画なのです。
ちなみにこの殺人鬼の家はジョニー・デップが購入して所有している事でも有名です。
なぜジョニデがこの物件を買ったのかも謎ですし、これもちょっと怖いと感じさせてくれます。
この映画を観た後にマクド〇ルドのぺエロのマスコットが怖く見える事間違いなしです。
23位 ブレアウィッチプロジェクト
作品概要
公開:1999年
監督:ダニエル・マイリック
主演:ヘザー・ドナヒュ-
1999年公開のアメリカ映画。
日本でも公開されたホラー映画です。
物語はドキュメンタリーの手法が取られており、素人が撮ったような映像で伝説の魔女が住むという『ブレアウィッチ』の森へ調査に行った人達の出来事を映し出しています。
ノンフィクションテイストであり、彼らが撮った映像が発見されて映画化したという設定です。
この映画を皮切りにドキュメント、素人が撮ったような映像で映画化される作品が多くなりました。
低予算で撮られたにもかかわらず、アメリカで大ヒットした作品です。
僕が素人目に見ても全くお金かけていないと感じ、僕でもそこら辺の森に行って直ぐに撮れそうと思いました。
この1999年当時では斬新な手法であり、これから数多くの作品がこの映画の手法を真似ています。
心霊スポットに若者が行くようなノリのドキュメンタリーテイストで今までにない怖さを味合わせてくれました。
見えそうで見えない何かが襲ってくる感覚を味わえますし、この映画の終わり方はベストだと思います。
22位 エクソシスト
作品概要
公開:1973年
監督:ウィリアム・フリードキン
主演:リンダ・ブレア
1973年のアメリカのホラー映画。
ホラー映画の傑作。ホラー映画の名作と言えばこの映画かもしれません。
実際に1973年度の全米での興行収入が一位となっています。
アメリカおよび世界で大ヒットしたホラー映画です。この映画からホラー映画の地位が確立されたかもしれません。
エクソシストとは、英語の意味で『悪魔払いの祈祷師』の事をさします。
少女が悪魔に憑りつかれてしまい、悪魔と戦うエクソシストの物語です。
この映画が幽体離脱という心霊現象を世界的に有名にしたことでしょう。
2010年に公開されたインシディアスも1973年およそ40年前のホラー映画の影響をもろに受けていると感じます。
この映画での悪魔に憑りつかれた少女の演技は迫力満点です。
21位 リング
作品概要
公開:1998年
監督:中田秀夫
主演:松嶋菜々子、真田広之
日本ホラー映画の傑作。
日本のホラー映画は世界的にも有名です。
数多くのホラー映画がハリウッドリメイクされていますし、ホラー映画好きのタイでも日本のホラーはとても怖いと一目置かれています。
その原点を作ったのがこの作品です。
日本だけの興行収入で10億を突破したホラー作品です。
情けない話ですが、この映画初めて見た時は最後まで見れませんでした。
DVDを借りてみたのですが、怖くて途中で見るのを断念してしまったのです。
それから昼間に何とか見る事が出来ました。
初めてみた時相当怖かったのを記憶しています。
リングは日本のみならず、海外でも有名です。
ハリウッドでもリメイクされていますし、今私が住むタイでも貞子と言えばホラー映画として認知されています。
タイの映画には貞子の影響を受けたと思われるお化けがいっぱい、いーっぱい出てきます。影響というかパクリと言ってもいいかもしれない。
お化けって似ちゃうんでしょーね!
冗談は置いておいて、大人になってからもこの映画を観ました。
そして、もう一つ怖い点を発見する事が出来ました。
それが、松嶋菜々子と真田広之の身長差あり過ぎなんです。
身長が20cm位違う気がします。
この映画この二人が主役なんですが、一緒に歩くシーンはほとんどありません。
一緒に歩いたら、身長差があり過ぎて滑稽に映ってしまうのでしょう。
これ大人になって分かったリングの本当の怖い所なんです。
『呪いのビデオテープ』と貞子がこの映画での重要なキーとなっていますが、これよりも怖いことだったのかもしれません。
個人的には最後の松嶋菜々子演じる主人公の決断は苦肉の策だと感じます。
やっぱり親よりも自分の子供の方が大切なんでしょうか?
