死ぬまでに絶対に観るべきおすすめのゾンビ映画ランキングベスト50
死ぬまでに必ずゾンビ映画は絶対に観なければなりません。
必ずです。絶対にです。
なぜ私たちは死ぬまでにゾンビ映画を必ず見なければならないのか?
それは、私たち人間は人生を終えた死後にゾンビになるからです。
そう私たちはいづれゾンビになるんです。
私たちはゾンビになる前にゾンビ映画を観て学習をしなければならないのです。
ここで、まず、みなさんに質問があります。
みなさんは死んだ後にどうなるのか。みなさんは死後の世界がどうなるか。
どういう考えをお持ちでしょうか?
三途の川を渡る?閻魔様に逢う?生まれ変わる?輪廻転生?
色々ありますが、これは日本人独特の仏教的な考えです。
私たち日本人の多くがこう考えていることでしょう。
無になる?神の元へ行く?先に他界した家族に再会する?
幽霊になる?おばけになる?キョンシーになる?
日本人だけでなく、世界でも死後の世界については多くの考えがあります。
死後の世界については、未だ解明がされておりません。
これほどまでに発展した人類の科学を持ってしても、判明出来ていない人類共通の謎なのです。
私は、色々な考えを持つ人たちに強く言いたい事があります。
それが私たち人類は死んだ後にゾンビになるということです。
そうなのです。私たちは死後ゾンビになるのです。
お墓に埋葬された後、私たちはある日、ダッダーン!ボヨヨーン!ボヨヨーン!!って感じでお墓からゾンビとしてよみがえってくるのです。
そうなのです。
私たちはいづれゾンビになるのです。
そのために、なんとしてでもゾンビ映画を死ぬまでに絶対に観なければならないのです。
是が非でも、ゾンビ映画を観なければならないのです。
そして、私たちがいづれなるゾンビにも色々なタイプがあります。
死んだ後、いざゾンビになった時に私たちは戸惑う事でしょう。
ゾンビになったら、どういった行動をとれば良いのか?
ゾンビになったら、いったい何が出来るのか?
ゾンビって何だ?
そもそもゾンビとは何か?
私たち人間は死ぬまでにゾンビ映画を観て、ゾンビになる前にしっかり予習する必要があるのです。
100歩譲ってあなたがゾンビにならなかったとしましょう。
火葬だったらゾンビにはなれませんね。
確かにおっしゃる通りです。
しかし、あなたが生きている間にゾンビに襲われることはあるかもしれない。
これは可能性としては大いにあり得ることです。
その時にあなたはどうしますか?
あなたが住む町がゾンビだらけになったときに、あなたはどういう行動をとるのですか?
『ゾンビだぁ!ゾンビがきたぁっ!助けてーーーっ!!!』
あなたの恋人、友人がこのように叫んであなたの家に助けを求めてきた時にあなたはどうしますか?
『ゾンビなんているかよ。バカバカしい』
こう思う人が大半だと思います。
そして、実際に『バカ、冗談はやめろ!何言ってるんだかっ!』
こう言うのでしょう。
ゾンビの出現を叫ぶ人を見て、あなたは、おそらく彼ら、彼女のたちをバカにすることでしょう。
こういうゾンビの存在をバカにした人は、まず間違いなくゾンビに殺されます。
一番真っ先にゾンビに襲われるのが、こういうタイプです。
これ、ゾンビ映画のテッパンなんです。
こういうゾンビを信じないやつは、映画の冒頭でゾンビに殺されてしまうのです。
じゃあ、次に、序盤は生き延びたとして、ゾンビと闘うことになったとしましょう。
『大丈夫か?俺が来たからもう大丈夫だ。安心しろ!』
『ゾンビが来た!俺が、全員ぶっ殺してやる!』
『よし!これで全部のゾンビを退治したぞ!』
恋人がいる前なのか、こういう調子こいた発言する人もいることでしょう。
こういう発言する輩も確実にゾンビに殺されます。序盤は生き残るかもしれませんが、中盤で必ず死にます。
絶対にゾンビに襲われて殺されます。これもゾンビ映画見ていれば、誰でも分かることなんです。
これも、ゾンビ映画のテッパンなんです。ゾンビ映画あるあるなんです。
私たち人類はいづれゾンビになるかもしれないですし、ハロウィンでゾンビやるかもしれませんし、いつの日かゾンビに襲われるかもしれないのです。
その時のためにしっかりゾンビ映画見ておかないとならないのです。
これが、死ぬまでに絶対に見なければならない理由です。
あなたのゾンビに対する知識は、どの程度のものですか?
あなたの家のゾンビセキュリティ対策は、万全ですか?
ゾンビのためにセコムしてますか?
たぶん何もしてないですよね?
世界を見てみましょう。
カナダでは議会で、もし世の中にゾンビが現れたとき、どうするのかが対策として議題に上がって討論されています。
Canadian Parliament Debates Preparations for Zombie Apocalypse
カナダでは真面目な大人たちがゾンビが出てきてしまったときのために真面目な顔してディベートしているのです。カナダのリスクマネジメントは凄いですね。
いっぽう、海を越えた私たちの日本はどうでしょうか?
正直、何も、してないですよね。
残念ですが、何のゾンビ対策もされていないのが今の日本の現状なのです。
いざという時のためにゾンビ対策は絶対に必要なのです。
ゾンビが出てきたらパニックになってお終いですか?
生き延びましょう!
自分がゾンビになったら、銃で撃たれてお終いですか?
生き延びましょう!
ハロウィンでイケてるゾンビになって、モテたくないですか?
モテましょうよ!
そうです。
ゾンビ映画見て、勉強しましょうよ!
大丈夫です。
世界には数多くのゾンビ映画があります。今までに数多くのゾンビ映画が作られてきています。
今回は死ぬまでに勉強しておくべき、面白くて、おすすめの傑作ゾンビ映画を順に紹介したいと思います。
今から紹介するゾンビ映画は、きっとあなたにとって、有意義なゾンビ映画になるに違いありません。
死ぬまでに絶対に観るべきおすすめゾンビ映画ランキングベスト50
死ぬまでに必ず観ておくべき、とっておきのおすすめゾンビ映画をみなさんに紹介したいと思います。
50位 Zombie Nightmare
概要
公開:1986年
監督:ジャック・ブレイブマン
出演:アダム・ウエスト
復讐を描いたゾンビ映画。
ブードゥー教の魔術師が不慮の事故でなくなってしまった若者をゾンビにして、復讐をするんです。
ゾンビの歴史を紐解くとアフリカで生まれ全世界に広まったブードゥー教の影響が強いんですね。
映画の中だけでなく、ゾンビというのは現実世界でも宗教の世界では考えられているんです。
この映画で出てくるゾンビは一人だけです。
ゾンビって大勢で出てくるから怖いものですが、この映画では一人でもめっちゃ怖いです。
全力疾走はしませんが、バットを持って、襲い掛かってくるんです。
このゾンビとにかく筋肉が凄いのも付け加えておきたい。
この映画のゾンビや東女人物に髪形に時代を感じます。1980年代のハードロックっぽい髪型なんです。
モーターヘッドの音楽を使っている所が渋いですね。
ゾンビとハードロックは相性合います。
B級ゾンビ映画ですが、面白いのでチェックぜひ。
49位 巨乳ドラゴン 温泉ゾンビVSストリッパー
概要
公開:2010年
監督:中野貴雄
出演:蒼井そら
蒼井そら主演のゾンビ映画。日本漫画が原作となったゾンビ映画です。
このエロい映画に思われそうですが、ゾンビコメディ映画としてめっちゃ面白いです。
エロ4割、ゾンビ6割の割合で、ちょうどいい感じなんです。
『死んでいるのに、めちゃくちゃ元気じゃねぇかよ』って映画冒頭の名言は笑えました。
温泉客のじいちゃんとストリッパーの口頭のやり取りもめちゃくちゃ面白いです。
ゾンビになった温泉客のおじいちゃんの声がグッときましたね。ウケます。日本のお笑いはやっぱり面白い!
