NokAirの格安チケットは確かに安い、でもサービスはかなりヒドい

タイのススメ

先日ちょっとひどいことがあった。
タイ国内の旅行に行ったのだが、ちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまった。
このトラブルは格安航空チケットなどを販売するLCCのノックエアにまつわるトラブルだ。

nok-air

結論から言うとLCCのノックエアを利用しようとしたのだが、結局飛ばなかった。
予定していた旅行がだいぶめちゃくちゃにされてしまった。
予定していた事が思うように進まなかった。

格安航空チケットだし、飛ばない事はある程度想定しなければならないかもしれない。
しかし、今回のノックエアー側の対応が酷かった。

NokAirCheckin

今回このノックエアーでトラブルについて記載していく

タイの格安航空会社(LCC)

まずはじめにタイのLCC事情について簡単に説明したい。
タイでもちょっとした旅行でも飛行機を使って簡単にプチ旅行が出来る。
旅行しやすい環境が整っているのだ。
多くの安い航空会社があり、タイ国内のみならず、近辺の国にも手軽に旅行できる

TRAVEL

日本でも週末海外、週末を利用した旅行をしていたが、タイは日本以上に旅行しやすいのだ。

タイ国内の路線はスワンナプーム空港ではなく、旧国際空港であったドンムアン空港で発着を行っている。
タイ国内で飛行機を使った旅行をしたいのならば、ドンムアンに行かなければならない。
そして、ドンムアンにはタイ国内のLCCが集結しているのだ。

タイでは多くのLCC、格安航空券を販売する航空会社があり、一番有名な会社でAirAsiaがある。

日本にも就航しており、タイだけでなく、世界的にもLCCを有名にした一大航空会社だ。
そして今回トラブルに巻き込まれたノックエアーもAirAsiaほどではないが、その次にタイで有名ともいえる位大きな格安航空会社だ。

NokAirFlight

今回のノックエアのトラブル

このノックエアについて巻き込まれたトラブルについて記載していきたい。

先日とくにする事は無かったが、なんとなく休みたかったので休暇を取得した。

衝動的にチェンライ行きのチケットを購入

この休暇は特に何も予定を決めていない状態だった
ノンビリしようと思っていたが、ネットでタイ国内の旅行先を調べているとチェンライのほうに行きたくなってしまった。
何も予定を決めていなかったが、衝動的にノックエアーのウェブサイトに行き、翌日数時間後のチェンライ行きのチケットを購入した。
LCCでは数時間後のフライトの航空チケットをWebで買ったり、チケットがなくてもそのまま空港に行ってチケットを買う事が可能だ。

衝動的に旅行に行きたくなったらいつでも行けるような環境とも言えるかもしれない。

そんな衝動的な旅行に行きたい感情に駆られてしまい、チケットを購入した。
そして、直ぐにノックエアーからメールでpdfの航空チケットが送られてきた。
これで航空券の予約は完了である。

CHENRAI

そして、ホテルや空港まで迎えに来てもらうようにチェンライでのガイドを予約した。

数日分の服などをバックに詰め込んで、ウキウキした気分でドンムアン空港にタクシーで向かった。

タクシーの中では旅行前の浮かれた状態、ウキウキした状態でチェンライの情報などを調べていた。
楽しみで仕方ない。早くいきたい!こんな感じだった。

衝動的に決めた旅行だったが、非常に楽しみだった。
タクシーはもうすでにドンムアン空港があるバンコクの北地域に入り、目と鼻の先だった。
しかし、そんなウキウキした気分を一気にぶち壊すことが起こった。

一本の電話が私の携帯に入ったのだ。

CALL

一本の電話から驚愕の事実が判明

電話を出てみるとチェンライで迎えに来てもらう予定のドライバーからだった。
ドライバーの話を聞いていると、フライトがキャンセルになったとのことだった。

えっ!?冗談言ってるのかな、このタイ人嘘つきだねぇ~と思った。
話を聞いてみると冗談ではなさそうだったのでメールを調べてみる事にした。
フライトがキャンセルになれば航空会社から電話はなくても、航空チケットを買った時のメールアドレスに何かしらの一報の連絡を入れるはずだと思っていた。

しかし、メールを見ると何もそれらしきキャンセルのメールは受信していなかった。
そして、つぎにNokAirのウェブサイトでフライト情報を見てみることにした。
こちらも予約したときと同じで特にキャンセルなどの情報は載っていなかった。