最後の松嶋菜々子の行動は親になってみないと分からない感情でした。
20位 ポルターガイスト
作品概要
公開:1982年
監督:トビー・フーパー
主演:クレイグTネルソン
スピルバーグが作成したホラー映画。
スピルバーグはSFモノ、戦争モノで数多くの名作を世界に送り出していますが、ホラー映画の名作を制作していた事でも有名です。
物語は先に紹介したインシディアスと似ていて、新居に家族が引っ越しし怪奇現象が起こる所から始まっていきます。
霊的な怪奇現象を扱ったホラー映画としては元祖と言われるかもしれません。
テレビの中に映る霊などは日本ホラーの名作『リング』も参考にしているに違いありません。
映画タイトルのポルターガイストとは『何もしていないのに物が動いたり、どこからか音がしたり、普通では有り得ない起こりえない現象の事』をさします。
この映画で主人公たちが暮らす家では普通では考えられないような怪奇現象が起こり続けていくのです。
これがポルターガイストなのです。
この家族が引っ越してきた家は以前墓地だったというのがオチなのですが、
こういう物件って世の中に本当に存在しています。
そして、なぜか驚くくらい安く販売されています。
それは何より実際にその土地に暮らした人が心霊体験をしているからなんです。
信じられない話ですが、実際にそういった物件があり、価値が下がっている事が何よりの証明のような気がしています。
19位 Rahtree Flower Of The Night
作品概要
公開:2003
監督:Yuthlert Sippapak
主演:Lalia Boonyasak
タイのホラー映画。
タイも映画産業が盛んです。
毎週のように新作映画が劇場公開されています。
日本ではそこまでタイの映画は公開されていませんが、タイでは一般的な娯楽として映画が市民の地位を確立しています。
映画産業が盛んなタイですが、タイの映画と言えば日本人ならムエタイを扱ったアクション映画と思うかもしれません。
しかし、実際にはホラー映画が一番多く作られています。
これはあくまで実感なので統計を取った訳ではないですが、ホラー映画がとても多い印象です。
普通の恋愛映画やアクション映画にも必ずと言っていい程、霊的なキャラクターが出たりします。
少なくとも日本のそれよりも全体的なシェアとしてはタイにおいて、ホラー映画の割合はとても高いと思います。
毎週ホラー映画は上映されています。
日本とは異なり、常に暑い熱帯雨林に属した国なので身の毛もよだつような怖いホラー映画の需要があるとも思えます。
これからもタイ人の需要に合わせて多く作られ続けているのでしょう。
この映画はDVDを買って視聴しました。タイに来た当初に見たと思います。
タイのホラーは実際にはコメディの要素も強く、めちゃくちゃ怖いかと言われると少し疑問に思えるのですが、この映画は数多くあるタイ映画の中でも怖い部類に入る映画です。
そして、この映画に主演しているプロイという女優は僕が大好きなタイの女優です。
万国共通で可愛くて綺麗な女性がホラー映画に出演しています。
綺麗じゃない女性が叫んでも何も共感できませんしね。ブスはずっと叫んでてください!って感じになっちゃうんです。
なお、この映画はタイでもヒットした為、シリーズ2や3も作製され劇場公開されています。
これ、2までは観れます。2以降はホントクソです。
開始30分で観るのやめてしまいました。
おそらく日本では発売されていないので、もし、タイに来る機会があればDVDを買ってみるのをおススメします。
ただし、2以降は買わないようにしてください。
18位 クロウ/飛翔伝説
作品概要
公開:1994年
監督:アレックス・プロヤス
主演:ブランドン・リー
1994年のアメリカ映画。
この映画に出演したブランドン・リーは香港出身の世界的俳優ブルースリーの息子さんです。
この映画バットマンのような悪っぽいヒーローが悪を撃退する内容で、至って普通で映画の内容自体は怖いことはないのですが、とても怖いです。
なぜなら、この映画に主演したブランドン・リーは撮影中に発砲事故で死亡しているからです。
銃などを使うシーンは映画ではしょっちゅう出てきています。
皆さんも見たことがあると思います。銃が出てこない映画の方が少ないかもしれない。
アメリカは銃社会です。銃と日常生活が日本以上に密接に関わりあっています。
こういった文化的な背景から銃を取り扱い映画は非常にアメリカ映画では多いです。
この映画では実際の拳銃を使用してなおかつその中に弾が込められていたのです。
そして、その銃を使ったために実際にブランドン・リーは撃たれて死亡してしまうのです。
正直におかしいと思います。
こんな事有り得るのでしょうか?