なお、この映画の主演女優である蒼井そらは海外で絶大な人気があります。
中国を筆頭に東南アジアでも日本女優と言えば、蒼井そらと言っても過言ではないくらい人気あるのです。
僕は、蒼井そらの知名度を身をもって感じているのです。
なぜなら、僕の周りのタイ人も蒼井そらのことは知っています。
長澤まさみは知らないのに、橋本加奈は知らないのに、蒼井そらはみんな知っているんです。
日本女性と言えば、蒼井そらと言わんばかりに海外では大人気なんです。
世界的女優です。僕も大好きです。
蒼井そらに顔が似てるタイ人女性って実は結構多いんですよ。みんな好きなんです。
ゾンビ映画好きじゃなくても、蒼井そら好きなら一度は見るべし!checkぜひ!
48位 死霊のはらわた The Evil Dead
概要
公開:1985年
監督:サムライミ
出演:ブルース・キャンベル
スプラッター映画の傑作。
スパイダーマンで有名なサムライミ監督が撮ったゾンビ映画です。
この映画の主人公は海外ドラマ好きなら見た事あるかもしれませんね。
そうです。『バーンノーティス』のあのおっちゃんですね。
若い時のブルースキャンベルが主演しているんです。若い時めちゃくちゃカッコいいんです。
バーンノーティスと全然違うんですね。
スプラッターゾンビ映画なので、グロイシーンが非常に多いですが、全体的にコメディタッチで物語りは進んでいくので、一度ご視聴あれ。
47位 Land of the Dead
概要
公開:2005年
監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:サイモン・ベイカー
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロが2000年代に撮影した映画。
この監督の作品は後ほど紹介しますが、すごい監督なんです。
ゾンビ映画を語るうえで絶対に欠かせない映画監督です。
この作品は近年撮られたロメロのゾンビ映画で、ゾンビファンの間では駄作とされています。
しかし、僕は面白かったと思っています。
ロメロは他の作品が凄いので、他の作品と比べると確かに斬新さや恐怖感はないので駄作といえば、駄作かもしれないんですが、他が凄すぎるんです。。
他のロメロ以外が作ったクソゾンビ映画と比べると、さすがはロメロです。非常に面白い!
46位 ウイルス・ハザード Toxin
概要
公開:2013年
監督:ジェイソン・デュデック
出演:テイラー・ハンドリー、ダニー・グローヴァー
細菌系ゾンビ。
細菌、ウィルスに感染した人間がゾンビになる映画と人間に噛まれてゾンビになる2パターンがあります。
この映画は細菌によって人間がゾンビ化する内容の映画です。
『リーサルウエポン』シリーズのメルギブソンの相棒役であったダニークロヴァーが出演しています。
B級映画ですが、出ている役者は第一線で活躍する役者が出ています。
僕ダニー・グローヴァーが大好きなんです。
ダニー・グローヴァーとかモーガン・フリーマンとか渋い黒人俳優が大好きなんですね。
ゾンビ映画詳しい人はご存知かと思いますが、ゾンビ映画では黒人は重要なキーマンとして描かれます。
基本的にいい役で、最後まで生き残る可能性が高い配役をしていることが多いのです。
この映画ではダニー・グローバーがこのゾンビ映画の常識を覆しました。
細菌を開発する悪役研究者役で出演しているんです。
でも、僕は悪役研究者を演じているダニーを見ていて、正直悪役には見えなかったですね。
なんとなく、いい人にしか見えないんです。
人間って性格とか生き様が顔に出てしまいますよね。どうしても悪い人に見えないんです。
ダニーは『リーサルウェポン』にしろ、この『ウイルスハザード』にしろ、いい味だしてます。大好きなんです。
全国のダニー・グローバーファンはチェック是非!
45位 ゾンビ・アルカトラズ
概要
公開:2012年
監督:ニック・ライオン
出演:ダニー・トレホ
ゾンビ映画やメキシコギャングを語るうえで欠かせない俳優ダニートレホ主演のゾンビ映画です。
アメリカのサンフランシスコを舞台にゾンビたちと闘う姿をこの映画では描いています。
コメディ要素は殆どない、正統派ゾンビ映画です。
自分の愛する人がゾンビになってしまい、牢屋に閉じ込めた状態にさせて、葛藤を描くシーンなどヒューマニズムを取り上げた部分もあります。
これもゾンビ映画でよくあるシーンなんです。
家族がゾンビに噛まれて、殺さなければならない葛藤に陥るシーンは、ゾンビ映画ではごくごく普通によくあることなんです。
でも、この映画ではこの部分を強く映し出していました。
僕ももし家族がゾンビになったらバイトミー!って感じで僕もゾンビになろうと思っています。
僕にはたとえ家族がゾンビになっても撃てないですね。
そういうヒューマニズムの部分を考えさせられる映画です。ヒューマニズムを感じたければ一見の価値ありです。
この映画シリアステイストですが、ただ一点だけ、ブラックコメディ的な要素のシーンもありました。
臨月に近い妊婦がゾンビに噛まれてゾンビ化してしまいそうになり、主人公たちが妊婦のゾンビを殺すシーンがあるんです。
妊婦ゾンビを殺してしまうのですが、おなかからお産が始まるんですね。赤ちゃんの泣き声がするんです。
主人公たちは妊婦ゾンビのおなかを裂いて、赤ちゃんを力づくで摘出するんです。
可愛い、目が大きい白人の赤ちゃんが妊婦ゾンビのお腹から無事出てくるんです。
出産シーンであり、この映画の中で唯一心が温まるシーンでした。
でも、このシーンは5秒もしないうちに赤ちゃんもゾンビになってしまうんです。
そして、主人公たちはその赤ちゃんに手を下してしまい、大泣きするシーンがあります。
ゾンビの世界は本当に恐ろしいと感じたシーンでした。
ゾンビの世界なんて来ないことを心から願いたいですね。
44位 私はゾンビと歩いた I walk with a Zombie
概要
公開:1943年
監督:ジャクエス・ターナー
出演:ジェームス・エリソン
古典的ゾンビ映画。
今の現代で描かれているゾンビとは似ても似つかないゾンビです。
今私たちが頭に描いているゾンビは1960年代以降のゾンビなんです。
これ以前のゾンビはただの奴隷、もしくは薬物に侵された意思のない人間のことを指すんです。
今のゾンビとは全く違うゾンビ像をこの映画では描いています。
物語はハイチを舞台にしていて、ブードゥー教にまつわるゾンビの物語です。内容も非常に面白い。
上映時間は1時間ほどで短編映画と言ってもいいです。空いた時間に見てみてください。今とは全く違うゾンビが描かれていることにびっくりすると思います。
古くても、面白い映画は時代を超えて面白いんですね。
43位 ゾンビマックス 怒りのデスゾンビ
概要
公開:2014年
監督:キア・ローチ・ターナー
出演:ジェイ・ギャラガー
オーストラリアのゾンビ映画。
パンフレットだけ見ると、マッドマックスを髣髴とさせる感じのイメージです。
実際マッドマックスも同じオーストラリアで作られたハリウッド映画なので、それに近いんじゃないのか。
マッドマックス級のアクションが見れるんじゃないのか?