この二つの事からドライバーの勘違いでどこかほかの便と勘違いしているんだろうと思った。
空港に着いてから確認する形で問題ないかなとも思ったが、念のため、タクシーの中からノックエアに電話してみることにした。
すると、その担当者はチェンライのドライバーと同じことを言い始めた。
フライトはキャンセルになったとのことだった。

しかも、理由は客があまりいない為とのことだった。

CANCEL

その話を聞いた瞬間に唖然としてしまった。

ドライバーの言っていた事は正しかったのだ。
ノックエアーはチェンライへは1日に数本飛んでいるので夕方の便はどうなっているのか聞いたところ、
全てフライトがキャンセルになったとのことだった。

信じられなかった。

仮にもシステムトラブルがあったり、チェンライの天候が良くなくてフライトが飛べないというなら理解できる。
ただ客がいないだけでキャンセルされてしまうのかと驚きを隠せなかった。

そして、ウキウキしていた気分は一転、奈落の底にぶち落された気分だった。

flightCANCEL

何も連絡をしないノックエアに驚かされた。
チェンライのドライバーはノックエアの社員でも何でもない。
ただ、彼の良心から連絡をくれたのだ。

LCCは安かろう、悪かろうのサービス

LCCは予定通りの時間に飛ばない、フライトがキャンセルされる、サービスが良くないなどデメリットが多いが、
それに勝る以上の価格の安さがある。
私自身今までに何度もLCCを利用してきた。
遅延はほぼ毎回発生している。そしてフライトキャンセルも経験がある。

今回のノックエアだけでなく、オーストラリア シドニーでジェットスターでもフライトキャンセルをされたのだ。

jetstar7

しかし、ジェットスターは直ぐに私の携帯に連絡を入れてくれて、代わりの便を探してくれた。
その当日同じ目的地に行く便が無かった為、シドニー空港近くの徒歩で行けるホテルまで押さえてくれた。

飛ばなかったことは残念だったが、その後の対応は完璧に近かった為何も文句はなかった。
ジェットスターが飛ばなかった理由も客が少ないからという理由ではなかった。

今までLCCを多く利用してきたが、このようなノックエアの対応は生まれて初めてだった。
正直最初は理解できなかった。

ノックエアの対応は酷かったが、怒っても仕方ない。

そして、航空チケット料金の払い戻しはどうなるか確認した所、めんどくさそうに支払った際に使ったカード情報を教えろと言われた。
そんなものはサイトに登録した際に分かっているはずだ。

おそらく聞かなかったら教えてもくれなかっただろう。
そして、返金は1か月後になるとのことだった。
大した金額ではないが、戻ってくるのかとても疑わしい。
金だけとって飛行機も飛ばなければただの詐欺と言われても仕方ない。

私は内心物凄くむかついて、言いたい事が山ほどあった。
チェックインカウンターもしくはカスタマーサポートに電話して文句を言おうと思ったりもした。

ANGRY

しかし、私は必要な情報だけ手に入れて返金の話をして通話を終わりにした。

怒ったって埒が明かない。
こんなものはタイではタマダー、マイペンライなのだ。

一番重要な事はどうやってチェンライに行くかだ。ノックエアと戦う事ではない。

今やれる事だけをやるしかないのだ。

私は怒る気持ちを押さえて次の行動に移すことにした。

PATIENCE

私は他の航空会社のチケットを直ぐに確認した。
確認した所AirAsiaは問題なく飛ぶとのことだった。

そして、数時間ドンムアン空港で待ちぼうけを食らったが無事エアアジアでチェンライにいく事が出来た。

このエアアジアのフライトはほぼ満席だった。

おそらく私と同じようにノックエアのフライトキャンセルを食らった人たちが乗っていたんだと思う。

SLEEP

客に何の連絡も無く、そのまま放置プレイをしたノックエアの対応には驚かされた。
いくらLCCでサービスが悪いと言ってもちょっと度が過ぎたサービスの悪さだと感じた。

最後に

今までにノックエアは何度も利用してきた。
今回のノックエアの対応はこれから利用するのを控えたくなるような対応だった。
でも、やっぱりノックエアは安い。

数倍の値段を払ってタイ航空などを利用する気にはならない。

そして、何よりLCCのCAはめちゃくちゃ可愛い。タイ航空は絶対に勝てない。

今後コスト面やスッチーが可愛いというLCCでのメリットだけでなく、顧客第一にしたサービスを入れて貰うともっと良い航空会社になるなと感じている。
これからのノックエアの改善に期待したい。

NOK-AIRgirl