事故として扱われていますが、個人的な見解を述べさせてもらうと、事故とは絶対に思えません。
何かしらの意図があった、そのための映画だったような気がしてならないのです。
父親のブルースリーも多くは語られていませんが、不穏な死を遂げています。
何かあったんでしょうね。
この映画見ていると主人公のブランドン・リーがとても悲しく見え、なんとなく影があるように見えます。
17位 The Unseeable
作品概要
公開:2007年
監督:Wisit Sasanatieng
主演:Supornthip Choungrangsee
タイのホラー映画。
以前お付き合いしていた元カノのタイ人女性と一緒に見ました。
タイのホラー映画は実はデート映画にもなるんです。
恋人と見る映画のジャンルとしては一番良いかもしれない。
恋愛映画よりもホラー映画の方がお互いの距離が縮まったりするからです。
タイ人女性はホント怖がりなんで、映画観た後に一人で帰れない、トイレに行けないとか言い出します。
普段は凄い大胆なのに結構繊細なんですね。グッときますね。
そういった経験があったので僕は良くDVDをタイ人女性と見てました。
結構な数見ましたよ。毎週見てたかもしれない。
この映画もそんな映画の一つです。
怖がるだろうなぁって淡い気持ちでいつものようにホラー映画一緒に見たんです。
しかし、このホラー映画だけはタイ人女性と見てはアキマヘン!
内容が駄目です!絶対タイ人女性と観てはなりませんよ!
気になる内容ですが、あるタイ人夫婦の家族の話から始まります。
そして、奥さんが妊娠します。
これは別に夫婦なら普通ですよね!当たり前のことだと思います。
しかし、この映画の物語はちょっとおかしな方向に進みます。
子供が出来た事をタイ人の夫に告げるとその夫は『出掛けてくる、数日で戻る』と言い家を後にします。
そして、全く戻ってきません!ワォ!