また、マッドマックス級の美人が出てくるんじゃないのか?
実際ポスターに載っている銃持っている女性はめちゃんこ可愛いぞ。
これは、期待できる。マッドマックスの再来だ。
そういった期待をこめて、僕は、この作品を見ました。
ふたを開けてみて、この映画を見たら、ビックリしちゃいましたね。
この映画の主人公の女性は物語の終盤まで囚われの身となっていて、実際はほとんど活躍しません。
また他の男性主人公と彼と行動を共にするアボリジニの男性も基本的に家の周辺でゾンビと戦うというスケールの小ささです。
マッドマックス級のカーチェイスが繰り広げられると思っていたのに、
家の近くにある車を車庫に入れるために何時間も奮闘しているんです。なんてスケールが小さいんだ。
たしかに、車を車庫に入れるのは大切かも知れんけど、もっと適当に描けよって思いました。
ツッコミどころ満載の映画です。おそらくあなたもこの映画を見たら、テレビ画面に向かってツッコむに違いありません。
マッドマックスと全然違うじゃねーか。ツッコミの練習に是非!
42位 アイ・アム・レジェンド
概要
公開:2007年
監督:フランシス・ローレンス
出演:ウィル・スミス
ハリウッドが多額の予算を使って撮影したゾンビ映画。
この映画の基となった小説は1950年代に作られています。
ロメロがゾンビ映画を撮ろうと思ったきっかけを作った小説をベースにした映画です。今までに何作もこの小説をもとにした映画が作られています。
この映画はその中でも一番お金を使っていて、主演にウィルスミスでアクションも凄く、低予算が多いゾンビ映画としては異例の予算をつぎ込んだ大作アクション映画なのです。
ホラーとかゾンビ映画は低予算が基本ですが、ハリウッドは金掛けるだけあって、見せ方もすごいですね。
1930年代に作られた小説を2000年代の最新技術と多額と予算をつぎ込んで制作された傑作です。
アクションゾンビ映画好きならチェック是非!
余談ですが、ウィルスミスって老けないですよね。昔からずっと同じ外見なような気がします。
実は、ウィルスミスがゾンビなんじゃね?って思ってしまっています。
41位 ロンドンゾンビ紀行
概要
公開:2012年
監督:マティアス・ホーン
出演:ミシェル・ライアン、アラン・フォード
超面白いゾンビ映画です。コメディゾンビ映画の傑作と言えるかもしれません。
後に紹介しますが、ゾンビ業界に大きな影響を与えたイギリスゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』に影響をもろに受けた感があります。
この映画では、おばぁちゃん、おじいちゃんがゾンビと戦いを繰り広げます。
年寄りって怖いもの無いんですよね。先がないからなのか、めちゃくちゃ老人が強いんです。
こういう老人になりたい。この映画見て、強く思いました。
マジで凄い面白い作品です。
おばぁちゃんがマシンガンぶっ放すシーンは最高に笑えます。
こういうこともゾンビ映画できるんだな。
ゾンビ映画の可能性は無限大だと思った作品です。老後は、こういう老人になりたい!
40位 ライフ・アフター・べス
概要
公開:2014年
監督:ジェフ・ベイナ
出演:オーブリー・プラザ
切ないラブロマンスゾンビ映画。
ベスという女性の恋人が死んでしまい、ゾンビとして生き返ってくるんです。
最初はみんな喜ぶんです。
べスの両親もべスの恋人もみんな彼女が生き返って喜ぶんです。
でも、やっぱりゾンビだから、生前とは違うんです。
だんだん、みんなゾンビになったベスト嫌っていくんです。
エンディングは切なくなりました。
この映画なんとなく、『ゴースト』を彷彿とさせます。
どちらの映画も恋人が死んでしまい、蘇って愛を伝え、最終的にお別れをします。
この映画ではだいぶ違った感じの切なさを感じることが出来ます。
ゾンビって恋愛モノも作れるんです。『ゴースト』好き、幽霊好きならチェックぜひ。
39位 地獄の門 City of the Living Dead
概要
公開:1980年
監督:ルチオ・フルチ
出演:クリストファー・ジョージ
イタリアのゾンビ映画の巨匠ルチオ・フルチの傑作ゾンビ映画。
この監督もゾンビ映画を語るうえで欠かせない監督です。
ルチオ・フルチはジョージロメロと比較されることが多いですが、僕は全然違うと思っています。
とにかく、グロイシーンを取りたいがために、ゾンビ映画を撮っている様にしか見えません。
見ていて気持ちがいいものではありませんが、ゾンビが出現したら、最悪の場合こういったこともあり得るということで紹介しました。
ゾンビが世の中に出てこないことを強く願いたいです。
38位 カミングアウト・オブ・ザ・デッド
概要
公開:2011年
監督:ケビン・ハメダーニ
出演:ジャネット・アーマンド
斬新なゾンビ映画。
この映画のタイトルにもなっているカミングアウトとは、主人公がゲイであることをカミングアウトするんです。
どうでもいいだろって感じなんですが、絶妙に笑っちゃいます。
めちゃくちゃ腹抱えて笑えるシーンがあるんです。
『撃つな!俺はゲイだ!』って主人公が叫ぶシーンは、マジで吹いちゃいました。
俺は人間だ!でいいじゃんって感じなんですが、ちゃんとゲイだ!っていうんです。
このシーンはめちゃくちゃウケた。
この映画タイトルとかポスターだけ見ると、下らないコメディに見えますが、内容は普通にグロイシーンもかなり多いです。お笑い映画だと思って見ると痛い目に合うので注意ぜひ!
37位 サンゲリア
概要
公開:1979年
監督:ルチオ・フルチ
出演:イアン・マカロック
イタリアゾンビ映画の巨匠ルチオ・フルチのゾンビ映画。
前述した地獄の門と同じ監督のゾンビ映画です。
この監督もロメロと同じようにゾンビ映画ばっかり撮っているんです。
イタリアでもゾンビ映画が撮られているんですね。アメリカだけじゃないんです。
アメリカのロメロ、イタリアのルチオといってもいいくらいゾンビ映画を語る上で非常に重要な監督です。
ルチオが撮るゾンビはとにかくえぐい。
非常に細かく腐敗した姿のゾンビを描いています。僕はこれの2も見ました。
そっちもかなりグロイ。でも、綺麗な金髪美女が裸でダイビングするシーンはグッドポイントでした。
海の中でゾンビに襲われるという斬新なアイデアのゾンビの襲われ方でした。
36位 ホーボー・ウィズ・ショットガン
概要
公開:2011年
監督:ジェイソン・アイズナー
出演:ルトガー・ハウアー
B級ゾンビ映画の傑作。
年老いたおじいちゃんがショットガン片手にゾンビと闘う生き様を見る事が出来ます。
『グラントリノ』のクリントイーストウッドのような、最後の男の生き様を見れます。渋いです。
B級ですが、脚本および舞台設定も良くできているので楽しめます。
くだらないゾンビのB旧映画は多いのが実情ですが、この作品は面白かった。
ゾンビ映画にありがちな、激しい描写のシーンも多いのでこういうのが苦手な方は避けたほうが良いかもしれません。
ちなみに日本語訳のDVD化もされているので、ツタヤでも借りれるかもしれませんので、TSUTAYAチェックぜひ。
35位 バタリアン
概要
公開:1985年
監督:ダン・オバノン
出演:クルー・ギャラガー
ロメロのゾンビ映画が好きだった監督が撮ったコメディゾンビ映画。
ロメロが好きでゾンビ映画を撮った監督ですが、ルチオのゾンビ作品に似た部分が強く、グロイシーンが多いです。コメディと言いつつ、結構えええええってシーンがあります。
コメディ映画だと思って見て、心臓弱い人はご臨終しちゃうかもしれないんで、注意してください。
ただ、ジーンとくるシーンもあります。
自分がゾンビになることを知ったおじいちゃんが自らの意思で愛する奥さんの指輪にキスしながら、焼却炉に入っていくシーンはちょっとジーンと来ました。
僕もゾンビに噛まれたら、こういった行動取りたいって、このシーン見て強く感じた映画です。
その前に結婚しないとね!結婚しないでゾンビになったらこんなこと出来やしないぜ!
