先人の教え 他の国で暮らしてからタイに来ると、タイの良さがもっと分かる。

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カンボジア旅行

数年前に私はカンボジアを旅した。
カンボジアの道

まだタイで暮らす前、日本で働いていて海外旅行に行っていた時だった。

私はタイから陸路でカンボジアとの国境を越え、
アンコールワットがあるシェムリアップという街に入った。

日本人が多く滞在するという日本人ゲストハウスに宿を取り、
アンコールワット、シェムリアップの街を見て周った。

タケオゲストハウス

日本人宿では日本人が多く滞在しているが、
ツアーで来ている人達ではなく、一人で旅行をしている人達ばかりだった。

みな昼間の時間は自分が行きたい場所に一人で訪れて、
夜になると宿にある共有のレストルームで昼間訪れた観光地やどこが良かったなど
ビール片手に皆で情報交換をしていた。

Sidewalk

そのゲストハウスには色々な日本人がいた。
恋人とカンボジア旅行に来ている人。
日本でひきこもりをやっていた人。
明らかに麻薬をやっているんではないかと思われる目の焦点があっていない人。
世界一周をしている人。

本当海外に出ると、日本人もいろいろなタイプがいるなと思った。
日本にもいるのかもしれないが、あまり出会わないタイプの日本人と海外では出会う事が出来るなと感じた。。

僕はその当時20代前半で大学を出たばかりだった。
その宿にいる日本人も多くが僕と同じく20代前半から30代前半までの
比較的若い日本人が滞在していた。

理由はゲストハウスは安いからだ。
皆若者は安いゲストハウスを好んで、少しでも旅費を浮かせようとしていたのだと思う。

日本で働いて休みを取って旅行している人達が大半だったと思う。

ある初老の日本人

私は数日その日本人ゲストハウスに滞在したが、
ある夜にそのゲストハウスに一人の初老の日本人男性が泊まりに来た。

60近い短髪白髪の元気そうなおじさんだった。

なぜこんな若者ばかりの安いゲストハウスに滞在したのかは今でも分からないが、
その人は非常に気さくな方ですぐに仲良くなった。

ある夜、その初老の日本人男性とゲストハウスのレストルームでいつものように見知らぬ日本人5,6人でビール片手に話し合ことになった。

タイで駐在をしていた

その方の話を聞くと、今その初老の日本人は日本企業から派遣されたタイの駐在員だった。
バンコクに暮らしている日本人だったのだ。

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電力関係の仕事をしている人でカンボジアの電柱はどうだとか、電線はどうだとかという事も話していた。

もうタイにも数年生活している人で、バンコクからカンボジアに旅行しに来ていたのだった。
家族はバンコクに残して、気ままな一人旅を楽しんでいた。
ゲストハウスには日本人の若者が多くいるという理由で泊まりに来たとのことだった。

かなりもの好きな日本人だなと思った。

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普通こんなゲストハウスには泊まらないだろう。
もっと快適なホテルがカンボジアにも腐るほどある。
しかし、その方は日本人の若者がいるという事だけでそのゲストハウスに泊まりに来ていた。

正直、もうこの人とはその場限りで名前も憶えていない。

まだこの人がタイ バンコクにいるのか分からないが、
顔もあまり覚えていないので、またどこかで出会っても話しかける事は出来ないだろう。

写真も取っておらず、連絡先も交換しなかった。

旅は一期一会という言葉があるが、一生に一度だけの出会いだったのかもしれない。

しかし、顔も名前も忘れてしまったが、
その時に初老の日本人から言われた言葉で未だ覚えている言葉がある。

初老の日本人に言われた今も忘れない言葉

既にその初老の日本人が滞在してから数日たった後、
いつものようにレストルームに集まり、その日の出来事などを話し合っていた。

その初老の日本人がタイでの生活やその他の国での生活の話を始めた。

ゲストハウス

みなゲストハウスに泊まっていた日本人は海外旅行が好きで、海外の多くの国で生活をしていたその初老の日本人の話を聞き入るように話を聞いていた。

正直みんな憧れていたと思う。

私も色々な質問をした。
どこの国が良かったですか?などのたわいもない話や、各国の生活、仕事、政治、環境の難しい話まで色々な話を聞いた。

そして、最終的に今その初老の日本人男性が暮らしているタイの話になった。

当然のようにタイはどうですかという話になった。

そしてその初老の日本人は開口一番にこう言った。

『タイにまず来ては駄目だ。他の国で暮らしてからタイに来ると、タイの良さがもっと分かる』

この言葉は未だに忘れていない。

その方は仕事で海外駐在を繰り返していた。

世界各国に駐在して、色々な国で仕事、暮らしをしてきた。

欧米、南米、中東で駐在をしてきて、その当時中東での駐在を終えてタイに赴任してきていた。

駐在だけでなく、長期出張等でアフリカ等、全ての大陸で仕事をしてきた海外畑を歩いてきた電力関係の技術者だった。

その方が世界数か国で暮らしをしてきた中でタイが一番良い国だと言っていた。
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そして、その方はこうも言っていた。

『タイを良い国だと感じる為には、他の国をもっと知らないといけない。』

世界は広い。

世界には200近い国と地域がある。
世界は私が考える以上に広く、まだまだ未知の世界が広がっている。

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世界では日本人が当たり前と思っている日常も当たり前ではない。
食事、言葉、文化、何もかも異なる国が数多く存在している。

数多くの国、言葉、文化以上に色々な人間がこの地球では暮らしている。
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タイで日本人が暮らすという事

その当時はタイに住んでおらず、住む事になるとも思っていなかったので
タイは良い国なんだなぁという位にしか思っていなかった。

しかし、今私はタイで暮らしている。
この初老の日本人の言葉を今振り返って考えてみる事が度々ある。

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正直タイでも仕事や私生活でも上手くいかない事がある。

日本だったら簡単に事が進む事でもタイでは上手いように進まないのだ。
日本がいいな、日本だったらこんなことにならない。と思ってしまう事もあった。

私自身は日本とタイでしか、生活した事が無いのでいつも日本と比較してしまっていた。
日本とタイを比較しているだけでは駄目なのかもしれない。

この先人の教えを守らず、タイに来てしまった。
私は旅行では数多くの国を訪れたが、生活はした事がない。
タイと日本しか知らないのが現状だ。

また、この方の言葉を逆の意味で捉えるとタイで暮らせないと他の国ではもっと生活するのは厳しいのかもしれない。
まだまだ、私は視野が狭すぎると感じる。

私自身もっとこの広い世界、色々な国に行ってみたいと思う。

その時にこの初老の日本人が言った言葉と同じ事を思うのかどうか、
改めてタイが本当に良い国か自分で判断してみたい。

その方が言った言葉を先人の教えてとしてこれからも何でもやってやろう、見てやろうという精神で頑張って行こうと思う。

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