この映画観てこのシーン観た時マジヤベェと思いましたね。
これはヤバいぞ。これは怖いぞって恐ろしいぞって思いました。
一緒に見てたタイ人女性の顔を見れませんでした。
凄い視線を感じましたが、映画に没頭しているふりをしました。
たぶんこれタイあるあるの一つなんです。
タイ人男性って結構バタフライ的な感じでどっか行っちゃうんですね。
とにかく、一緒に見た時に冷や汗をかきました。
僕にとって凄い印象に残っているホラー映画の一つなんです。実際にホラー映画で霊的な要素も多く出てきます。
16位 遊星からの物体X
作品概要
公開:1982年
監督:ジョン・カーペンター
主演:カート・ラッセル
アメリカのSFホラー映画。
同じSFホラー映画としてはエイリアンの方が有名ですが、この作品はエイリアン以上にグロテスクでホラー要素が強いです。
迫りくるエイリアンの姿を見てゾクゾクさせられますが、この映画はエイリアン以上に怖いのです。
何故かと言うと、無邪気な犬の格好した犬がエイリアンなのです。
犬に化けたエイリアンがめちゃくちゃしよるんです。
これ怖いですよ。犬かよ!って感じなんです。
15位 バットマン ダークナイト
作品概要
公開:2008年
監督:クリストファー・ノーラン
主演:クリスチャン・ベール
バットマンシリーズ最高傑作。
ダークナイトはホラー映画ではありません。おそらく皆さんもホラー映画と言う認識はないでしょう。
僕自身もアクション映画、アメコミ映画として認識していました。
この映画は作品賞は逃しましたが数多くの部門賞でアカデミーにノミネートされました。
多くの人に知られたアメコミをベースにした映画です。
ダークナイトで助演男優賞を受賞したジョーカー役がとても印象に残っています。
この役を演じたのはオーストラリア出身のヒースレジャーという俳優です。
若手俳優であり、28歳の若さでオスカーを受賞した将来有望視されていた実力派俳優でした。
しかし、この映画が彼の遺作となってしまいます。
詳細な原因は不明ですが、自殺もしくは事故で亡くなってしまったと報道されています。
彼の演技は伝説的とも評され、この映画の大ヒットした理由の一つになっています。
イカレタ口裂きピエロのジョーカーを奇妙に絶妙に演じていました。
俳優は役になりきるためにその役の事を徹底的に研究して、役柄になりきるという手法をとる事があります。
ヒースレジャーもジョーカーになりきる為に精神を自ら崩壊させたんじゃないのかと思わせる位役にピッタリハマってしまって居るのです。
なんとなく、この役が原因で亡くなってしまったんじゃないかと思ってしまうんです。
この背景を知った上で観るとこの映画のジョーカーは本当に怖く見えます。
14位 オーメン
作品概要
公開:1976年
監督:リチャード・ドナー
主演:グレゴリー・ペック
1976年に製作されたアメリカの映画作品。
アメリカでは6が不吉な数字とされています。
日本でも4は死を連想させ、9は苦を連想させる為、不吉な数字とされています。
中国では逆に9は演技の良い数字とされています。
国によって不吉な数字が存在しているのです。
話をアメリカに戻すと、アメリカでなぜ6が不吉であるかというと、キリスト教の聖書に不吉な数字として記されているからです。
正確には6ではなく、666という6が三つ連続で続く数字が不吉とされています。
このオーメンはアメリカおよびキリストで不吉とされている6月6日午前6時の6が三つ並んだ時間に誕生した悪魔の子の物語を描いています。
この映画、本当怖いです。
アメリカ人もこういった数字の羅列を不吉に感じ、不幸が起こると信じているのです。
たかが、不吉な数字と一致した時間に生まれただけなのに数多くの不幸が主人公を陥れます。
僕は日本人なので6という数字には不吉さを感じませんが、4に対しては不吉な思いを感じます。
4時44分は嫌いです。
なんとなく時計を見てこの時間を見てしまった時は嫌な予感がします。
13位 キャリー
作品概要
公開:1976年
監督:ブライアン・デ・パルマ
主演:シシー・スぺイセク
ホラー小説の巨匠スティーブンキング原作の映画。
この映画ほんとめちゃくちゃです。
物語序盤から中盤まではちょっと変わった内容ではあるけれど、青春映画のような感じでホラー映画のような怖い雰囲気が一切ない物語です。