34位 ゾンビーノ
概要
公開:2007年
監督:アンドリュー・カリー
出演:キャリー・アン・モス
めちゃくちゃ面白いコメディゾンビ映画。
ゾンビが人間にコントロールされた世界を描いています。
家政婦だったり、道路案内役、セキュリティ、色々な所でゾンビが人間のために働いているんです。
一家に一台ゾンビみたいな世界観を描いているんですね。
この映画面白いんですが、ゾンビ映画にあるようなパニック感や教われる恐怖感は一切無かったのでここがちょっとマイナスポイントです。
お笑い映画としては、超レベル高いです。ただゾンビ映画の要素は低いです。
ゾンビ映画初心者の人はゾンビ映画入門として見てみるのも良いかもしれません。
世界観は非常に面白かった。掴みは最高のゾンビ映画です。
33位 キャプテン・スーパーマーケット(Army of the darkness)
概要
公開:1993年
監督:サム・ライミ
出演:ブルース・キャンベル
死霊のはらわたのサムライミ監督とブルースキャンベルが再タッグを組んだ作品。
現代から中世にタイムスリップしてしまったブルースキャンベル演じる主人公が現代に戻るまでの戦いを描いています。
この時のブルースキャンベルは『死霊のはらわた』以上にカッコいいです。超イケメンです。『バーンノーティス』しか知らなかった僕はこの映画を後に見てめちゃくちゃびっくりしました。
この映画、ギャグの要素がかなり強いです。
ポスターだけを見ると冒険アドヴェンチャーっぽいですが、かなりフザケタ感じで作ってます。
冒頭から30分までは
30分後は何が何だかよく分からないふざけたシーンが満載です。
この映画に出てくるのゾンビか?ただの化け物じゃないか?って思う人も多いかもしれません。
僕もそう思いました。でも、ゾンビ映画として有名なので紹介しました。めちゃくちゃカッコいいブルースキャンベルを見るだけでも価値あります。
32位 Day of the dead
概要
公開:1985年
監督:ジョージAロメロ
出演:ロリー・カーディル、リチャード・リバティー
ロメロゾンビ映画三部作の3作目。
ジョージロメロはゾンビ映画を作った監督として有名ですが、その中でも最高傑作と言われる3作品があります。
その中の一つがこの作品です。
三部作と言われる中では一番僕は評価低いですが、ゾンビ映画全体として見たらやっぱりめちゃくちゃ面白い。
他の2作品が名作過ぎるだけであり、他の数あるクソゾンビ映画と比べたら雲泥の差がある面白い映画ですね。
ゾンビ映画ファンなら一度は見るべきロメロのゾンビ映画です。
31位 REC(レック)
概要
公開:2007年
監督:ジャウマ・パラゲロ
出演:マヌエラ・ベラスコ
ドキュメンタリーテイストで撮られたゾンビ映画。
ブレアウィッチプロジェクトに似ていて、映画を見ているという感覚より、実際に自分がその場にいるような臨場感あふれる感覚に陥る作品です。
撮り方が非常に上手いです。安っぽい感じですが、それが逆に現実味を帯びています。
ホラー的要素が強く、コメディ感は一切ないですが、ドキドキ、ハラハラがエンディングまで止まらない映画として非常に面白いですね。
結末は言うとネタバレになってしまい楽しめないので、内容は記載しません。一度見てみてください。
ツタヤでもレンタル出来るはずのゾンビ映画です。
30位 高慢と偏見とゾンビ
概要
公開:2016年
監督:バー・スティアーズ
出演:リリー・ジェームズ
コメティ要素あり、シリアス要素ありのゾンビ映画。
しっかり出来ているゾンビ映画です。
リリー・ジェームズなどこれからのハリウッドトップレベルの俳優を使用しています。
2016年初頭に公開されましたが、早くも2016年度のゾンビ映画最高傑作の呼ぶ声高い名作です。
今までコメディ要素が強かったゾンビ映画をこの作品が、この先のゾンビ映画の概念を変えるかもしれません。
口述しますが、『ショーンオブザデッド』が公開されてから、コメディ路線のゾンビ映画が市場に溢れかえっていたんです。
この映画はコメディの要素も残しつつ、ストーリー性、物語の設定、脚本をしっかり作った作品です。
新しいゾンビ映画のジャンル確立したかもしれないです。日本でも公開されると思うので確認してみてください。
29位 ゾンビヘッズ
概要
公開:2011年
監督:ブレッド・ピアス
出演:マイケル・マッキディ
新感覚ゾンビコメディ。
この映画の主人公はゾンビになってしまった2人の主人公です。
体はゾンビだけれど、人間の心を持ったハーフゾンビなんです。
今日本の芸能界は、ハーフタレントがいっぱいですよね。
僕もベッキーとかローラ大好きです。やっぱり可愛いし、綺麗。
これは、日本だけに限らず、僕が今住むタイの芸能界でも同じです。
ハーフタレントが8割くらい占めているんです。
ゾンビ映画でもこの原題の風潮がしっかり表現されています。ハーフがやっぱり主流なんです。
主人公2人がゾンビではなく、人間に襲われそうになったり、新しいゾンビ映画の発想盛りだくさんです。
主人公の一人がゾンビに対して、マイケルジャクソンの『スリラー』を踊って馬鹿にするシーンは、めっちゃ笑っちゃいました。
なお、この映画でも黒人が重要な役割を演じています。これもゾンビ映画あるあるですね。
この映画の監督もおそらくロメロファンなんでしょう。
28位 死の恋人ニーナ
概要
公開:2015年
監督:ベン・ブライン
出演:アビゲイル・ハーディンガム
恋愛ドロドロゾンビ映画。
元恋人の女性がゾンビというか、幽霊というか、ドロドロした感じで元恋人の男性に言い寄ってきます。
この映画、登場人物の性格がみんな最低で、しょうもないんです。
グロイシーンはそこまでありませんが、登場人物の性格とか行動が最悪なので、胸糞悪くなります。
グロイシーン以上にこういった人間の汚い部分を見せられて憤慨してしまうんですね。
しかし、この映画女優の美しい裸体が神秘的でした。