学校でのいじめとかパーティでの葛藤とかそういった部分がフォーカスされています。
ホラー映画だと思って観たけど、違うじゃん青春映画じゃんって思うんですが、期待をいい意味で裏切ってくれます。
ホント中盤からめちゃくちゃになります。
血だらけで叫ぶ主人公キャリーの姿はマジでヤバい。超怖いです。
2013年にもリメイク版が公開され大絶賛されています。
この時のキャッチフレーズは『最も恐ろしく、切ない青春』です。
こんな青春あるかよ!って感じです。
マジでグロくて、血がビチャビチャでイカレてます。
申し訳ないけどスティーブン・キングは頭のネジどっか外れているとしか思えないです。
他のホラー映画と違ってゾクゾクするような怖さはないけど、めちゃくちゃだ!と思わせる怖さがあります。
見たことが無い人は一度は観た方がいい名作ホラー映画かもしれません。
12位 13SINS
作品概要
公開:2014年
監督:Daniel Stamm
主演:マーク・ウェバー
2006年のタイホラー映画『レベルサ―ティーン』をリメイクしたハリウッド作品。
この映画は霊的な要素はありません。
タイのホラー映画はお化けなどの霊的な要素をふんだんに活用するのですが、この映画では使用されていません。
現実世界でも起こりうる世界を描いています。
まず物語の設定がよく出来ています。
少しコメディ的な要素も入ってはいるのですが、これがかえって怖さを倍増させます。
笑えないグロテスクなジョークが多いんです。
内容がよく出来ているのでノンストップで次から次へ見たいという気持ちにさせられます。
ちょっとバタフライエフェクト的な要素があるとも言えるかもしれない。
この映画ラスト10分が超絶怖いです。
その前にも目を覆いたくなるような暴力のグロいシーンだったりがあるのですが、とにかくラスト10分が怖いです。
僕はこの映画観た時にため息ついちゃいました。怖いですねぇ恐ろしいですねぇって感じです。
11位 シックスセンス
作品概要
公開:1999年
監督:M・ナイト・シャマラン
主演:ブルースウィルス、ハーレイ・ジョエル・オスメント
ハリウッドの超有名ホラー作品。
オスカーにて助演男優賞、助演女優賞、作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされました。
この映画は知っている人も多いはずです。
子役だったハーレイ・ジョエル・オスメントの天才的な演技が評価され一躍時の人となりました。
この映画は怖いというよりは大どんでん返しが凄いです。
ラストでネタバレして、真相が解けたときに背筋がゾッとします。
そういうことだったのか!と皆が思ったに違いありません。
観客を見事に騙せています。私も最後の最後まで分かりませんでした。
余談ですが、子役を演じたハーレイジョエルオスメント君が今、超絶ブサイクになっています。
あんなに可愛かったのに、こんな大人になってしまったのかと残念な気分にさせられます。
アメリカ映画で子役から出演していた俳優って大人になってほとんどがロクなもんになってないです。
マコーレカルキンしかり、ハーレイジョエルオスメントしかりです。
子役から有名で第一線で活躍し続けている俳優ってディカプリオ、クリスチャンベール、ジョディフォースターくらいじゃないでしょうか?
子供の時から活躍するとなんか人生おかしくなっちゃうんでしょうね。
劇場公開時に絶対に人に言わないでくださいとキャッチフレーズが使われていました。
この映画は2度楽しめます。
一度目は何も知らない状態で見て、二度目はオチを知った状態で観るんです。
よく出来ています。
10位 シスターズ
作品概要
公開:2004年
監督:Tiwa Moeithasong
主演:Liliana Marie ALbert
タイのホラー映画。
タイで実際に起こった実話を基にしたといわれています。
この映画何が怖いかというと貞子瓜二つの幽霊が出てきます。
途中から『あれっこれリングだっけ?』
『これ絶対貞子やん!』
『100人に聞いたら100人絶対貞子っていう位貞子に似てるやん!』
『あれっ俺リング見てたんだっけ?』っていう錯覚に陥ります。
ちょっと先に紹介したシックスセンス的な要素もあり、最後の最後でネタバレがあり、この映画のタイトルのシスターズの意味も判明します。
ホラー映画好きは必ず観た方がいいタイの実話を基にしたホラー映画です!
9位 呪怨
作品概要
公開:2003年
監督:清水崇
主演:奥菜恵、伊東美咲
2000年に呪怨として劇場公開される映画ではなく、ホラービデオとしてリリースされます。
この作品が異例のヒットを飛ばし、映画化されます。
この世に強い怨念を残して死んだ女性、佐伯伽椰子が、その呪いを人々に伝播させる物語。
呪いとか恨みを残したまま死んでいく人というのは実際にいるのでしょうね。
その死んだ人の場所が呪いとなって今現在を生きている人に崇りとなっていく。
この映画は不妊症などの家族の間でしか語られない悩みもベースになっていて怖さ倍増です。
アメリカでもリメイクされています。リングと並んで日本ホラー映画の傑作・名作とされています。
8位 Laddaland
作品概要
公開:2011年
監督:Sophon Sakdaphisit
主演:Saharat Sangkapreecha
ラッダーランド。タイのホラー映画。
この映画タイで超絶ヒットしたホラー映画として有名です。
舞台はチェンマイの住宅地『ラッダーランド』を舞台としています。
このラッダーランドは実際にタイの北部チェンマイに存在している住宅です。
実際にあった実話とされています。
タイのホラー映画は基本実話という話にしているんですが、嘘だろって突っ込みいれたくなる映画ばかりなんです。
怖くないホラー映画ばかりなんです。
クオリティはそこまで低くないんですが、どの作品もコメディ、お笑い要素が強くて本気で怖がらせに来てないんです。
この映画はコメディ要素一切ありません。
終始怖い雰囲気に包まれています。
実際の住宅地の写真なども最後に出てきます。
実際に誰も居ない状態の空き地だらけの土地になっている事を知る事が出来ます。
これがこの映画を一層怖がらせてくれます。
この映画のような土地は実際に多いと私自身が感じています。
実際にこういった土地はタイに多いです。
タイバンコク北部にある象の形をしたエレファントタワーもこの映画の内容と似ています。
立地、建物としての質はとてもいいのに人が全然入っていません。
なぜなら、タイ人の間で霊的な噂が流れているからです。
タイ人は霊的なものを強く信じています。
そして、一度でも悪いうわさが流れるとSNSなどで瞬く間に広がってしまいます。
こういった住宅はタイで非常に多いのです。
実際に霊がいるかいないかは別にして一度こう言った噂が出てしまうとこの映画のラッダランドのようにゴーストタウンとなってしまうのです。
7位 アザーズ
作品概要
公開:2001年
監督:アレハンドロ・アメナーバル
主演:ニコール・キッドマン
物語設定が非常によく出来た映画。
シックスセンス以上の大どんでん返しがラストに待ち受けています。
この映画おそらくシックスセンスの影響を受けたんでしょうけど、シックスセンス以上にビックリしました。
僕はシックスセンスと同じく最後まで分かりませんでした。
ちょっとネタバレを含みますが、もしかすると死後の世界はこういう世界なのかもしれないとこの映画を観た後に感じさせてくれます。
今生きている僕たちには死者を見る事が出来ないけれど、もし死んだら死者同士はお互いを見れるのかもしれない。
日本でも成仏してない霊とかありますよね。
その場所に居続けている先祖霊とか。
この世にいる人は誰も分からないけれどこういう死後の世界はあるのかもしれないと感じさせてくれます。
内容はちょっと悲しいですが、超怖いというわけではないので見たことなければ是非見てみてください!
ニコールキッドマンはやっぱし綺麗!幽霊でも綺麗!