神秘的なほどの巨乳で、綺麗な体でした。
そこだけでも、見る価値あり。なので、紹介しました。
女性の裸体って、本当に映画に欠かせないものですね。
27位 ブレインデッド
概要
公開:1993年
監督:ピーター・ジャクソン
出演:ピーター・ジャクソン、エリザベス・ムーディー
スプラッターゾンビ映画の名作。
ルチオ以上にヤバいです。グチャグチャしてます。
ここまで、エグく、リアリティがある形で表現しないでほしい。
この映画が公開されてから、スプラッター系映画が一時流行しました。
物凄いグロイです。顔は真っ二つに割れるし、脳みそはぐちゃぐちゃ出てくるし。
ここまでエグく出来るのかというほどです。
ダイエット中の人はこのゾンビ映画みたら食欲失せるので、いいかもしれませんが、
食事を取りながらや、食後は見るのを避けたほうがいいでしょう。
この映画、ラストシーンが圧巻です。
扇風機だか何だか知らないけど、ゾンビをミンチにするシーンは、気分爽快なのかなんだかよく分からないけど圧巻です。
見た後に何が伝えたかったのか、ただグロイシーンを表現したかっただけじゃないのかと強く疑問に思いました。
なお、この映画のポスターにも出てくる赤ちゃんゾンビですが、おそらく映画史上一番可愛くない赤ちゃんです。怖すぎなんです。
そして、同じくポスターに出てくるナースの格好したセクシーな女性ですが、この映画の中に一切出てきません。
出てきてたのかもしれないですが、僕は気づきませんでした。あかちゃんの両親はめっちゃ年老いたゾンビ化した夫婦です。全然違うんです。
このセクシーなナースがどこに出てくるのかチェックしてみてください。
僕は、見逃したと思って、2回見たんですが、2回目もやっぱり見つけられませんでした。
26位 新選組オブザデッド
概要
公開:2014年
監督:渡辺一志
出演:日村勇紀
バナナマン日村の初主演映画作品。
僕は歴史が好きで、その中でも新選組の時代は戦国時代と同じくらい好きです。
なので、新選組を扱った作品は今までに映画、ドラマ、漫画いろいろ見てきました。
この映画はこの僕が好きな新選組とゾンビを二つミックスした作品です。
主演の日村がゾンビになるんですが、めちゃくちゃで面白い。
邦画の傑作歴史ゾンビ映画です。
25位 デイ・オブ・ザ・デッド
概要
公開:2008年
監督:スティーブ・マイナー
出演:ミーナ・スヴァーリ
ジョージロメロの不朽の名作をリメイクした作品。
超絶美女のミーナスヴァーリが女軍人役で主演しています。
正直全然リメイクじゃないんです。
デパートで戦ったりしないですからね。
何でリメイクって言ったんだろうと思います。
でも、映画自体は面白いですよ。正統派パニックゾンビ映画です。
コメディ要素は一切ありません。普通に楽しめます。やっぱり美女がゾンビ映画には必要なんです。
24位 ゾンビーバー
概要
公開:2014年
監督:ジョーダン・ルビン
出演:レイチェル・メルビン、レクシー・アトキンズ
人間ではなく、動物がゾンビになった映画。
コメディ映画の傑作『ハングオーバー』を手掛けたスタッフが制作しています。
この映画、かなり下ネタ満載です。
映画の中で、若いアメリカの大学生くらいの女性が三人出てきます。
そのうちの一人がめちゃくちゃ綺麗で可愛いんですが、この一番かわいい子が下ネタマックスなんです。
上半身も脱ぎ、激しいベッドシーンもあります。
そこで、綺麗な体も披露しています。
何で一番きれいな人がこんな体張ってるんだってちょっと疑問に思っちゃいます。
終盤はコメディ要素が抜けて、ゾンビ映画一色のパニック映画になりますが、
最後の最後のエンディングでコメディ映画として幕を閉じます。
アヴィーチの『I could be the one』PVのエンディングに似ていましたね。
何だ、この終わり方って感じで、面白く、エロもあり、楽しめるのでチェック是非。
23位 人造人間13号
概要
公開:2013年
監督:ローウェル・ディーン
出演:キャサリン・イザベル、ブランドン・フェア
この映画人造人間17号って邦題がついて、人間やめますか?みたいな覚せい剤撲滅のフレーズ使って、おちゃらけた感じですが、めちゃくちゃエグイです。
たぶん今回紹介する50作品の中でトップレベルのグロテスク映画だと思います。
ルチオも多分びっくりです。
人を食うシーンとかほんとここまで描写するってくらいエグイです。
内容はパニックゾンビ映画です。
主人公のキャサリンがゾンビを撃とうとして、もう一人の男性主人公を撃ってしまうシーンは斬新でした。
そこで、そんなミスする?っていうシーンなのですが、おそらく現実世界だったらこうなると思います。
そういった点でいうと、リアリティがありましたね。
なお、アメリカの人気ドラマである『ロズウェル』のブランドン・フェアが出演していたのもグッドポイントです。
この映画は終わり方が最高に良かったです。
ラストシーンだけでも見てもらいたいゾンビ映画です。
22位 インド・オブ・ザ・デッド
概要
公開:2013年
監督:クリシュナ・D・K
出演:サイフ・アリー・カーン
インド映画初のゾンビ映画。
僕もインド映画大好きなので色々見てます。
どの作品もいきなり踊り始めたり、シリアステイストでもいきなり踊ったりするんで、物語に入っていけないことがあったりするんです。
この映画は踊ったりはしませんが、やっぱりふざけてます。
金髪オールバックのインド人がゾンビ相手に戦いを挑みます。
インド映画はやっぱりふざけていますね。でも、なんかハッピーになるんです。
インド好きはチェックよろ!
21位 ゾンビストリッパーズ
概要
公開:2008年
監督:ジェイ・リー
出演:ロクシ―・セイント、ジェナ・ジェイソン、ジェニファー・ホランド
アメリカエロゾンビ映画の傑作。
やっぱりエロとゾンビは相性がいいんです。
アメリカのポールダンスはやっぱりすごいよね。
ゾンビもポールダンスもすべてはアメリカが本場です。金髪美女最高!