6位 1408号室
作品概要
公開:2008年
監督:ミカエル・ハフストローム
主演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン
スティーブンキング原作のホラー映画。
スティーブンキングマジヤバいです。
スタンドバイミーもショーシャンクの空もスティーブンキング原作であり、実はめちゃくちゃ凄い作家なんですね。
でもこの人が一番凄いのはやっぱりホラーです。ホラー映画と言えばスティーブンキングなのです。
この作品は他のスティーブンキングの作品と異なり非現実的な要素が満載です。
『1408号室には行くな』と言う手紙を主人公が受け取る所から物語が始まります。
1408号室の解釈は観た人によって色々な解釈がありますが、僕はなんとなくドラッグに溺れた人を表しているような気がします。
ああいった現象を体験して多くの中毒者が自ら命を絶ってしまっています。
絶望的な状況に陥る男性を表現していて、なんとなくそんな気がします。
ホラーと言うよりはスリラーの要素が強い映画です。
スティーブンキングの作品の中でも僕の中では上位に入る作品です。
5位 シャイニング
作品概要
公開:1980年
監督:スタンリー・キューブリック
主演:ジャック・ニコルソン
1980年に制作されたスティーヴン・キング原作をスタンリー・キューブリックが映画化した作品。
映画のタイトルのシャイニングは輝くという意味の英単語です。
この映画では子供が霊を感じる事が出来る不思議な力を持ち合わせているのですが、ジャックニコルソン扮する父親が日に日におかしくなっていきこの子供が持つ力を浴するようになっていきます。
ジャックニコルソンの演技がこの映画の怖さを倍増させています。
日に日におかしくなる主人公を事細かく演じています。
この映画見たことない人もドアとドアに顔を挟まれるジャックニコルソンの気迫迫る顔を見た事ある人は多いはずです。
映画最後に映し出される異常になる前の笑顔のジャックも何か色々と考えさせてくれます。
巨匠スタンリーキューブリックの作品はホラー作品だけでなく、考えさせ怖くさせられる作品が多いです。
『時計仕掛けのオレンジ』や『2001年宇宙の旅』もホラー映画ではないですが、怖い映画としてみる事が出来ます。
キューブリックの作品はなんとなく怖いんです。
4位 IT Follows
作品概要
公開:2015年
監督:デビット・ロバート・ミッチェル
主演:マリカ・モンロー
イット・フォローズ。
2015年に見た映画の中で最も怖かったホラー映画。
この映画設定がまず面白いです。
性交渉することによって霊が伝染するという今までにない新感覚ホラーです。
この霊を他の人に移しには他の人と性交渉するしかないという設定です。
どうですか?超面白そうですよね?
実際超面白いです!
不幸の手紙の設定に似ているかもしれない。
リングの方が似てるかな?
ツイッターでもありますよね。これをリツイートしないと呪われる的な奴。
恐怖が伝染する。そして、自分が助かる為に人を不幸にする。
このような設定のホラー映画は多いです。
しかし、この映画はこの伝染の方法が性交渉となっています。新し!おニューです!
伝染って怖いですよね。
恐怖も伝染するんです。誰かが怖がっていると自分まで怖くなってきます。
霊も同じですかね?伝染するんです。
性病のように霊も伝染することをこの映画では教えてくれます。
霊が伝染する方法が少し面白いですが、コメディではなく、実際怖いです。
なんとなく若者を題材にしていてホラー映画『キャリー』のような青春モノとも言えるかもしれません。
3位 心霊写真
作品概要
公開:2004年
監督:パンジョン
主演:アナンダ・エヴェリンハム
2004年のタイ映画。
タイでの大ヒットを受け、日本でも劇場公開されました。
カメラマンの主人公アナンダ・エヴェリンハム演じるタンと恋人は不慮の事故で女性を轢き逃げしてしまうのです。
翌日、主人公タンが撮った写真には女性の顔のようなものが写っていた所から物語が始まります。
ここまで来たのでぶっちゃけますが、タイのホラー映画は星の数ほどありますが、ほとんど怖くないです。
ほとんどの作品が怖くないのです。
タイ人には怖いのかもしれませんが、日本人からみると滑稽に映ったりするキャラが一杯出てきます。