20位 28日後
概要
公開:ダニー・ボイル
監督:2003年
出演:キリアン・マーファー、ナオミ・ハリ
ゾンビ映画に新しいルールを作った映画。
血液に触れるだけでもゾンビに感染するという新しいルールも作られました。
ルールってなんだよって思うかも知れませんが、ゾンビって人類の共通資産なんです。
ゴジラとかバットマンとかって著作権やら何やらで勝手に描くことが出来ないんですね。
ゾンビはみんなが面白おかしくアイディアを出して、新しいキャラクターを作ることが出来るんです。
だからゾンビ映画は世界中で作られていて、新しいルールが作られて、進化して、愛され続けられているんです。
この映画はゾンビ映画へ新しいルール・定義を作って、再度ゾンビ映画ブームを作った名作です。
19位 フロム・ダスク・ティル・ドゥーン
概要
公開:1996年
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:クエンティ・タランティーノ、ジョージ・クルーニー、サルマ・ハエック
この映画で描かれているゾンビはドラキュラかただの化け物か判断に困るところがありますが、
ロバートロドリゲス大好きでゾンビチックなので紹介します。
ロバート・ロドリゲスとクエンティタランティーノが作る映画は全部面白いです。めちゃくちゃ好きな映画監督です。
この映画物語の中盤まではゾンビとかそういった類の映画ではないんですが、中盤から大きく映画の内容が変わります。
途中で違う映画になったのかな?って思うくらい方向転換を見せる映画です。
この違いを見るだけでも価値あります。
18位 バイオハザード
概要
公開:2002年
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョボビッチ
日本のゲーム会社が作ったバイオハザードを基にした映画。
既にシリーズ6まで作られています。日本人にとって一番有名なゾンビ映画かもしれません。
ゲーム好きなら一度はやったこと、聞いたことがあるくらい有名な作品でもありますね。
ゲームと映画って相性いいんですね。
バイオハザードでは細菌に感染したゾンビを描いています。そして、ゾンビ映画史上おそらく最も強いゾンビを描いています。ゾンビというかモンスターというか判断に困るくらい強いんです。
ミラジョボビッチが毎回シリーズの主役として主演しているところもグッドポイントです。
大体シリーズ化された作品は途中で主人公とか登場人物が変更されるものなんです。この作品ではずっとミラジョボビッチが主人公を演じています。たぶん彼女もこの作品が好きなんでしょうね。
17位 ゾンビ・ガール
概要
公開:2014年
監督:ジョー・ダンテ
出演:アシュリー・グリーン、アントン・イェルチン
お笑いゾンビコメディ。
物語の設定、内容は先に紹介した『死の恋人ニーナ』に似ていますが、こっちのほうが面白いです。
恋人が死んでしまったら、新しい恋に行きたいと思うんです。
いくらゾンビとして蘇ってもゾンビとは恋愛無理ですよね。
この映画、面白おかしくもあり、切ないんです。
ゾンビの恋愛モノの中では、『死の恋人ニーナ』よりも『ライフ・アフター・べス』よりもレベル高い作品です。
16位 ウォーキング ゾンビランド
概要
公開:2015年
監督:スコット・ダウ
出演:ティム・オグリトリー
ゾンビファンなら絶対見るべき映画。
アメリカのコメディってパロディが多いんです。
色々な映画の有名なシーンを真似て、面白おかしく表現するんですが、
この映画はゾンビ映画ファンなら一度は見たことがあるゾンビ映画の名シーン盛りだくさんです。
『ショーンオブザデッド』や『ウォーキングデッド』、そして『ゾンビランド』などなど。
これ以外にも多くのゾンビ映画のパロディを取り入れています。
このシーンはあのシーンだ!って思うこと間違いなしの面白ゾンビ映画です。
個人的には、『ウォームボディ』の真似した主人公が最高に面白いです。語り口が最高にフザケテマス。
見たことなければ、ゾンビ映画一通り見てから、チェックしてみてください。
このシーン見たことある!ってうなづくことでしょう。
15位 Maggie
概要
公開:2015年
監督:ヘンリー・ホブソン
出演:アーノルド・シュワルツネッガー
本格サスペンスゾンビ映画。
2012年の『ショーンオブザデッド』の公開から、ゾンビ映画は、コメディの要素が強くなってきていたんです。
ほんとお笑いゾンビ映画ブームになって、本来のゾンビは怖いものというイメージじゃなくなったんですね。
そんなゾンビ映画シーンに一石を投じるべく公開されたのが、この『マギー』です。
主人公にシュワルツネッガー、ゾンビになってしまう娘役にゾンビランド生意気な少女役をやっていた女性が出演しています。
コメディ要素は一切なく、親子愛を描いたゾンビ映画です。
もし自分の子供がゾンビになったら、その時、いったい何が出来るのか。訴えかけてくる映画です。
あなただったらどうするでしょか。ゾンビになった自分の子供を撃てるのでしょうか。殺せるのでしょうか。
深く考えさせられるゾンビ映画です。
14位 ゾンビ Dawn of the dead
概要
公開:1979年
監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:デビッド・エンゲ
ドーン・オブ・ザ・デッド。
ゾンビ映画の第一人者ジョージAロメロのゾンビ映画。
ロメロのゾンビ映画3部作と言われる作品群の2作品目に当たります。
この映画ゾンビ映画としては異例の長さの2時間半も上映時間があります。
大体ゾンビ映画って1時間半くらいなんですが、この映画はタイタニック並みに長いです。
恐怖ってそんなに長続きしないので1時間半くらいが丁度いいんです。
でも、この映画は2時間半あっというまです。ここらへんは、さすがロメロと言えるでしょう。
映画の舞台はデパートでのゾンビとの格闘を描いています。
ロメロのゾンビ映画は人種差別や人間のエゴなどメッセージ性も強く、見ていて何か感じる事も出てくるかもしれません。
この作品では、現代社会が持つ消費社会に対するメッセージが強く描かれています。
かなり深いんです。グッと来るものがあるんです。
ゾンビ映画だからといって、バカにすることなかれ。
この作品ではコメディ要素で描かれているシーンも多いです。暴走族がゾンビをおちょくるシーンなどシリアスとは違った部分を描いてもいます。
2004年にもこの映画のリメイク版であるハリウッド映画『ドーン・オブ・ザ・デッド』が作られ、その当時のゾンビ映画の歴史を塗り替えた興行収入を達成しています。
13位 恐怖城 White Zombie
概要
公開:1932年
監督:ヴィクター・ハルペリン
出演:ベラ・ルゴシ、マッジ・べラミー
世界で一番古くに作られたゾンビ映画。
この時のゾンビはただの奴隷です。
先に紹介した『私はゾンビと歩いた』と同じような奴隷としてのゾンビが描かれています。
ロメロが今のゾンビ映画の基本を作ったのですが、ロメロがゾンビ映画を撮る前は全然違う形で表現されていたんですね。
この映画1932年の映画で第二次世界大戦前の映画ですが、面白いです。
結婚した女性をゾンビにして自分のモノにするという人間の汚い部分を描いています。
白黒映画って味がありますよね。
主演のゾンビ使いのベラ・ルゴシの演技は圧巻です。目力が凄い。
12位 ゾンビ革命 Juan of dead
概要
公開:2012年
監督:アレハンドロ・ブルゲス
出演:エルザ・キャンプ
キューバのゾンビ映画。
僕は数多くの映画を見てきていますが、キューバ映画を見たのはこれが初めてです。
この映画キューバの美しい街並み、歴史ある街並みを見ることが出来ます。
おそらくキューバ政府が全面バックアップしているじゃないでしょうか。
キューバの海岸線一帯を使ったロケや街中でのシーンを見る限り、全面協力しているように、国の威信を懸けて撮影協力しているように見えます。
この映画の中で描かれている主人公はキューバのダメ男です。どの国にもこういう人っているんですね。
40歳にもなって定職にもつかず、ダラダラした生活や時に人妻と不倫をしているのが主人公です。
彼らがお金儲けのためにゾンビ退治に買って出るわけなんですが、珍道中感が半端ないんです。
準主役としてゾンビ退治に精を出す、キューバのレディボーイも面白かった。
どの国もこういうダメな男とかオカマとかいるんですね。
この映画キューバの風景をふんだんに取り入れているので、旅好きは、違った視点で、風景とか海とか見ちゃうんですね。
この映画でキューバのカッコいい街並みとか海岸見ていて、キューバ行ってみたくなりました。
キューバ好き、カリブ海好きならチェック是非。
11位 ウォーキング・デッド
概要
公開:2010年から
監督:ー
出演:アンドリュー・リンカーン
映画ではないですが、海外ドラマの最高傑作とも言われるゾンビシリーズを紹介します。
説明は不要かもしれませんが、いまおそらく一番人気のあるアメリカドラマです。
2010年からシリーズ化されていて、すでにシーズン6まで来ています。
シーズン6まで来ていて、なおも盛り上がっているドラマは今までにありません。
『ヒーローズ』にしろ、『24』にしろ、『プリズンブレイク』にしろ、大体シーズン3くらいで盛り上がりが欠けていくものなんです。長くシリーズ化するにつれて、人気に陰りが出始めるんです。
この『ウォーキングデッド』は、今もなお一番の人気を持つアメリカドラマです。
見たことなければシーズン1から見てください。絶対にハマると思います。
10位 28週後…
概要
公開:2008年
監督:ファン・カルロス・フレスナディージョ
出演:ロバート・カーライル、ジェレミー・レナー
28日後の続編映画。
この映画では前作のヒットのおかげなのか、役者が豪華です。
この映画でも新しいゾンビ像を作っています。
全力疾走するゾンビなんです。ゾンビが鬼ダッシュして、人間が鬼ダッシュして逃げるんです。
また、主人公のロバート・カイルがゾンビになってしまうのも衝撃でした。主人公がゾンビになってしまうんです。これも斬新でした。
準主役のジェレミー・レナーも変な死に方をします。これもびっくりでした。
ヘリコプターのプロペラでゾンビを一掃するシーンも斬新でしたね。
とにかく驚きの連続のゾンビ映画です。
エンディングは続編を示唆する終わり方でした。
次の舞台は、おそらくパリになるんでしょう。
タイトルは28か月後だと思います。新作を期待したいですね。
9位ワールド・ウォーZ
概要
公開:2013年
監督:マーク・フォースター
出演:ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス
始まり30分はゾンビ映画、パニック映画としては歴代ナンバーワンです。
ハリウッドが本気を出して作ったゾンビ映画だと強く感じます。
主演もブラッドピットなので、配役にも相当な予算を掛けています。
ゾンビ映画って低予算が基本です。
一番金掛からないパニック映画だと思うんです。
人間にメイクしたらそれでゾンビの完成ですから、非常にコスト的に魅力のある怪物なんです。
この映画冒頭は、他のゾンビ映画にはない、圧倒的なアクションを見ることが出来ます。
金かけているだけありますね。ここだけ見るだけでも価値はあります。大音量で大画面で見ましょう。
ただし、中盤から基地へ戻ってからの中だるみ感が残念でした。
始まりから30分は歴代一位にしてもいいくらいです。
終始シリアステイストですが、終盤でブラッドピットとゾンビのやり取りが少しコメディテイストでした。
僕はこの映画タイの映画館に見に行ったのですが、タイ人観客みんな笑ってましたね。
なお、続編も予定されているようです。またブラピが出るか分かりませんが、期待しましょう。
次は始まりから、終わりまでノンストップになることを期待したいです。
個人的には、リーアムニーソンに主演して貰いたい。
8位 Birth of living dead
概要
公開:2013年
監督:ロブ・コーン
出演:ジョージ・A・ロメロ
ロメロのゾンビ三部作は非常に有名ですが、このドキュメンタリー作品はそれほど有名ではありません。
しかし、ゾンビ映画好きなら必ず見なければなりません。
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』が誕生した軌跡を知る事が出来ます。
ロメロにインタビューしてこの映画を作った時代背景や意味を説明してくれます。
ロメロのゾンビ映画に対する熱い思いを知る事が出来ます。終始、少年みたいに笑っていて、本当イノセントな少年みたいな感じなんです。純粋に映画が好きなんでしょうね。
映画のラストシーンでは、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』でゾンビ役を演じたビル・ヒンツマンが映画最後に登場します。
ゾンビのメイクして、ゾンビファンが集まる会場にゾンビとして登場する姿を見たとき、泣いちゃいましたね。めちゃくちゃうれしかった。ゾンビ映画ファンは涙なくして見れません。
なお、この映画はビルヒンツマンの遺作でもあります。
2012年に亡くなっているんです。今のゾンビの基本を作った偉大な俳優です。
7位 Zombie fight Club
概要
公開:2014年
監督:ジョー・チェン
出演:Jessica Cambensy
台湾が作った最高のエロゾンビ映画。
ゾンビの格好したナースとか、教師の格好した女ゾンビとか、ゾンビストリッパーとかゾンビを語るうえでエロは欠かせないものです。
エロゾンビ映画も結構見てきていますが、歴代ナンバーワンのエロゾンビ映画です。
エロゾンビ映画って出てくるお色気キャラは基本あんまりかわいくないんです。
でも、この映画は台湾の超絶美人ばかり出てきます。
ほんと台湾って女子のレベル高い!しかも超際どいエロいシーン盛りだくさんです。
主演のJessica Cambensyもかなりエロいシーン出してくれてます。
物語の終盤は1年後という設定になり、狂った世界を描いています。
ちょっとエンディングは悲しいですが、とにかくエロいです。
エロだけでなく、迫力もある台湾の最高傑作エロゾンビ映画です。台湾好きはチェックぜひ。
6位 ゾンビランド
概要
公開:2009年
監督:ルーベン・フライシャー
出演:ウディ・ハレルソン、ジェシー・アイゼンバーグ
アメリカでゾンビ映画史上最高の興行収入を上げたゾンビ映画。
この映画ゾンビ映画ですが、グロイシーンはなく、ファミリーでも楽しめます。
イギリスのゾンビ映画『ショーンオブザデッド』がコメディ路線のゾンビ映画で大ヒットしたので、ハリウッドもコメディ路線を出してきたんでしょう。
中盤にジョンマーフィーが本人役で出演しています。
マーフィーが殺されるシーンはゾンビ映画史上一番笑えるシーンです。
マーフィーが撃たれるシーンは腹筋崩壊でした。
ここだけでも見る価値あります。本当面白いシーンですよ。
5位 プラネットテラー
概要
公開:2007年
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:クエンティン・タランティーノ、ブルース・ウィリス
ロバートロドリゲスのゾンビ映画。
義足にマシンガンを取り付けて戦うという発想が斬新です。
また、ロバートロドリゲスは映像がほんとカッコいい。この映画ではそれに拍車をかけています。
この映画もグラインドハウスっぽくとっていてB級映画っぽいんですが、かっこいいんです。
『シンシティ』好きなら一度見てみてください。
ブルースウィルスも出演しています。
ブルースウィルスっていつもダイ・ハードしてますよね。ブルースウィルス好きだわ。
この映画でも、『ダイ・ハード』の時と何も変わらない、いつもの彼を見ることが出来ます。
4位 ショーン・オブ・ザ・デッド
概要
公開:2004年
監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペグ、ニック・フロスト
イギリスが放ったゾンビ映画の最高傑作。
この映画の登場からコメディ路線のゾンビ映画がめちゃくちゃ多くなります。
僕もこの映画を見て、ゾンビ映画が面白いと思いました。
ゾンビのフリして、ゾンビの群集の中に入っていく主人公たちの行動は斬新でした。
たしかに、ゾンビのフリしていればわからなそうですね。
怖いだけじゃないんです。グロイだけじゃないんです。
ゾンビ映画はコメディ映画にもなるんです。イギリスのコメディレベル高いと思いましたね。
3位 東京ゾンビ
概要
公開:2005年
監督:佐藤佐吉
出演:浅野忠信、哀川翔
日本映画の最高ゾンビ映画。
めちゃくちゃ笑えます。
浅野忠信のセリフ基本、全部棒読みです。わざとやってます。完全フザケテマス。
哀川翔が波平スタイルで登場しています。哀川翔って英語で書いたらミスティックリバー・フライですよ。名前も可もめっちゃカッコいいのに、ハゲ役で登場してます。外見が最高に面白いです。
この映画、ほんと面白い。
浅野忠信と哀川翔が強くなるために、柔術(サンボ)をやっているんです。
この師匠と弟子のような関係の二人の会話が最高に面白いです。
僕もサーフィンずっとやっていて、師匠がいたんですが、こんな感じだったんです。
サーフィン中も車で移動中もずっと下らない会話ばかりしてました。
こういうのが一番面白かったり、思い出に残っていたりするんですよね。
あと、へんな中年のおじさんをカツアゲするシーンもめちゃくちゃ面白かった。笑っちゃいましたね。
このゾンビ映画は海外のゾンビ映画好きでも、おすすめとして紹介されていたりします。
やっぱり、日本のお笑いのレベルは高いです。空気とか、間とか、海外とはレベルが違います。
哀川翔がゾンビに噛まれたけど、感染していなかった理由がエンディングで描かれていますが、
なるほどと思いました。そっかぁって感じでした。これも斬新な今までのゾンビ映画になかった発想でした。
今まで表現されていなかったけど、あり得そうなネタです。
エンディングは東京ゾンビ2もあり得そうな終わり方でした。
次の舞台はロシアですかね。ウラジオストクあたりっぽいです。
また、この二人が出る形での東京ゾンビ2を超期待しています!