幽霊も怖い幽霊がほとんど出てきません。
正直な話、タイのホラー映画はほとんど怖くない。
でもですね。
この映画は怖いです。
タイのホラー映画ですが、真剣に怖いです。
日本でいうリング的な位置づけをする事が出来る映画です。
実は僕自身この映画を観た時に最後まで見る事が出来ませんでした。
途中で停止ボタンを押して、観るのを止めたんです。怖くて見続けられませんでした。
タイの映画という括りではなくホラー映画ジャンル全体として見てもとても怖い映画です。
タイの大ヒットを受けて、アメリカでもリメイクされています。
日本でもツタヤなどで借りる事が出来るので一度見てみてください。きっと怖いと感じるに違いないです。
2位 死霊館 The Conjuring
作品概要
公開:2013年
監督:ジェームズ・ワン
主演:パトリック・ウィルソン
1971年にアメリカで起こった最も邪悪で恐ろしいとされた実話を基にしたホラー映画。
実話という触れ込みがあるので超常現象などは起こらないと思ってたのですが、あり得ない奇妙な現象が次々と巻き起こります。
実際の写真が映画最後には流れて来て、この映画での内容を信じざるを得ない状況に追い込まれます。
この映画は一人で観る事はお勧めできません。
可能なら他の人誰か一緒に見る事をおススメします。すげー怖いです。
霊に憑りつかれるというのは本当に起こる事なのだと思いました。
1位 ミザリー
作品概要
公開:1990年
監督:ロブ・ライナー
主演:ジェームズ・カーン、キャシー・ベイツ
スティーブン・キング原作の映画。
ほんとスティーブンキングは凄いですね。名作ホラー映画の原作作りまくっています。
この映画は数あるスティーブンキング作品の中で最強に怖いです。
最も怖い。
正しく最怖。
1990年に公開され、この映画で主演を演じたキャシーベイツはアカデミー賞で主演女優賞を受賞しています。
ホラー映画で主演女優賞って凄いです。
この映画『ミザリー』は霊的な要素は一切ありません。現実世界で起こり得る話を描いています。
タイトルの『ミザリー』とは小説の題名の事で、この小説を書く小説家の男性とその男性を看護する看護師の話です。
この看護師がアカデミー賞を受賞したキャシーベイツが演じていました。
このキャシーベイツ演じる看護師はホントに普通のおばちゃんです。
どこにでもいそうなホントにふつーなおばちゃんです。
ちょっとふっくらした優しそうな感じです。
気軽に話しかけてくれる近所のおばちゃんって感じなんです。
こういうおばちゃんってどの世界にもいたと思います。近所にも学校にも会社にも。
ほんと人が良さそうなんですが、このおばちゃんがどんどん変化していってめちゃくちゃ怖いんです。
序盤はすげぇ優しいおばちゃんなんですが、主人公が書くミゼリーと言う小説の大ファンでもあって、その物語の内容が気に食わなくなってどんどん気性が荒くなっていくんです。
劇中の暴力の描写が凄いです。目をそむけたくなります。
今まで色々な映画見てきてますが、こんな怖いのは見たことないかもしれない。
スターウォーズのダースベイダーとか超強そうですよね!
ザ悪!って感じで如何にも悪そうな出で立ちをしています。
しかし、あんなんよりキャシーベイツ演じる看護婦の方が全然怖いです。普通そうなおばちゃんが狂気の沙汰を演じることほど怖いモノはないのかもしれない。
マジで恐怖。
おばちゃんが一番怖いのかもしれないと思わせてくれます。
この映画観れば、外見的に全く美しくもない普通のおばちゃんみたいなキャシーベイツがアカデミー賞受賞したのも納得します。
日常生活でどこにでもいそうなおばちゃんが正気の沙汰とは思えない狂人となってしまいます。
怖い体験ってなかなか出来ないと感じますが、
実はモノの考えようによっては至って普通な事も怖く見えたり、普通の人も怖くなってしまったりするのかもしれません。
目に見えない霊的な怖さよりも現実世界で起こりうる怖さの方がより一層恐怖を感じます。
最後に
怪談話とか肝試しってみんなで旅行に行った民宿とかでも結構しますよね。
ホラー映画を毛嫌いする人もいますが、実はみんなで見て一番盛り上がるのがホラー映画だったりもするんです。
日常でなかなか感じる事が出来ない恐怖を与えてくれるホラー映画をこれからも見続けていきたいと思います。