2位 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
概要
公開:1968年
監督:ジョージAロメロ
出演:デゥアン・ジョーンズ
Night of the living dead
ロメロ映画3部作の1作目。
ロメロが撮ったゾンビ映画の一作品でもあり、僕の中でこのナイトオブリビングデッドが最高のロメロ映画です。
ロメロもこの映画を撮った当時お金が無かったので、白黒で且ついろいろな工夫がされています。
今、僕たちが考えるゾンビはすべてこの映画から始まったんです。
人間を食うゾンビやノロノロと歩くゾンビ、火を怖がるゾンビなど今の僕たちが見ているゾンビの基本を作った作品です。
この映画でも、ロメロゾンビ映画特有のメッセージがあります。
この映画では、黒人と白人の人種間の差別問題などを強くフォーカスしています。
ラストシーンはゾンビ映画というより、ヒューマニズムに訴えかけるメッセージ性の強いエンディングでした。
ゾンビ映画を語る上で絶対に欠かせない作品です。
ゾンビ映画が好きじゃなくても、この作品は一度見てみる事をお勧めしたい。
1位 ウォーム ボディーズ
概要
公開:2013年
監督:ジョナサン・レヴィン
出演:ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ
この映画の主人公超絶イケメンです。
この人見たことある人も多いと思います。
『マッドマックス 怒りのデスロード』でWhat’s a lovely dayって叫んでいたあの人です。
あの役では気持ち悪い役でしたが、この映画ではめちゃくちゃ美しい。
普通に超イケメンです。しかし、ゾンビなのです。
相手役はオーストラリアの若手女優テリーサパーマーです。
この女優も最高に可愛いです。
この映画美男美女が出ている恋愛ゾンビ映画です。
ゾンビになってしまったけれど、人間の心を忘れていないニコラス・ホルト演じるゾンビが、人間の女性に恋をするところから物語は始まります。
こういった設定は結構今までにも作られています。しかし、ここまで繊細に描いたゾンビ映画はありません。
主人公が人間を食おうとしようとするところなど、ゾンビ映画にありがちなグロイシーンもしっかり描いているので、ただの恋愛映画でもありません。正真正銘ゾンビ映画です。
でも、このゾンビ映画はただの恋愛映画ではありませんし、ただのゾンビ映画でもありません。
この映画では、他のゾンビ映画と同じように人間とゾンビの戦いを描いていますが、
他のゾンビ映画と違って三つのタイプに分かれて争いを行うのです。
ゾンビに敵対心を持つ人間、人間に敵対心を持つガイコツのようなゾンビ、人間を助けようとするゾンビ。
三つのタイプに分かれて争いをするんです。
この映画恋愛映画、コメディゾンビ映画のようにジャンル分けされていますが、ヒューマニズムに訴えかけた映画だと僕は思うんです。
少し話を脱線させてもらいます。
人類は戦争を繰り返してきています。
いまシリアを中心に欧米諸国、ロシア、シリア、テロリストなどの三つ巴の争いが繰り広げられています。
冷戦2.0などともいわれ、1980年台に終了した冷戦が再度発生してきているとも揶揄され、報道されてしまっています。
これだけではありません。
世界の各地では今もなお戦争が繰り広げられてきています。
世界だけではありません。
僕たちの日常にだって、争い事は絶えません。
相手を罵倒したり、傷つけたり、差別したり、喧嘩してしまっています。
大きな視点で見ても、小さな視点で見ても僕たち人間は争いごとを日常的に繰り広げているのです。
この映画でも、現代の人間の問題点をゾンビとの戦いという形で強く表現しています。
全ての原因はお互いの違いを認めないことなんです。
人間は千差万別です。多種多様です。
色々な人たちが同じ場所で生活しなければならないのです。違うからこそ面白いものでもあるのです。
しかし、お互いを認めないがために争い事、戦争が勃発してしまっているのです。
お互いを認め合えば、助け合っていけば、戦争なんて起きないんです。
お互いを認めず、限られた資源を奪い合うから、戦争が起きるんです。
お互いを認めれば、限られた資源を分け合えば、余るはずなんです。そうすれば、戦争なんて起きないはずなんです。
この映画ではこういったことを教えてくれます。
ゾンビ、人間、人間の意志を持ったゾンビ、お互いが憎しみ合っても何も生まれない。
誰かが滅びるまで争いが続いてしまうことを揶揄しているんです。
この映画では三つ巴で争っていたもの同士が、最終的に、分かち合います。
僕はこの映画見た後に泣いてしまいました。本当に泣けます。
なぜなら、結末がすごい良い終わり方だからです。
ジョージ・ロメロやルチオやロドリゲスなど数多くの名作ゾンビ映画が作られてきていますが、
全てのゾンビ映画に共通しているのは後味が悪いという事です。
この映画と同じようにメッセージ性や現代社会に対する警鐘を鳴らす意味合いのある映画は他にもあります。
この映画泣けるゾンビ映画でもあり、恋愛映画でもあり、現代の憎しみ合う私たち人間に対して強いメッセージを投げかけた映画でもあります。
この映画のように爽やかに、映画を見終わった後に清々しい気持ちになるゾンビ映画は他にありません。
ゾンビ映画という枠組みでだけでなく、この映画だけは死ぬまでに一回は見た方がいいと強くおすすめしたいです。
最後に
ゾンビ映画は実はメッセージが強くて、現代の人間に対して強く訴えかける作品が多いんですね。
気持ち悪い、下らないと毛嫌いせず、一度はゾンビ映画見てみてはいかがでしょうか?